膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

大和まな、寒熟ほうれん草、古都華の講義

2011-02-04 10:38:26 | お気に入り食材

昨日、橿原の奈良県農業総合センターに行ってきました。

奈良県の食のサポートリーダーのお勉強会
今回は大和まな、寒熟ほうれん草、古都華がテーマです。

まず、苺。奈良県の特産品。うちの近所でもハウス栽培、露地栽培されてます。
講義は苺の品種、育成についてです。苗を作るところから、実がなるまで順番に見せていただきました。苗床はおがくず。桧のおがくずで杉だと、扱う人によっては、かゆみが出たりするそうです。
試食はアスカルビー(左)古都華(右)

          

申し訳ないけど、味が天と地の差。
古都華、香りが素晴らしく良く、甘みも強いですが、バランスよく酸味もあります。実ははじめていただいたのですが、あまおうを思い出す味でした。大きい実のほうが美味しいそうです。
店頭に並ぶのを楽しみにしています!

大和まなのお話も。まなって蕪の仲間だったんです。知らなかった。。

寒熟ほうれん草。こちらは県のこだわり野菜に認定されたそうですが、まだまだ、見かけず、いったいどこに売ってるやら・・・。
昨日も見かけたら購入してくださいとのことでした。

          

このほうれん草は、ほうれん草にストレスをかけて甘みを出しているのです。
普通のほうれん草との味の比較もしました。
糖度14度のほうれん草ってちょっとびっくりする味です。マンゴーの糖度と変わらないのですから。
普通のほうれん草にお砂糖をしみこませたみたい。
慣れないので、変な感じでしたが・・・。
「甘い」=「美味しい」が今の時流ですから、いいのかもしれませんが。。

久しぶりに、きちんと野菜の話が聞けた、有意義な日でした。