転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



完璧に風邪症状になって、37度ちょっと熱もあったので、
きょうは初めて、病院通いを休んで、寝た。
病院から何も言って来ないところをみると、
今のところ、少なくとも大きな変化はないのだろう。
顔を見ないと、どうにも心配になるのだが、
風邪ウィルスをまき散らす私が出入りするより、
完全看護の病院にすべてお任せするほうが良いに決まっている。
・・・と思って、きょうは、我慢した。

という具合に、風邪で臥せっていて、ウツウツした気分だったが、
捨てる神あれば拾う神あり・禍福はあざなえる縄のごとし(?)、
こんなときに限って、道楽関係では良いニュースがあった。
前回発熱した8月下旬とよく似た状況で、
今回もまた面白い記事のURLを某氏から教えて頂いたのだ
(ありがとうございました!)。

Ivo Pogorelich's first press conference in Poland

フレデリック・ショパン協会のサイト内のNEWSのコーナーなのだが、
ポゴレリチが8月16日に、記者会見を行ったときの模様が、
8枚の写真とともに、簡潔な英語でUPされている。

この夏ワルシャワで開催された音楽祭'Chopin and His Europe'で
ポゴレリチは初日に演奏をしたのだが、
そのあと、御本人の要請で、この記者会見が設定されたそうだ。
記事によれば、10月26日に追加公演のようなカタチで
再度、リサイタルを行うとのことで、
予定されていたのに今回弾かなかった、ショパンのソナタと夜想曲も、
次の演奏会では弾くと話したということだ。
ほかに、演奏予定曲目は、リストのメフィストワルツ、
シベリウスの「悲しきワルツ」、ラヴェルのガスパール。

・・・・・本人臨席の記者会見で弾くと言っているのだから、
本当にこれらの曲を弾く気はあるということだな(爆)。

さらに、10月27日~29日には、ワルシャワで、
ポーランドの若いピアニスト三人を受講者として、
マスタークラスを開く予定だそうだ。

2007年1月の来日時に関する限り、ポゴレリチ御本人の演奏会は
賛否両論があり、必ずしも好評とは言えない面があったが、
軽井沢でのマスタークラスは、総じて大変に評判の良いものだった。
演奏家としての彼とは全く違うところが、指導者としての彼にはあり、
マスタークラスにおいて、それが良く発揮されていたようだった。
ポーランドは遠くて、とても聴きに行くことはできないが、
どなたかお出かけになれる方がいらっしゃいましたら、
是非是非、お話をお聴かせ下さい<(_ _)>。

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