館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

見事な詩だな・・・詩も・歌詞も、かくありたい。

2024-07-23 03:59:30 | 音楽を思う




石川逸子さんの詩に出会う。8月号の「詩人会議」。書下ろし。



朝鮮の言葉1つ書いてないが、読み終わると、「朝鮮人慰霊碑」の撤去の事を歌ったと分かる。

詩が、言葉が、見事な力をもって読む者に迫ってくる。

「たった9文字に 怯えあがったものたち」・・・「彼らは なにに 怯えたのだろう」・・・・

詩も、歌の歌詞も、リンゴ(例えです)だと書かず、「これはリンゴだね」と伝えられる豊かさ、ふところの深さがある言葉で編まれた、詩や歌詞は、本物だ。

俺も、そんな詩や歌詞を書きたいものだなぁ。


群馬!
群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人追悼碑が県の行政代執行で撤去され、数か月が過ぎた。撤去を受けて杉田水脈衆院議員(自民)は「噓(うそ)のモニュメントは日本に必要ありません」と発信。他の追悼碑を攻撃する歴史否定も起きる中で、日本の植民地支配を背景とした労働動員とその負の歴史と向き合うことで、次の友好を紡いでいこうと、対抗する市民の動きも広がっている。



撤去された碑の有った場所を、見続ける・・・・・その無言の示威は、「怯えあがったものたち」を、落ち着かせないだろう。
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ギターなど弦の交換・ソフトケースの改善・・GOODアイデアが出た!。

2024-06-04 03:59:56 | 音楽を思う




ロスト・・・遠くに遠征に行く。時々は県外に演奏に行くが、皆車で行ける場所なので、ハードケースにギターを入れて運べばよかった。
が・・今回は新幹線・・館林から5時間ほどの距離だ。ハードケースは重く、電車では難儀である。
ネットで、安い、背中に背負えるソフトケースを買った。
ケチったので、まじチャチで、ぶかぶか・衝撃を吸収する緩衝材が薄い・・・
買い直そうかと思ったが、このような機会は、今後まずないと思われ・・・・しばし悩んだ。



会社のウレタン素材で、包む仕掛けを作り、何とか大丈夫な感じにした。

そこで、ひらめく!!そうだ、ブカブカなんだから、隙間に下着・着替えなどを詰めれば、一石二鳥でないか!!
そうすれば、それら荷物のためのリュックは用意しないで済むではないか!!!
緩衝材を減らし、衣類を用意してシュミレーションしたぜ!!



ほぼすべての荷物。



隙間にしっかり収まって、ギターのクッションにもなって、いいんでないか?!



ギターの弦も、耐用期間が過ぎていたが、やっと張り替えすることとなった・・・
きっと本番では、音もなじみ、いい感じになるだろう。





弦を外し、乾拭き。ネックにレモンオイルをしっかり塗り。ボディー全体にワックスを塗り、乾かす。
乾いたら、何度も乾拭きして、磨いただよ!



弦は、こ奴が実に良い(高いけど)。





さて、楽器の用意は万全だ!問題は、俺の指・・・・脳の指令がうまく伝わらず、右手と左手が時々、迷走する。

問題解決は、練習しかないのは、解ってるけど・・・・・ね。
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フォークシンガー達はこの本を読むべし!

2024-02-09 04:58:07 | 音楽を思う


京都大学の総長だった霊長類の研究者と新進気鋭の若き鳥類の行動研究者の対談本。2023年新刊。



*目の前に無いものについて、どれだけ饒舌に語れるか否かが人の言葉と動物の言葉を隔てる。であるとか・・
*踊りの発生は音声の発生とセットです。とか・・・
*踊りも発生も直立2足歩行が条件です。手足をついて両手両足で歩いていると、前肢に体重がかかって、胸が圧迫され大きな声が出ない。とか・・・
*立つと、上半身が自由になるから、人類は踊りを手に入れた。それがちょうど歌うのにも適していた。とか・・・・

刺激的な文章の連発!



*そもそも音楽は必ず踊りを伴う。とか・・・・
*サバンナには森が無いから天敵に立ち向かうには、自分を犠牲にしてまで集団のために行動する必要があった。他者に共感する力が必要になり、踊りや音楽が進化した。とか・・・
*人の脳はここ1万年の間縮じんでいる。(ネアンデルタール人は現代人より少し大きな脳を持っていた)。
*ヒトは脳の外付けのデータベースを沢山手に入れた。その代表が文字。文字に託せば覚えておく必要が無い(小さくなる脳の1つの原因)。とか・・・
*人のコミュニケーションの中にはまだ言語化されていないような音楽的な要素があって、言葉を並べるだけではそれを行えない。

などなど、挑戦的な言葉も連発!

文字を横糸に、音符を縦糸にして、フォークソングを日々作っている(作らんとする)方々が居る。

ヒトの体が生み出そうとする音楽・・・・全国で日々、フォークソングを!と、活躍の皆様。1度霊長類たるヒトに立ち返り、音楽を別の視点から眺めるのは如何ですか?

凡庸たる、フォークシンガー(なのか?)の僕は、この本目からうろこでした。あっと言う間に読めます。お勧め致します。

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「高石ともやそしてナターシャ」・僕の育った音楽Tの仲間たちその6。

2024-01-07 04:03:10 | 音楽を思う


近在でコンサートがあると行った。
カセットなど持っていって、目の前で録音していても、何も言われない、おおらかな時代とナターシャの音楽だった。

結構な数で、コンサートを録音したカセットテープが残っているが(再生機も健在なので、まだ聴くことはできる)、特に印象深く、時々聴くものは、CDーRに落とした。
(落とし・1曲ごとに区切る・・・そんな技は俺にはないので、友人にやってもらったのだが・・・)

懐かしい・・・あの時を思い出すなぁ・・・・



今どき、細切れに、お気に入りだけネットから買うよな時代。

1枚のアルバムは、作り手の、思いが込められ1枚なのになぁ・・・・

そんな、音楽が大事にされた時代が、カセットで録音していた時代のように思う。

ナターシャだけで、6話・・・・・そのうち7になって、ナターシャはお仕舞。
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ハナナライブは増田康記さん。

2023-11-17 05:07:53 | 音楽を思う


増田さんが来るのでは、行く以外の選択肢はなかった。

最近ハナナライブは充実?

それにしても、一定固定客がいるのか?毎回、ほぼほぼ席が埋まる。もはや、ハナナライブ、ブランドか?



前座のヒューマンファーマーズ。リーダーの曲中心でなかなか良かったぜ。



さらに前座の、雑魚塾・・・・先月出たらしい・・そして何かやらかしたらしく・・・リベンジ演奏だったという。



増田さんが始まる。

2年前ぶりかな?

病気になっていて、前回のステージは、破綻が多かった。そこら・・・今はどうなのだろうと、ドキドキしながら聴いた。

病気から来る視力の低下・・・・かなり痩せて、体力は?などなどドキドキは尽きないが・・・

ほぼ増田節復活だった。

選曲などもやっつけではなく、練られたものと感じた。

ギターもしっかりしていて、ちょっと安心した。歌い続けなければならない、フォークシンガーだからね。
テーマは、ウクライナやガザなど念頭に置いたものだったか?そして、そこを貫くものは「戦わない」だ。最後の1曲「軟弱もの」の掲げる「戦わなければ、滅びてしまうなら、滅びて行こうではないか!」だ。
笠木さんと自らの曲以外に、加川良の「教訓」やボリス・バインの「拝啓大統領殿」なども、、意表を突く選曲だった。

これは、俺の勝手な想像だが・・自分の今の体の状態など、客に話が出来、歌詞カードなんぞもかなり目に近い場所において(顔が隠れる、見栄えなど気にせず)と、自然体でステージに立ったのが、増田節の復活につながったのかもしれないな・・・・

あるがままで、歌うのでいいのだよな・・・彼など、それで歌になる。

少し残念だったこと・・?

ギターのチューニングがちょいと狂ったままだったことだな。

また、どこかで、一緒のステージを踏みたいものだ。

コメント (2)
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