きょうは姑の胃瘻(いろう)造設手術の日だった。
数日前から酸素マスクが不要になり、
一時期低下していた血中ナトリウム濃度も改善し、
胃瘻造設に問題はないとの主治医の判断で、我々家族も同意した。
12時の予定だということで、家族は十分くらい前に病室に来れば良い、
と言われていたので、11時40分くらいに着いて、
部屋に上がってみると、姑は静かに寝ていた。
「どうですかー?これからですね~」
と私が自分本位に話しかけ、姑は曖昧に笑顔になって、
額にふれてみるとひんやりとしていたので、
「平熱ですね、良かったですね~」
などとやっていたら、看護師さんが入って来られた。
私「ありがとうございます。お世話になっております」
看「ありがとうございます。胃瘻のほう、きちんと出来ておりますので」
私「!?」
看「今は、このようにガーゼで、とめてありますが」
な、なんと、とっくに胃瘻造設術は、終了していた(爆)。
言われて見たら、なるほど、腹部に絆創膏でガーゼがとめてあり、
その下からドレーンが出ていた。
私「ありがとうございました。あ、あの、予定が早まったんですか!?
きょうは、12時から、だったですよね!??」
看「そのようですね。早く終わったみたいです」
内視鏡で、簡単にできる処置だとは聞いていたが、
これはまた、親知らずを抜きました程度の気楽さではないか。
痰の吸引をされると、姑はさすがに不快そうに眉根を寄せ、
その途端に、腹部のドレーンから血液が出て、容器にたまった。
私「今、今、血が出ましたが!?」
看「そうですね。術後なので、このくらいは、普通にあることですが、
続くようでしたら、勿論、先生に来て頂きます」
何か釈然としない部分はあったが、無事に済んで本当に良かった。
感染や出血などのトラブルがなければ、三日くらいして白湯から始め、
徐々に栄養分の注入をして様子を見るそうだ。
うまく行きますように(祈)。
Trackback ( 0 )
|