転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



半日観光を終えてホテルに戻り、
夕方4時から、昨夜のハープとギターのコンサートが
今度はギャラリーで行われていたので、また聴きに行った。
前回とは違う曲目で、再び大変楽しめた。

そして夕食後は、阿寒湖の夜の遊覧イベント『夏希灯』。
昼間と同じ、「幸運の森桟橋」から遊覧船に乗ると、
アイヌの服装をしたスタッフの方が、イベントの主旨と、
阿寒湖に伝わるセトナの伝説について話して下さる。
いわく、アイヌの酋長の娘セトナと、使用人マニベは愛し合っていたが、
身分違いのため結婚を許されなかった。
月淡き夜、ふたりは丸木舟で湖に漕ぎ出し、湖底で結ばれることを願って身を投げ、
彼らの姿はやがてマリモとなり、湖の中で今も永遠に生き続けている、と……。

船は、パワースポットとされる水深40メートルの箇所で停まり
参加者が各自、願い事を書いた紙と、小さなLEDライトを
マリモに見立てたボール状の白い入れ物の中に入れ、船から湖に投げ入れる。
環境保護の観点からも、このボール状マリモは後日回収され、
願い事の紙だけが取り出されて、神社に奉納されるとのことだった。
時期が時期だけに、娘の願ったことは就活関係、
……ではないかと想像しているが、本人に訊いたわけではないので不明だ。
もしかしてまた西川貴教が紅白に出るようにと願ったかもしれぬ(爆)。

夜ならではの、幻想的な湖上の風景を堪能した。

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車中から撮影した、和む風景。
広大な耕地と牧草ロール。
特別に名前のあるような土地ではないが、
私は北海道のこういう光景がとても好きだ。
そのへんの都会人の感傷とは違う。…と私は勝手に自負している(^_^;。
なぜなら、私はそれなりの田舎の農村の出であるからだ。
うちの界隈に昔からあり、私が肌で感じて育ったものの、
物凄い大規模バージョンがここで見られるから、
私は北海道の農場の風景に、深い憧憬の念を覚えるのだ。

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想像以上に海水浴場だった屈斜路湖畔(笑)。

天気が良いと気温30度くらいはあり、良い具合に砂浜も広がっているので、
周辺はキャンプ場としてテントが密集していた。
そして水辺のほうに行くと、「海の家」的な売店があり、
湖では海水浴場さながらに、皆てんでに泳ぎ、ボートに乗り、
潮干狩りをしたりパラソルの下で休んだりして、夏のレジャーを楽しんでおり、
厳密には淡水のカルデラ湖であって海でない、ということは問題にされていなかった。
あとで調べたら、用語としてはこれは「海水浴」でなく「湖水浴」であり、
このような場所は「海水浴場」ではなく、「水泳場」というのだそうだ。
国内ではほかに琵琶湖や猪苗代湖なども「水泳場」と言える。
ただ、この砂湯は掘ると温泉が出るので、温泉堀をしている人達がいる、
というところが、屈斜路湖ならではの特別な楽しみ方だった。

しかし通訳ガイド試験の頃、屈斜路湖というと
『冬期に全面結氷し5~10kmほどの御神渡りが形成される』とか
『白鳥の飛来する湖』などということばかり暗記していたのだが、
夏に全面海水浴場化するとは、……全然、知らなかった(^_^;。
北海道内だと、ほかにどこか泳げる湖ってあるのだろうか。
これまで私が来たのは夏ばかりなのだが、
支笏湖で人が泳いでいたという記憶は無いような。
洞爺湖ではボートは見たが、さて水泳場になっていたかどうか……?

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ときに、私が小学生だった頃、……今から40年くらい前か(汗)、
小学館の学習雑誌で「世界の七不思議」みたいな特集があり、
魔の海サルガッソー海とかネス湖のネッシーなどと並んで、
小さく取り上げられていたのが屈斜路湖のクッシーだった。
クッシーは、今もなお愛され、ゆるキャラ的な地位を確立していたことを
私は今回、実際に屈斜路湖を訪れて確認した。



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アイヌ語でアトサヌプリと呼ばれる活火山。
近くに来たら徐々に硫黄の匂いがし始め、
実際に近づいて見ると、山肌から黄緑いろの湯気が。

足下にはところどころ、乳白色の水が流れており、
活発な活動が感じられるが、
やけど注意の看板はあるものの
山のふもとまで徒歩で行けるようになっていた。

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摩周湖第三展望台から遥かにのぞむ屈斜路湖。

(この時点では、屈斜路湖も摩周湖同様に、
展望台から眺めるタイプの湖かと思っていた。
……全然違うということが、このあと判明する。)

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第一展望台から眺めた摩周湖。
世界でも、透明度の高いことで有名な湖だ。
深い湖なので青色だけが強く反射され、湖面のブルーが美しい。
摩周湖は絶壁に囲まれ、注ぎ込む川もなく、
一般の人が水際まで近づくことは危険で、許可されていない。
勿論、遊覧船もない。
ただ展望台から遙かに眺めることができるだけだ。
それゆえに神秘的な湖であり続けている。

……私の世代は『霧の摩周湖』なんだが、…若い人は知らんよね(^_^;。

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本日は観光タクシーで4時間コース。
まずは峠から雄阿寒岳と雌阿寒岳を一望に。

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