転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



吉例顔見世

今朝は10時から、11月歌舞伎座のチケットが発売された。
吉例顔見世大歌舞伎 十一世市川團十郎五十年祭(平成27年11月1日(日)~25日(水))

海老蔵が出るうえ、海老蔵長男・堀越勸玄 初お目見得もあるということで、
相当な激戦が予想され、私は今回これまでになくいろいろと対策を立てた。
まず、私の動けそうな週末や連休に関してはもう、
勸玄くんの出る部は即日完売に近いだろう、と予想し、
事前に各種旅行会社やカード会社の公演案内を調べたところ、
案の定、どこも夜の部から予約がいっぱいになっていたので、
夜の部に関しては一般発売を待たず、某会員先行予約で押さえることにした
(情報提供・ご指導等々、お力をお貸し下さいました某氏に
このような場ではありますが心からの御礼を申し上げたいと思います)。
本当はこのとき昼の部も取ってしまいたかったのだが、
その某先行予約には枚数制限があったのと、
忠臣蔵趣味のある娘が、『元禄忠臣蔵』を観たがっていて、
娘(とその友人)のために安価な三階席を入手する必要もあり、
先行の段階では夜の部のみに的を絞った。

そして一般発売開始の本日は、チケットweb松竹とイープラスとチケットぴあ、
の三種類を開いてスタンバイし、最も早く繋がったイープラスで、
無事に、希望日昼の部の三階A席を手に入れることができた。
後日の参考のために記録しておくと、きょうチケットWeb松竹は
開始後30分経つまでビジー状態で入れなかった。
そしてその段階になると、さしものチケットweb松竹でも、
私が先にイープラスで手に入れた部の同等席は僅かに2枚、
それも連番では取れない状態でしか残っておらず、
松竹のみに固執しなかった今朝の作戦は、成功だったことがわかった。
また、どの日・どの部が貸切で、一般発売がどの程度あるか無いかに関しては、
発売前の早い段階から、成田屋のサイトに席種にまで言及した情報が出ており、
観劇予定を立てるうえで大変参考になった。


ピアノ

目下、ピアノ業界は第17回ショパンコンクールで盛り上がっている。
私は、ショパンの曲はいずれもさほど好きでないのと、
何であれ長時間の動画を観ることに耐えられないのとで、
コンクールの配信そのものは全く観ていないのだが、
facebookその他で様々な方々が書かれるレポや感想には、
大いに楽しい思いをさせて頂いている。
2000年第14回コンクール優勝者のユンディ・リが審査員になっているのだが、
1次予選の途中、私用?で抜けて審査席から姿を消し、
昨日の2次予選の最中にまた戻ってきたとかで、
現地は勿論、日本の視聴者の間でも問題にされ、かつ、非難されていた。
ことの真相は私にはわからないが、しかし審査員が途中で出たり入ったりして
顔ぶれが一定しないことについては、規定上の問題はないのだろうか?

一方、私自身の弾いているピアノのほうは、最近は更に時間がなく、
ろくに練習できていないが、ツェルニー40番だけは大変楽しくやっている。
今は第7番と第8番をやっていて、第10番までのツェルニー40番はまだ、
内容的に平易で、音域が広いだけのツェルニー30番、という趣だが、
それでもこの曲集全体のタイトルが『速度教本』であることを頭において、
常に、速度を出すことを意識した練習をしている。
指定速度は二分音符=104(四分音符=208←メトロノームの目盛りの最高速度!)
となっているのだが、さすがにこれは無理なので(汗)、
とりあえず二分音符=66~72で弾くように心掛けている。
これでも私の技術ではミスなく弾ききることはできない。

Czerny: Etude Op. 299 No. 8 (real speed) - Estuardo Hernández)(YouTube)
↑ほぼ指定速度に近いツェルニー40番の第8番。
いかになんでも、これは並みの学習者には無理(^_^;。

現状では、同じ音型が続くところや、普通のスケールなら外さずに弾けるが、
音型が不規則になったり音が飛んだりすると、途端にほころびができ、
私のテクニックはいかにもシロウトでレベルが低い、ということがよくわかる。
それでも地味にリズム練習したりして頑張っているわけだが、
このような者から見れば、あのショパンの至難のエチュードを
コンクールでノーミスで弾く人たちは、およそ人間ではありません(爆)。

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