転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



主治医の話ではごく簡単な処置の筈だったが、
やはりタカをくくってはいけなかった。
あれから、午後三時頃、姑はかなりの出血をしてしまい、
私は再度、病院から連絡を受けて急行し、
さきほどまで病室に詰めていた。

主治医の説明では、内視鏡検査を行い出血箇所を確認したところ、
胃瘻の部分とは別にあった「びらん」からの出血と判明し、
胃瘻造設の際の刺激が引き金になったと思われる、とのことだった。
今朝の手術の最初に、内視鏡で胃の内部を見たとき既に、
この「びらん」の存在はわかっていたのだが、
胃瘻を予定していた箇所ではなかったことと、
潰瘍といえるほど深くなかったことで、
問題にならないだろうと判断したのだそうだ。
が、結果論になるが、いささか甘かったかもしれない、と言われた。

内視鏡で止血剤を注入したことで、一応、出血の勢いは弱まったが、
このまま終息するか、再度、出血を起こすかは、
現時点ではまだわからないとのことだった。
これでおさまる方向であれば、今後に関しての大きな問題はないが、
もし出血が続くようであれば、貧血になり、抵抗力が落ち、
感染から再度の肺炎を起こす等の悪循環も考えられるそうだ。
現在のところは、点滴で潰瘍治療薬や昇圧剤などを入れているが、
止血操作で侵襲を加えているので、胃潰瘍が進行することも考えられ、
夜間などに万一の場合には、輸血に同意する旨の書類に署名もした。

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