館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ザ グレート ジャズ トリオ・僕の育った音楽・Gの仲間達・その11。

2008-05-10 05:58:13 | 僕の育った音楽



日本のプロデュースにより多数の名作を生んだグレイト・ジャズ・トリオである。かなり売れたので、なじみの方は大いに違いない。

ハンク・ジョーンズ、ロン・カーター、トニー・ウィリアムス(ワイルド且つスケールの大きいドラムだよな~そして、細かい部分もすごい)という人気プレイヤーによるこのスーパー・トリオが第1期。その後、メンバーの入れ替えがあって、暫くGJTは続くのだが、僕はこの1期がすべてだ!

しかし、この3人・グレートの名に恥じない、すんばらしいグループであった!

大御所ハンク・ジョーンズは中間派からモダンまで幅広くこなすキャリアを持つ。しかし、器用と言うことでなく、見事なスタイルと、華麗な音色を持ったピアニストである。
そして、あの60年代のマイルスコンボの見事なリズムセクションのトニーとロンである。
ハンクは自分の息子の年齢かそれ以上というロン・カーター、トニー・ウイリアムスの二人と共演だが、全く違和感がない。

単なる企画物などでなく、やがて数度の共演の機会を経てレギュラーでヴィレッジ・ヴァンガードに1週間連続で出演し、完成度の高さを見せ付け、見事な高みを見せたのである。
このCD・たまらん!やめて~~いや、やって~~か?

時代は、ジャズの電子化とフュージョンが夜明けを迎えつつあった。そんな時代の音も反映し、新しさへの意欲が見えたりもする。

今聴いても、聴き応えありまっせ!

がんばれ、ODT!

コメント (6)
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