転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



文化祭バザーこのかたの、多忙の日々がようやく終わったので、
きょうは、朝イチで、いつもの泌尿器科に行った。
エコーで診て頂くと、右腎臓の9ミリの結石は、不変だった。
「ことしの春に、脱落しかかって、血尿が出たわけだけど、
また腎臓の中に戻っちゃって、そのまま落ち着いちゃったね」
と先生は仰った。
ついでに左腎臓と膀胱もエコーで診て頂き、
尿検査もして貰ったが、どれにも、なんの所見もなかった。

「石が動き出せば痛みや出血があってわかるだろうから、
それがなければ、日常は特に、何もないです。
悪化させないためには、水分を毎日2リットルを目安に、
よく取るように心かげて。次回は、それじゃ三ヶ月後でいいです」
ということで、クエン酸の錠剤を三ヶ月分処方され、
泌尿器科は、サクサクと終わった。

それで、帰り道、私はもう一件、馴染みの循環器内科に寄った。
先月半ばに多忙になって以来、徐々に、
心臓の期外収縮が出始めている自覚があったからだ。
一昨年は11月に頻脈があって、外来での心電図と、
心エコーと、24時間ホルター心電図とをとり、
昨年も11月に期外収縮が頻回だと言って受診し、
また今年もピッタリ同じ時期に私がやって来たので、先生は、
「魔の11月ですなあ」
とカルテを眺めて面白そうに仰った。

今回の自覚症状は、何もしていないときに
心臓がトクっと大きく打ったように感じることが、
一日で多分、数十回くらいは、ある、というもので、
とりたてて苦痛はないのだが、発作にでもなったら困る、
という恐怖感があって、医院に出向いたのだ。
去年もこれとよく似た症状があって受診し、
病気じゃないと言われて帰り、翌月くらいにはなおった、
という経緯があった。

果たして、一応、心電図を取って貰ったが、
相変わらずの完全右脚ブロックが記録されているだけで
二年前となんら変わるところがなく、
「どうしても気になると言われるなら、
ホルターの機械をつけて帰られてもいいけど、
まあ、どうっちゅこたないですよ、
ほっとかれたらよろしいでしょうなあ」
というのが、先生のご意見だった。

そして血圧をはかったら150/92、脈拍も101ほどあって、
「興奮して上がってるのはわかりますけど、
期外収縮よりアナタ、血圧の管理をしたほうが、いいかなあ」
ということで、以前のんで効きすぎた降圧剤ディオバンを
今度は半量にして使ってみる、という話になった。
「なんか、相談と違う話に持ってっちゃってすみませんねえ」
と先生は笑ってらしたが、まあディオバンは知らない薬ではないし、
飲んで血圧の具合が良くなるなら、それには別に異存は無かった。

それで肝心の、脈がたびたび飛ぶ期外収縮については、
不整脈には違いないが、多くの場合、病的意義はないそうだ。
きょうの、外来での短い心電図には勿論記録されていなかった。
2年前の24時間心電図のとき私は不整脈がほとんど出現しておらず、
また心エコーの所見も問題がなかったことからすると、
心臓の器質的な異常が急激に起こるなどは考えにくいと先生は仰った。

むしろ自覚症状ゆえに、心理的な要素が強く働き、
どこかで気にし始めると、不安感から自律神経がおかしくなり、
期外収縮がどんどん頻発するようになるので、
症状があっても悩まないようにするのが良いとのことだった。
期外収縮を感じ始めるきっかけは、疲労やストレスが大半で、
私のように心気症一歩手前みたいな人間には特に出やすいそうだ。
文化祭バザーから秋祭りに至る心身の疲労は当然あったから、
しばらく付き合わないといけないかもしれない。

ってことで、一応、診て貰ったので、納得することにして、
英語の勉強を頑張らねば(というのが、またストレスに違いない)。

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