館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

最近読了の本。

2014-03-06 06:45:05 | 読書の記録


な・・・本を最近読了。

小泉氏は相変わらず、食べ物の与太話だが、面白い。

僕もサバの水煮・さんまのかば焼きなどなどの愛好家なのだが、あまたある缶詰の話を一気に読んで、最近おさけのつまみが缶詰・・・

ブルーバックスは科学本のシリーズだが、あの「震災まで」言及した、新刊で読み応え十分。

だいたい、中学校の理科落ちこぼれ程度の僕の頭なのだが・・・何とかついて行けました。

こういう本はね、しっかりした「数字」を教えてくれるからたまらないでよ。

現在・南氷洋でミンククジラが76万1000頭。中部および北東大西洋でゴンドウクジラが78万頭。
地球で人間が食べる魚の4.7倍をクジラが食っている・・・増えすぎだんべぇ・・・1頭が、カタクチイワシ・サケ・スケトウダラ・さんまを毎日1トンくってるんだよぅ。

とか

日本の領土面積は世界で61位
んが、領海と排他的経済水域を合計した面積なら世界第六位。
水深5000mより「深い海域」の体積なら世界第一位。

1950年以降水深77mまでの平均水温は右肩上がりで上がっている。
1950年からの40年間で全海洋の平均水温は0.037度上がっている。

この0.037度を考える・・・・

全海洋の熱容量は大気の1000倍

つまり、海水温を0.037度上昇させる熱は気温なら37度も押し上げる力だ。

海が膨大な熱を吸収してくれているから、生きてられるってわけだ・・・

でもね

このたくわえられた熱が大気に少し移動するだけで、異常気象として戻ってくるわけさ・・・

数字は説得力があるねぇ・・・

時々、こんな本もいかが?
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300年4000キロの旅・いい本だったぜ!

2014-02-04 07:04:59 | 読書の記録


わが国の「かつお節」のお話し・・・・

時は元禄の頃、そうした食文化が成立したとか
贅沢品でなく、庶民が食べ始めるのは、やはり明治になってからとか
今の大きな生産地の話とか
明治の殖産興業のうねりで、沖縄も先生を本土から招き、産地として成り立ち、島の窮状を救うとか(あの尖閣もかつお節工場があったのす)
南洋節の成立・あの戦争での崩壊とか・・
荒節とか本枯れ節とか・・

そりゃねぇ・・面白い話が満載!!

面白いったら無い本であった。



写真の「いいものをつくりたい・・・・その輪に入れない」までの言葉は、含蓄だねぇ。

汚しちまったら、綺麗になるまで、人間の一生よりかかるのだ。

海に僕らの暮らしの多くは依拠して生きてるべ?

大事にしようよ!
なんて、考えさせられちゃう、優れた本だわな・・・

ちなみに、ずいぶん前に出たこの新書のシリーズ。「バナナと日本人」とか「エビと日本人」とかも良かったよな。
また、読み返そうかな・・・どこに片付けたっけかな・・
物置の・・あの辺り・・・かもな。



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「キノコ切手の博物館」・最近購入の楽しい本!

2014-01-23 06:03:29 | 読書の記録


著者・石川博己
発売元・郵趣サービス社
2013年10月10日初版弟一刷発行



こうした本が出ると絶対買う。

出たとき買わないと、まず、その後お目にかからない。

きのこ切手の歴史とか・・・

その描かれたきのこにまつわる話しとか・・・

いわゆる、この手の切手の収集家への談義などが、中味だが・・・(僕はまったく、興味がないのす・・)

僕はその切手を見ているだけで楽しいのさ。

それにしても、外国が多い。日本はどうした?って感じで、このジャンルでは日本は蚊帳の外の感じだぜ。




で・・・ついでの、乱雑にストックしてあったきのこ切手など、国別に整理した。




いやしかし・・知らない国があったり、東欧・・もはや、その国が無かったり・・・

外貨獲得の為の、外国切手の多いこと・・・・うらやましい・・・



わが国・・・これほどキノコの好きな民族なのに・・切手はこれしか出ていない!

もっと出せようぅ・・・シートでさ・・シリーズ風のシートでさぁ!



って、わけで、なめこの味噌汁。
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今読んでる本(アップの頃は読み終わってるな)。

2014-01-15 06:33:40 | 読書の記録



あの「のぼうの城」で有名になった、埼玉行田市の「忍城」成田家の関東一の美女(と、描かれる)甲斐姫の物語ね。

前半は、あの忍城の攻防と、姫様が描かれ、やがて成田家は、天正18年(1590年)の奥州仕置において伊勢より陸奥会津に移封された蒲生氏郷の家臣となって会津に下る。

そこでの氏郷との愛・・・やがて、秀吉の召されて・・・と、波乱万丈の物語が描かれている。

甲斐姫は淀殿の信任を得て豊臣秀頼の養育係を務め、生涯を終える・・・

まあ、甲斐姫を中心にすえながら、北条や豊臣の大大名の世に、地方の様々な大名の織り成す、生きてゆかねばならないたくましさ・別れと読み応え十分であった。

風魔の抜け忍と、茶人とか、脇役も上手に描かれ、あっと言う間に読めるでよ。







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移行化石の発見・生物多様性と私たち 

2012-04-03 05:56:15 | 読書の記録


「移行化石の発見」

ダーウインの進化論の、もっと有効な反論は、化石として見つかっている古代の動物と、現生動物とをつなぐ、「移行期の種」が、見つかっていないことであった。

この失われた鎖・・・ミッシング・リンクを、1980年代以降の相次いでの発掘の成果を軸に、ダーウインの時代の宗教的制約などを織り交ぜつつ、現在の到達点が語られている。

かなり、面白かった。

鳥は恐竜の子孫なのか?

クジラの祖先は偶蹄目?

さて、現生人類は?

時に自分達がこの地球で特別な存在と、勘違いする人類を、こうした古代までさかのぼって考えるのは、科学万能信仰・安全神話にだまされた僕らに、大事な事だね。

「生物多様性と私たち」

「生物多様性国際ユース会議IN愛知2010・COP10」とその「子どもCOP10あいち・なごや『国際子ども環境会議』」の内容・成果を軸に、21世紀の大事な課題・生物多様性をどう、僕ら人類が守るのか?って話がぎっしり!

ダイジェストに良くまとめられていて、お勉強になっただす!

しかしまあ、長い人類史の中で、産業革命以降の、ほんの短い間に、どんだけこの、生きてゆく土台の土や水・みどり・空気に、人間はひどいことを「くり返し」、汚し、取り返せない仕打ちをしたのだろうね?
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