館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

閣議決定、集団的自衛権・そして原発・・3.11は終わっていないのだ。

2024-07-16 04:06:17 | 時事言いたい放題




本当に、憲法をないがしろにするほどの重要な法律を、国会でまともに論議することもなく、閣議決定などという、独裁的手法で決めてきたのが安倍だった。
報いか?
国内で有事=戦争が起こることを想定し、自衛隊が活動したいようにするために、市民の基本的人権を制限する法律が軒並みだった。実質的な憲法の改悪だった。
この法律を「沖縄から眺めると」日本があぶりだされる。
すでに米軍の出撃基地・兵站基地として、絶え間なく戦争に関わり、米軍の犯罪・土地の収用と、財産権・生存権が繰り返し侵害されている沖縄。
「憲法が形骸化すれば、沖縄が有事法制の負担と義務を、本土以上に背負わされる」!!!

考えて欲しい・・・

本土に住む大多数は、自分たちの生活圏が戦場になるとは、有事法制と天秤にかけても、想像できまい。仮に、法制が成立しても、とばっちりを受けるのは、沖縄など、周辺で自分たちは大丈夫と思っているだろう。

かの戦争で「捨て石」にされた沖縄。そうして、本土決戦を回避した。

今度もまた、戦争になったら、沖縄米軍と自衛隊に守ってもらい、仮に攻撃を受けたとしても、沖縄までにとどめておきたい・・・が、本音ではないか?

貴方の、心に、沖縄から俺は問う?

宮古も石垣も、与那国も、恐ろしいほどのスピードで軍事要塞化が進んでいる。

遺骨の眠る南部沖縄の土で、辺野古を埋め立て、巨大基地建設が進んでいる。やがて、その基地が、また遺骨を産むだろう。





嫌なもの、汚いもの、危険なものは、札束を積んで、貧しい地方に押し付ける。

原発も、基地も、同じ構造だ。

東京の電気なら、東京に原発作れよ!市民が、ほっかむりするなよ。









13年たっても、こんな状況だ。

東北だけの事情ではない。群馬のも同じ。

調べたら、10年前に基準値以上を観測した、関東・中部・東海の地域も、でてくるさね・・・基準値越え!!

再稼働・・・・法律さえ変えて再稼働。

もう1度、どこかで原発が爆発しないと、この国の国民はダメなのか?今だけ・金だけ・自分だけ・・・だな。
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戦雲。

2024-07-09 03:41:11 | 時事言いたい放題




噂の映画が、埼玉県深谷市(埼玉と言っても自宅から50分かな?)の「深谷シネマ」にかかって、見てきた。

与那国・石垣・宮古・・・そして本島にもと、自衛隊の基地が配備、増強されて、今や台湾有事、中国を標的に、軍事要塞と化している。
基地配備も、さらなるミサイルとその部隊の配備も、反対する人々は居たが、今もって少数派だ。

与那国を見てみようか?

2016年、沿岸監視部隊の配備だけとの説明で、島民の多数が結局基地を受け入れる。
人口1400人弱の島は、自衛隊員とその家族が入り1700人を超えている。現在計画中のミサイル部隊が入れば、およそ4分の1が隊員になるという。

駐屯地の町営地の賃貸料1500万で、町は学校給食無償化を行い、町民税は5000万増えた。

粘り強い反対運動は今も続いているが、「いまさら駐屯地はなくせない」の住民感情が多数だ。



石垣島を見てみようか?

09年制定の市の自治基本条例には、有権者の4分の1以上の署名で代表者から市長に住民投票の実施を請求できるとする規定があった。
若者たちが2018年に住民投票をする署名活動を起こし、規定数を大幅に超える署名が集まった。
議会はその条例案を否決、あろうことか、市の自治基本条例から「住民投票の条文」を削除との暴挙に出る。
2019年から基地建設が始まった。



こうした、暴挙を結局許すのは、そんな議員や首長を選挙で選んでいる住民なのだから、どうしようもないのである。

国政では、あの安倍が力を入れ、米軍とつるんでの自衛隊の軍隊化が、沖縄のこうした状況を生んでいるのだが、この「国の」選挙を見れば、こうした事態をよしとする議員が当選するのがこの国だ。

与那国が「話が違う」と言っても、原発も沖縄の基地化も、作ってしまえばこっちのものと、嘘をついて既成事実とするやり口が、分からないほど牧歌的だっただけだ。

結局、選挙で真っ当な人を選ぶしかないのだが・・

少数であっても、声を上げ、不都合な事実を明らかにする・・・そんな少数が、隣人たちが「選ぶ」時に、立ち止まって考える力にと、信じる以外にないかもな?

遺骨の混じった土で埋め立て、辺野古に巨大基地を作る。その基地が再び戦で死ぬ遺骨を生み出す。沖縄の小さな島が軍事要塞化し、その基地があるからこそ、やがて新たな遺骨を作るのだろう・・・

いつの間にか、戦争できる国は、「戦争する国」に育っている。

この映画、見たほうが良いかも?
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あきれて、開いた口が塞がらないってやつだ。

2024-06-13 04:06:51 | 時事言いたい放題




枯れ行く島のだと?
青草だと?

枯らしたのはお前じゃないか!

沖縄陸軍最高司令官、牛島中将、お前だろう?





そもそも戦争を仕掛けなければ・・は、置いておいても。

5月、首里城32軍司令部が陥落したとき、降伏しておけば、いったい幾万の市民の命が助かったか?
時間稼ぎ・捨て石にすべく、南部撤退の無謀が無ければだ!

市民9万4千余が犠牲になった沖縄戦だ。

4人に1人が亡くなり、一家全滅した家族の数、数え切れず・・・を招いた者を賛美し、また戦争を準備するつもりか?

俺の税金を、こんなものに、使うな!!!

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「もしトラ」は「ほぼトラ」がトレンドらしい。

2024-04-17 03:41:24 | 時事言いたい放題


含蓄の論評だった。



「もしトランプになったら」が、あちこちで賑やかになっているという。最近は「ほぼトラ」らしい・・・
彼のおよそ前例のない自国優先主義は、すべての輸入品に10%の関税・気候変動にコミットしないばかりか、ウクライナをみすてるだろう・・そしてNATOからの離脱もあると言う。馬鹿げた推論ではなく、まったくその通りと俺も思う。

NATO離脱リスクについて、NATO加盟国はそのリスクに備え始めているという。





日本だけが安保を破棄することをゼロ査定しているとしたら、ずいぶん気楽だと説き。
日米安保が機能しなくなる時に備え、「日米同盟基軸」以外の道を考え始める時が来ているという。



そりゃ、安保が無くなるのはうれしいねぇ・・・そののち、重武装中立か?はたまた、改めて戦力の放棄と、穏やかな自衛のための自衛隊か?はたまた、不戦の名のもとに、軍隊を持たず非武装中立でコスタリカを目指すか?

非武装中立というが、そこに至る、国民の合意形成は、道長く、幾多の困難があると思う。

どうも、左翼は、安保破棄は声高に語るが、安保無きあと、どのような道筋で、どこを目指すのか、語っていないように思う。

戦略語れど、戦術という泥臭い論議を避けてはダメだろうね。

世界中が落ち着きがなく、きな臭い。もしトラなら、なおさら世界が揺さぶられるだろう。「米軍をそのまま駐留させてやるから、もっと金を出せ、武器を買え」はまず、最初に日本に突き付ける中身だと思う。

「アメリカがいなくなったら、中国に太刀打ちできるのか~」という、国民の不安は多数派だと俺は思っている。
これに、どのように、具体的に寄り添い、アメリカがいなくなったら、やっと日本が自立できるってことだ。みんなで今こそ、どんな形の国にすべきか考えよう!選択肢はこれこれ・・・!!と、革新政党の皆さん、準備をすべき時かもよ?
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悲しい気持ちになるこの国のアジアへの差別感。

2024-03-18 04:29:49 | 時事言いたい放題


あっという間の3年だ。3年で、入管の体質が変わったという、話は聞かない。難民認定1つとっても、世界で類を見ない、少なさを誇る我が国だ。
そればかりか、2023年に改悪された入管法で、日本に暮らす難民の命は、益々危ぶまれている。

戦争で負けて、アメリカ人や西洋の方々には、さらに卑屈になって、裏返すように、アジアの人々へは、差別むき出しだ。

黒船を見て仰天、西洋列国に追いつき追い越せと、憲法も(明治憲法)学び、技師を請い、まい進した。そして、やっとアメリカや西欧列強に並んだと、アジアの人々、隣国に優越感で上から目線のなれの果てが、福田村事件だし、その後の侵略戦争が、この国の近現代史だ。そして、今も、わびることがない。

悲しくなってしまう。



職を求めてやってくる方々に、「技能実習」なんて、さもありなんの名を付けても、それを望む経済界は、早い話「安い労働力」が欲しいだけだ。
使い捨ての安い労働力。一定期間が過ぎたら、国に帰され、もう1度同じ業種の「技能実習」で働くことはできない。
実習の実態も、ひどい所では約束の賃金は払われず、脱走もある。
金を稼ぎたくて来てるのだから、帰らなければならなくなって、姿を消し、不法就労で稼ぐ。
雇う側も、負い目につけこんで、低賃金・過重労働を強いるところもあるだろう。
やがて騙され、食えなくなって、犯罪に手を染めるものもあるだろう・・・・

高校時代からの友人(もしかしたら、腐れ縁かぁ?)が昨年出版した。自費出版に近いものだが、読んで、得も言われぬ、人の温もりを感じた。
見事な本だった。

在日外国人の人権擁護の活動をしている彼女の、犯罪に手を染めてしまった「マルーチャ(仮名)」とのドキュメントが書かれている本だ。



生々しい実態、彼女(みーこ)とマルーチャとの交流・・・・書かなければと、彼女の背中を押したものは、犯罪者と烙印をこの国から押されるも、交流を重ね浮かび上がった、愛すべき人間であったマルーチャの姿と、人権を踏みにじるこの国への憤りであったか?反芻を重ねたであろう、削がれ、研ぎ澄まされた文は、「書けかなったであろう事象」も行間ににじみ出ているように思えた。

読者は、必ず人間の最良部分に出会えると、僕は思う。

このフェースブックやブログ閲覧の皆様には、ぜひ読んで欲しいと、記事にした。すぐ読める!読むと、心が浄化されながら、涙を流すに違いないと、僕は思っている。

1・1冊700円。
2・送料は2冊までなら180円。
3・銀行振込。

4・俺が取り次ぐこともできます。
5・直接注文は、次のアドレスにアクセスください。pantokamakiri@gmail.com(みーこ)

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