娘「おかーちゃん、英検がんばっとる?」
私「いやもう。どー考えても無理じゃ」
娘「なんで」
私「もともとロクでもない英語力の上に、今からじゃドロナワで」
娘「神頼みしかないか」
私「そーだなー。『神様神様、私の英語力を、瞬間最大風速でいいんで、
今度の日曜日、午後2時から5時の間だけでいいから向上させて下さい』。
……明日あたり、じーちゃんばーちゃんのお墓参りに行って来ようかな」
娘「ダメだなー、それじゃ」
私「え」
娘「『検定試験が近づいて参りました。充分な備えが出来ますよう、
お導き下さい。キリストの御名によってお祈りします。アーメン』」
私「……凄い!なるほど!」
娘「ふっふ。何年A中に通っとると思う。ナメて貰っては困るのだよ」
それにしても娘本人は、中学入学このかた、その真摯な祈り方と、
天のお父様の尊いお導きとにも関わらず、いかなる試験においても、
充分な備えをする気が湧いてきたことは一度もないように見えるのだが、
そのへんのところは、どういうからくりになっているのだろう。
Trackback ( 0 )
|