転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



……という次第のTwitterの読み専アカウントのほうで見かけたのだが、
『映画館で離れた席しか取れなかったカップルから、
席をひとつずれてくれないかと頼まれたら、OKするかどうか』
というのが、ここ数日、Twitterで話題になっていた。
話の発端となったtweetが見つけられなかったのだが、
「こちらはひとりで来ていて、前売りで買った指定席に座っているのだが、
一席分だけ動いてあげれば、席がふたつ並んで空くことになり、
今来たカップルが離れずに座れる」、という状況であるようだ。

私の場合、路線バスや路面電車なら、そういう状況に気付いた時点で
「ここどうですか」
とこちらから申し出てかわってあげることは実際あるし、
映画にもさほど執着が無いので、頼まれれば、あまりこだわらずに応じるが、
音楽会や舞台になると、一考を要する。
私が前売りでその席を買っている場合、他の席では駄目で、
そこがいい理由があるので。

「自分が席を替わってくれと頼むときは、かならず相手が、
動いた結果として、中央寄りになるように配慮している」
という書き込みもあったが、私に関して言えば、
必ずしもセンターに近いほど良い場所だとは限らないし、
また、一列でも「前」に出られれば良いということもないので、
申し訳ないがそういうのは「配慮」になっていない。
上手(かみて)寄りの場所で聴きたい、
下手(しもて)後方から味わい尽くしたい場面がある、
等々、曲目・演目や出演者によって私なりの思いがあり、
買うときは吟味しているので、一席・一列ずれても嬉しくないのですよ(^_^;。

とはいえ、現実問題として、カップルの間に挟まれるのは鬱陶しいし、
「断ってしまった…」と私が内心でグズグズなるのも嫌だから、
笑顔でなく、まあ、ほどほど無表情に、譲るだろうかなあとは思う。
こういうのは、断れば終わるものではない。断ることにも心労が伴うのだ。
選んだ席を放棄させられる無念さ、
断った気まずさに耐えながら観る・聴く不快さ、
……どっちを取るかだな。
気持ち良く譲って、相手からも感謝されれば、みんながハッピー、
みたいな書き込みもあったが、
それじゃ私が聴きたかった・観たかったものが損なわれるんだってば。
その点について鈍感な人には、一生通じない話だな(^_^;。

ところで、すすんで譲るほうの例として、
はじめに「路線バスや路面電車なら」と書いたのには理由があって、
指定席があり、まとまった時間、着席している乗り物になると、
席を移動するのは、私は正直に言って嫌だ。
これもTwitterに出ていたのだが、新幹線で
「子供に景色を見せてあげたいので、窓側の席をかわってくれませんか」
と子連れの母親に頼まれて断った、という話があった。
同意する人もいれば、子連れには親切にするべきだという意見もあったが、
私は、やはり自分として考えがあって前もって取った指定席なので、
その場の都合で譲れと頼まれると、「厚かましいのでは…」と不快に思う。
現場で頼めば好きな席に移れるのなら、一体なんのための指定席か。

私は可能な限り、新幹線ではABC席のAを取るのだが、
それは、自分の場所が乗客の出入りの邪魔にならないことや、
通路を通る人に煩わされないこと、
ゆえに、自分が降りる駅が来るまで気兼ねなく爆睡できること、
が理由だ。
移動中は、私にとって確保することが必要な、貴重な休息時間なのだ。
また、B席は最後まで売れないのが常なので、閑散期なら、
目的地に着くまで自分の隣が空席、という可能性も期待できる。

こちらはそうやって、自分のスケジュールや体調を考えて、
計画的に指定席を買っているのだから、
「そっち譲ってください」的に、粗雑な扱いをされるのは不愉快だ。
私なりの真面目な事情や綿密な計画より、なにゆえ、
あなたの都合や思いつきが優先されねばならないのか。
必ずしも反語ではない。「なにゆえ」かを私は問題にしている。
「子供が座りたがるから」等は優先して差し上げる気にならないが、
先方に、もっとのっぴきならない事情ができたというのなら、
私が譲るということもあると思っている。
仮に私が通路側C席に居て、B席の人から、体調の問題とか
赤ちゃんのお世話の関係で、トイレ往復等で通路に頻回に出るから、
席をかわってほしいと求められたのであれば、応じる。

こういう気難しい人間なので、私は、
「席をかわってください」と他人に頼むことは決してしない。
自分が予約で出遅れて不本意なかたちになったのなら、尚更だ。
我慢できるものはする、手持ちのお金で解決できるものならそうする。
車両でも劇場でも、係の人に予約状況を尋ねて買い直すとか、
グリーン車(泣)や一等席(涙)で希望にかなう場所を買うとか。
そうでなければ、他人をどかせて自分の思い通りの席に座ってみても、
それはそれで、私の場合、やはり嫌な気分は残ると思う。
ちなみに、いつぞやの北海道旅行で、内浦湾を眺めるために、
娘に窓際の席を譲らせて私が座ったことがあったが、
あれはもちろん、娘が、親である私の言うことをきく、
という前提があったからである。
その程度に、相手に気を許し、相手を軽んじた(違)場合でなければ、
私は人に席を譲らせて自分が座るなどということは、できない。

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Twitterが、休眠アカウントを削除するようなことを言っているのだが、
日本語と英語では、ログイン期間に関して記述が異なっている。

運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー(ヘルプセンター)
『アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインするようにしてください。』

Inactive account policy(Help Center)
『To keep your account active, be sure to log in at least every 30 days.』

私のTwitterアカウントは、ポゴ氏関連情報をtweetするためだけのもので、
マエストロに目立った動きがないときは、全くログインしていない。
来日公演の発表とか、新譜情報などがあるときしか使っていなくて、
日本語版が言うように6か月ごとでいいなら大丈夫だろうが、
英語版が正しくて30日でアカウント削除が実行されるのであれば、
私は自分でも気が付かないちに、Twitterから消えていることになりそうだ。

今、調べたら前回ログインは4月12日だった。その前は1月14日。
全然だめじゃん(^_^;。


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実は、上記以外に私はもうひとつアカウントを持っている。
そちらは「読み」専で、可笑しい話を拾いに行くのが主な目的だ。
最初は多少なりともリプライなどする機会があるかもと考えて、
ポゴ氏ファンサイト管理人としてではないアカウントを作ったのだが、
今となっては、別に分けなくても良かったかもしれない。
もうひとつのアカウントのほうは、自分でtweetすることはほぼ無く、
専ら読むためにあるのだが、頻回にログインはしている。
自分としてはポゴ氏情報用アカウントのほうが、
発信があるだけまだアクティブだと思っていたのだが、
人様から提供された話で笑っているだけの、穀潰しアカウントのほうが、
生き残る確率が高そう(^_^;。

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