転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



きょうは午前中に実家地元神社の幟立てがあり、
午後からTOEIC公開テストがあった。

朝6時台に家を出ないと実家の村の行事に間に合わないし、
昼は昼で、幟立ての作業が終わってから実家を出発したとして、
果たして市街地のTOEICの試験会場まで遅刻せずに戻って来られるのか、
などと考えていると、時間的制約だけでも大いにストレスになったのだが、
そもそもが幟立てもTOEICも全然楽しい行事ではないので(爆)、
私は昨日からもう、きょうの何もかもがイヤでイヤで困った。
幟立てとTOEIC、私は果たしてどちらが、よりイヤなのだろうか、
と昨夜は真剣に考えたほどだ。
幟立ては、朝早いのと地元の人々から根掘り葉掘り身辺調査されるのがイヤ、
TOEICは、例によって例のごとくシンドい英語の試験だからやるのがイヤ、
……考えれば考えるほど、いずれも甲乙付けがたくイヤであった。

ともあれ、朝8時前に実家に着いた頃には、とっくの昔に作業は始まっていた。
いつものことだが、田舎の朝はとてつもなく早いのだ。
私だって同じ土地の出だからわかってはいたが、
こちとら、今は市街地から出勤して来るというハンデがあるのだから、
朝5時から起きているようなじーさんたちに勝てるわけがなかった。
重役出勤のような私に、非難の視線があったかもしれないが私は黙殺した。
私なりに、ベストを尽くしたという自負があったのだ(^_^;。

仕事は、来週に迫った神社の大祭のために、地元の者たちで集まって、
幟を立て、社殿を掃除し、参道の灯籠の窓に障子紙を貼ることだった。
作業しながら、またしてもうちの父と叔父が、人さまの前だというのに
言った言わない・やったやらない的な内容で、ハデな兄弟げんかをしていた

80過ぎても小学生みたいな兄弟げんかするのか、と私は常々呆れているのだが、
もしかしたら80過ぎたからこそ、こんなくだらんケンカをするようになったのか。
本当に懲りない人々だ。もうそのまま一生やってろ(--#)。

一方、私はあまり話をしないで済むように雑巾を持ってうろうろしていたのだが、
しまいに某おばーさんに捕まって、その人の通っている華道教室に関する噂話を
延々と拝聴する羽目になった。
私が一度も会ったことのない人たちの話を次々と聞かされたが、
「え~、そーなんですか!」「うわ、凄いですね」「なるほど~!」
とやっていたら大丈夫だった。石田純一の説は正しいとわかった。

11時前に作業が終わり、実家に戻ったら母からは感謝されたが、
この時点で既に、私にはあまりにも時間がなかった。
TOEIC公開試験は12時30分の集合時間に遅れると、受験できなくなるのだ。
私は世間話もそこそこに家を出た。
愛想無しの娘で申し訳ないとは思ったが、本当にマジで急いでいたのだ。
何もこれは、一生がかかった入試などではないのだし、
今回受けなくても次回があるのではないか、とも途中で思ったが、
やはり払った受験料が惜しいという理由で、私は焦った。
とても間に合いそうにないと思い、途中からはタクシーにまで乗った。
どんどん費用がかかっているという……(^_^;。

試験会場の敷地内に入ったら、
私の前を数人の受験生とおぼしき人々が走っており、
「受付12時30分までとなっております」「お急ぎ下さーい」
と案内係の人たちが呼ばわっていた。
またこれが、会場となった校舎は上り坂の上にあり、
玄関まで階段が続いていたorz
息せき切って着席した途端、試験官が来て受験の注意事項説明が始まる、
という滑り込みの経験を、今回、私は初めてした。

教室そのものは、悪くなかった。
リスニングの音声にも不満はなかったし、
長机だったが、私はいちばん端だったので出入りできないという圧迫もなく、
隣の受験生が欠席していたお蔭で(殴)、スペース的にも開放感があった。
強いて言えば、私の背後の受験生が、
読解のとき英文を口の中で(声を出さずに)読み上げるタイプの人だったので、
後ろから英語の囁きというか吐息みたいなものがたびたび聞こえたが、
まあ無視できる程度のものだった。

ちなみに、英語の学習方法として音読は大変効果的だが、
一定レベルに達したら、むしろ音読から意識的に離れなくてはならない、
と私は思っている。
読み上げる速度以上の速さで読めないヒトになってしまうからだ。
日本語(母語)にしても、小学校低学年の国語なら、音読は定番かもしれないが、
読書をするのに、口の中で単語をひとつずつ発音しながら、
声なき読み上げをやっている大人は、普通居ないだろう。
口の動くスピードなど、たかが知れている。
それは読書と呼べる速さではない。
速読のためには、黙って目だけで即座に読めるようになることが不可欠だ。

テストそのものは普通にやれた。出来映えはともかく(汗)。
リスニングのPart3と4で、問題文だけでなく選択肢も複数回、先読みしておく、
という作業が、きょうは割と巧く行ったと思う。
朝からの疲労で集中力を欠いていたことは否めないが、
半日労働のあとという、万全とは言えない状況下で200問解ききることが、
きょうのチャレンジだったと思っているので、
途中で乱れることなく解き終えられて、とりあえず満足している。

……テストが終わって解散になり、立ち上がったら、
右腰から右足にかけて鈍痛があった。
夜になった今、動かすといっそうハッキリと痛みを感じるので、
朝から走り回って肉体労働したために、どこか傷めていたかも知れない。
もともと私は腰の下部のほうに、少しヘルニアっぽい箇所があると、
整形外科で過去に指摘されている。
どうしようもないので、とりあえず家にあったシップを貼っておくことにした。

昼食も完全に取り損ない、全くもって余裕のない一日だった。
主人も仕事で出ていたので、さきほど二人で近所のうどん屋さんに行った。
温かいぶっかけうどんで、やっと、和んだ(T_T)。


<付:11月16日正午Web結果発表>(11月21日スコアシート着)
L475 R475  Total 950

平々凡々な結果であった。結局このへん、ということだな(^_^;。

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