転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



風邪は、なおった。
典型的な風邪のコースを辿り、薬も何も必要としないまま、
8日目から症状がほぼ消え、9日目に何も気にならなくなった。
風邪というのが毎回この程度で済めば困らないのだが。
ライト感覚の感冒で助かった(^_^;。
結膜下出血は徐々に吸収されつつあり、現在は大きめの点状になっている。

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きょうは、実家父に用事があって午前10時に携帯に電話をしたのだが、
鳴り続けているだけで応答がなく、メールも送ったが、
父はもともとメールは得意ではないので反応は期待できず、
母のほうの携帯にもかけてみたが、これも鳴っているだけで出ず。
昼過ぎに思い出して再度、かけてみたがやはり二人とも出て来ず、
夕方5時・6時半・7時半、と間を空けて、うちの家電からも呼んでみたが、
やはり呼び出し音が鳴っているばかり……。

過疎の寒村とはいえ、ヘルパーさんが毎日来て下さっているので、
変化があれば私に連絡が来ない筈はないし、
そもそも、いくら高齢とはいえ父母の二人で暮らしているのだから、
どちらもが一度にどうかなる、とは考えにくかった。
だから、一足飛びに「もしや死んだのか」(爆)とまでは思わなかったが、
両方の携帯が鳴っているのに揃って応答がないのはどういうわけか、
と私は多少、困惑した。
考えられるのは、二人とも携帯不携帯、という事態だったが、
しかしリビング兼ダイニングのテーブルの上に、
いつも二人とも携帯をそれぞれの充電器につないで置いていた筈で、
そうそう気がつかないとも思われなかった。

それで夕食後の夜8時半にもう一度、私の携帯から父の携帯に電話したら、
「はい」
と、ついに、あまりにも普通の調子で、父が出て来た。

 私「おったんかっっ(^_^;!!」
 父「ああ?」
 私「午前中から何遍かかけたのに、全然、出て来んからさ」
 父「おかしいね、電話ぁずっと目の前に置いとったんじゃがね」
 私「ほんで、変わりないんかね」
 父「ああ。何もないよ」

テレビの音が大きすぎて、携帯が鳴っているのがわからなかったのだろうか。
ともあれ無事だとわかったので、私は安堵して、用件を伝えた。
○日○時に誰某さんが尋ねて来るから、という程度の内容で、
さほどの緊急性は無く、父のほうも「あい、わかった」で終わった。

それから小一時間ほどして、今度は私の携帯でなく我が家の家電が鳴った。
出てみたら、さっき喋ったばかりの、父だった。

 父「電話した?」
 私「ああ、きょうは何遍かかけたからね。応答がなかったから、
  どしたんか思うて、携帯からも家の電話からもかけたんだよ」
 父「ありゃ~~」(←大袈裟に驚いている)
 私「着信履歴に今、気づいたんじゃろ?ええんよ、もうさっき話したから」
 父「話した?」
 私「いや、だから(^_^;、○日に○○さんが来られる話、
  さっき、したじゃろ」
 父「ああ」
 私「じゃけ、もうええんよ。その用件を言おう思うて何回かかけたんで。
  もう伝わったけ、ええんよ。かけなおして貰うて、ありがとうね」
 父「わかった。ありがとね」

……わかったんかね(^_^;、ほんまに???
父は、100パーセントおかしいわけではないが、もう、相当に心許ない。

更に不気味なのは、母からは今に至るも、何も言ってこないことだ。
父と同じくらいの回数、私は母の携帯にもかけたので、
母のほうが先に返して来ることも有り得ると思っていたのだが、
母は気がついていないのか、全くメールも何も寄越さないのだ。
母のほうは父よりずっとメールが得意な筈なのだが。

多分、さきほどの父と私との会話内容を、母も父から聞いて、
現時点では一応の納得をしているのではないかと思うが、このあと、
「どないしたん!?何かあったん!?」
と、母が改めて大慌てで電話して来るのではないか、と私は予想している。
それが起こるのはきっと、午後10時半くらいだ。
ベッドに入って、携帯を枕元にセットしようと開いてみたときに、
私からの本日の、おびただしい回数の着信履歴を発見して、
母は、それぞれが何時何分の着信であったかも確認せず、
私に電話をして来るのではないかと思う(^_^;。

……ったく、おちおち寝てらんねぇよ…(^_^;


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追記:私の予測は少し外れた。
母は、今朝になってから、初めて着信に気づいて電話してきた。
「あんたから、電話あったのやね。何か用事やったん?」
昨夜の父と私の通話に関して、父と母の間では話題にならなかったのか、
なったけれども一晩寝たら忘れたのか。
そこで、今更だとは思ったが、その12時間前の着信について、
昨日のいきさつを私は説明したが、そこから母の堂々巡りの話が始まり、
いつも携帯は大きな安全ピンで留めて身につけている、
そうでないときはテーブルの上の充電器にさしている、
医者へ行くときはマナーモードにしているが、
そんなに長く携帯から離れていることはない、
食事などで着席したときには携帯をチェックするようにしている、
つまり「私は携帯を放置したことはない。応答しないなんておかしい」
……という主旨の話を、×5くらい聞かされた。
かかりつけ内科医への不満も含めて、通話時間67分orz。
朝の忙しいときに(T_T)。

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