転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



岩田健太郎神戸大教授 「7日後程度に発症」、4連休中の感染者(神戸新聞 9月22日)
『岩田健太郎神戸大学医学研究科感染症内科教授が22日、ツイッターに新規投稿。4連休で各地に人出が戻ったことに、新型コロナウイルス感染者が「7日後程度に発症」と警鐘を鳴らした。』『岩田教授はNHKニュース「4連休で人出増加 『油断せず濃厚接触避けて』専門家」を引用し、「いまさら遅い。連休前に言うべきこと。この間の感染者は7日後程度に発症し、全国各地で患者の増加を確認する頃追い打ちをかけるように東京GOTO突入」と憂えた。』

イワケン先生のことが大好きかどうかはともかく(汗)、私も同様に感じている。
そうでなくても9月に入って、東京の実効再生産数は下げ止まりor微増傾向だったのだ。
4連休の人出が多かったことにより、おそらく感染者数は明らかに上昇に転じるだろう。
しかも、ニュースによると、来月あたり国境を開いて世界各地からの入国を許可しよう
という動きが出てきているようなので、東京GOTO解禁のあと海外からも更に流入、
となる覚悟をせねばならないのでは。

目下、世界的にも、米国や南米の状況は改善せず、インドは感染爆発中で、
ヨーロッパで感染再拡大 各国が対応に追われる」(NHK 9月22日)
という状況になっているのに、どうしてこのタイミングで、
日本各地で皆が「さあもう大丈夫!」的な行動を取り始めたのか、
私自身はコロナ脳の代表選手みたいな人間なので
どうも感覚的に理解できていないのだが、政府も世の中も、
「もう感染者は増えても良いから、これ以上は待てない!経済を活性化させる!」
という方向で動いているように思われる。
専門家の警告だって、『いまさら遅い』のではなくて、
そもそも、急いで間に合わせる必要までは無かったのではないか。

私は断じて、何か呪いをかけるような気持ちでいるのではない。
皆で閉じこもりさえすれば感染が止まることは、4月の外出自粛で体験済みなのだから、
今度は出歩いてみて、どのくらい大丈夫かを試しながら進むほかない、
という考え方も「あり」だと、……感覚では同意しないが理屈ではわかっている。
これだけ観光地が混み合って、皆が活発にレジャーを楽しんで、
なおかつ感染者の増加率が許容範囲なら、それに越したことはないのだ。
これまで学んだ予防法と対策を駆使すれば、かなりの程度まで社会生活は元に戻せる、
というのが今回の4連休の実績で示されるならば、日本には先行きが開けることになる。

私はそうなることを、むしろ、願っている。
私はそもそも、何によらず、自分が特に頑張ったり犠牲を払ったりしなくても、
私と全く無関係に周囲が勝手にうまく回って、楽しく過ごしてくれている、
という状況が好きなのだ(殴)。
私が大袈裟に引き籠もっている間に、世の中がお構いなしに動き出して
皆で元気になってくれるものなら、私はそれに異を唱えない。
皆が動いて観光地が混み合い、GOTOもやって、海外から人が入ってきて、
それでも感染状況が許容できる数字で収まるものなら、きっとそれで良いのだ。
逆に、そう巧く行かなかったときどうなるのかは、私には予想がつかないが、
政府は強い規制もしないかわりに、給付金や減税なども考えたくない様子なので、
これまで通り消極的に対策しつつ、基本は皆の自覚頼みということなのだろうか。

とりあえず私自身は、まだ自分にGoサインを出す気持ちには、なっていない。
自分の運と体力に相変わらず全然自信を持っていないし、
医療を圧迫する(かもしれない)人数は一人でも少ない方が良いと思っているので、
そのほうに賭けることにして、引き続きStayHomeを原則に、このまま粘っているつもりだ。
楽しく外出している人たちを見ても、基本的に悪く言うつもりはないし、羨むこともしない。
私はまだ、旅行も外食も一切しないし、演奏会や歌舞伎などにも決して出かけないが、
それは人に強要されたからではなくて、私自身の積極的な選択なのだ。
そもそも私にとっては、今の引き籠もりの日々は、別段苦痛でも何でもないので、
こういう生活なら、いくらでも続けられる。
今年はコロナ禍の御蔭で目が覚めたというか、今更いろいろわかったというか(^_^;。

……という訳で、ひき続き、人付き合いを断った隠遁生活を致しておりますが、
上記のような判断および事情によるものですので、
どうか悪しからずご了承くださいませ<(_ _)>。

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