館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

絶壁のボーカル堪能しましたか?出ました、りりちゃんずログです。

2006-03-01 06:53:45 | りりちゃんずログ
みなさんお疲れ様でした。今年も早くに出させていただき、とてもよかったです。心おきなく仕事ができました。
去年の夏、上野の憲法フォークジャンボリーに行って以来、人事のようで申しわけないのですが、「ロストってすごいんだな」と思うようになりました。その①楽器がいい。(その物も高価らしいですが)有能な楽器弾きのグループだということ。その②歌っている歌がいい。テーマがいいというだけでなく、歌詞がいい。単に同じフレーズを繰り返す単調なものでなく「内容がある詩」であること。その③そして何よりも、堂々と現在進行形の音を響かせているグループであること。それはとりもなおさず、自称マネージャー兼監督が、仕事で疲れていようが、体がいうことをきかなかろうが、必ず日程をつめて練習日を迫ってくるからではないかと思う。映画「THE有頂天ホテル」で、演歌歌手の大先生が落ち込み「歌えない」と泣きじゃくると、マネージャーが大先生の頬にはり手をくらわし、その後、特製モンゴルオイルでマッサージしてやっていたのを見た。ロストの自称マネージャーは、はり手がないまでも、練習日にはメンバーをひっぱり出し、ときには自分は食べないシュークリームを買ってくることもある。確かにメンバーを動かしているのは彼で、やる気が下降気味のメンバーをひっぱり出して、その成果が現在進行形の音をつくっていることは間違いない。
上記①②③に加え、今回のあかんべ山は、美穂ちゃんも元気だったし、あっちゃんは勢いがありました。久しぶりに息子と娘が聞きにきてあがってしまったという亀田さんの緊張もよかったです。お陰で、相変わらずロストのボーカルとしていまだに馴染めていない私ではありますが、とてもはりのある20+4分を過ごせました。ありがとうございました。
P.S ロストで歌い続けて23年。必ずマイクスタンドの横にあった譜面台と歌詞カード、これは歌詞を間違えないためと、あがらないためのおまじないでした。ところが、今回のリハーサルのとき、PAの奥沢さんが歌っている最中に迷うことなく後ろに片付けてしまいました。はじめて歌詞なしで歌ったのです。奥ちゃんありがとうございました。
コメント (2)
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