転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



阿寒湖と雄阿寒岳を眺める露天風呂で温泉を堪能し、
ホテルの夕食バイキングで海の幸を楽しんだら、
夜8時過ぎから、滝口政満氏の木彫作品を集めたホテルギャラリーで
アイヌの「語り部の夕べ」が催され、
続いて10時からは、暖炉のあるゲストラウンジで、
Mr.レイナルド(パラグアイ・ハープ)&Mr.オーランド(ギター)によるコンサート。
……ベサメ・ムーチョやコーヒー・ルンバなど、宝塚で聴いた音楽が続き、
せっかく道東に来ているのに「持って行かれそう」になったワタクシであった(^_^;。

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阿寒湖畔には北海道で一番大きなアイヌコタンがある。
民芸品のお店やアイヌ料理の食堂が並んでおり、
住居の復元や、生活用品や衣類の展示など見所が多く、
アイヌ古式舞踊やイオマンテの火祭りなどを見学することもできる。
…私は↑こういうパフォーマンス系が好きなのだが、主人の趣味ではなく、
今回は町並みを眺めたのみで、アイヌシアター・イコロに入る機会が無かった。
大変残念だった。

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阿寒湖といえばマリモ。
阿寒湖に浮かぶチュウルイ島にマリモ展示観察センターがあり、
観光客用に、マリモの成長の様子が観察できる水槽が設置されている。
季節が終わると、これらのマリモは阿寒湖に返されるのだそうだ。

マリモは、球状に発育する藻の一種で、光合成によって養分を得て成長する。
直径1センチくらいの小さいものから、テニスボールくらいに育ったもの、
最大では直径30センチほどになったものまで、
阿寒湖では大小様々なマリモが観察できる。

マリモは、胞子の形成と発芽から始まり、それらが伸びて、密生し、
ボール状に成長して行くのだが、大型化を続けると最後には空洞化し、
その一生を終えるということだ。
マリモの始まり方はなんとなくわかっていたが、
最後にどうなるのかは、今回初めて知った。↓

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阿寒湖だ!
湖を渡る風が涼しい~。

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阿寒湖の温泉街から遊覧船が出ている。
下の写真左は、私たちの宿の最寄りだった「幸運の森桟橋」。
ここから1時間に1本の遊覧船に乗り、雄阿寒岳を見ながら観光、
大島・小島を船上から眺め、雄阿寒岳のふもとにある入り江「滝口」の
最深部まで船が入るので、独特の植物や緑色の湖面などを見ることができる
(写真中央2枚)。
阿寒湖には「チュウルイ島」という小さな島もあり、
船が15分間停泊し、ここにある「マリモ展示観察センター」、
その先にある展望台スペースにも行くことができる(写真右2枚)。



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さあ休暇の始まりだっ。
今年の家族旅行は釧路。

就活中の娘も、再来週に某社の最終面接をひとつ控えているものの、
今週は何も予定がないとのことで、無事、参加できた。
なりゆきによっては娘分はキャンセルするしかないかと心配していたのだ(^_^;。
主人と私は前日、広島から出て来て、主人は都内で食事、
私だけ歌舞伎座の第三部を観て、娘も横浜から来て合流し全員で品川泊、
今朝7時45分のフライトで羽田空港を発った。
AirDo071便で、機種はボーイング737-700。



上空は穏やかで、快適なフライトだった。
さきほど順調に釧路空港着。
ここは、たんちょう釧路空港、というだけあって、
丹頂鶴をモチーフにしたデコレーションやオブジェが、いたるところに。
空港の到着ゲートから出て、さっそく表で記念撮影。
……をしていると、どこからか、なぜか、牧場?のかほりが…(^_^;。

ともあれ、これから、まずはバスで阿寒湖へ。



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空港から阿寒湖畔に向かう途中のバス停の名称を見ていると、
「17号」「18線」「20線」等々と、いかにも開拓時代の区画の名残の、
北海道らしいものが続き、シビれた。
札幌の「○条」は洗練された感じだが、「○号」「○線」となると、
人の居なかった土地に最初に線を引いたときの感覚が
今も、はっきりと伝わって来る気がする。
「25線」「26線」と来て、「29線」まで数字が大きくなったので、
さぁ、いよいよ30番台突入か!?
と楽しみにしていたら、次は「下徹別」で、そのまま「なんとか前」や
「どこそこ入口」という広島市内でもありがちな普通のバス停名が続き、
ちょっと落胆していると、唐突に「47線」が登場したりもした(^_^;。

この、釧路空港から阿寒湖までは、阿寒バスで1時間程度だったのだが、
一日4本くらいしかないので乗り損なったらアウトだし、
普通の路線バスであるため、トイレなどはついておらず、
道中も、ただ道の両方に遙かに原生林が広がっているだけという箇所が多く、
脆弱な街っ子がいきなり乗るには、結構リスキーな路線だと思った(汗)。
尤も、一昨年、女満別空港からウトロ温泉まで2時間バスに乗ったことを思えば
私の意識の中では、十分に許容範囲ではあったが(^_^;。
北海道は、なにしろ広いのだ。
待ち時間2時間、バスで2時間、鉄道で5時間、等々と言われても
私はそういう非日常こそが旅だと思っているので、楽しめる(^_^;。

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