転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



なんだか今日は舅がブっ飛んでいた。
「夫婦似」という用語があったと思うが、まさにそれで、
きょうの舅のボケ方は姑のそれとそっくりだった(O_O)。
私にとっては、かつての姑との会話のあれこれを
そのまま追体験させて貰ったような一日だった。

舅「マサ**(=転夫)は」
私「今は、まだお仕事ですよ。終わったら来られますよ~」
舅「ほうか。ほうじゃのう。まだ昼じゃもんの」

と、ここまでは割と普通だったのだが、その十数分後。

舅「ヨメさんは?」
私「どこのお嫁さんですか?」
舅「マサ**の。マサ**のヨメさんは?」
私「わたし(^◇^;)」
舅「ほうか、あんたがマサ**のヨメさんなんか」
私「ほうよ。私が、お嫁に、来たの」
舅「ほうかあ。えかった」

姑もしばしば、私が誰であるかがわからなくなったものだったが、
舅にまで言われるとは思わなんだ(^_^;。
それまで私を誰だと思って会話してたのかが、かなり謎だった。

そして、更にスケール大きく飛翔する舅の話。

舅「きょうはね」
私「はい」
舅「天皇陛下がね」
私「はい(^_^;。(こりゃまた唐突だね)」
舅「天皇陛下が、来てじゃからね。部屋は、あるかね」
私「はい(^^ゞ、ありますよ」
舅「狭いけえね、ばーちゃんを車椅子に乗せたって」
私「わかりました」
 (↑脳裏を過(よ)ぎる、エリザべート皇后の病院訪問BGM)

ややあって、舅は今度はベッドから身を乗り出して、
自分の左右を見た。

私「どうされました?何か探しとってですか?」
舅「いや。ばーちゃんは?ばーちゃんは、どこに寝とる?」
私「おかあさんは、五日市のK苑にいらっしゃいますよ」
舅「ほう?」
私「おとうさんが、入院してのときに、おかあさんを頼むのに、
 いつものT園が満員で、ケアマネさんに相談したら、
 K苑があいてたから、そちらにしたんですよ」
舅「ほうじゃったんか」
私「最初に行ったときは、おとうさんが、ご自分で車を運転して、
 おかあさんを連れて行かれたんですよ。
 私もご一緒しましたけども、とても綺麗なところでしたよ。
 こないだも行ってみましたけど、お元気でしたよ」
舅「ほうじゃったか~」
私「忘れておられました?」
舅「うん。すっかり忘れとった。あぶな~~

今上陛下の行幸の話のほうがよっぽどアブナかったぞ(^_^;。

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