昨年末、ロスト・ウッド、そして彼と、忘年会と称し、たらふく飲んで、3月のロスト主催の「雑花塾」のコンサートで再会を約束していたのに、遠い所へ行っちまった。
豊作の柚子いらんか~と、フェースブックでインフォしたら、手が上がって、彼のところにも、大量に送り付けた・・・・
しばらく、暗澹たる思いで過ごしたが、やはり、喪失感はある。
底抜けにいいやつだった。
何度も僕らのコンサートに東京からやってきて、仲良くなっていたさ。その後の打ち上げも、彼、本領発揮で楽しいったらなかった・・・
もう、6年は経つかなぁ・・・コンサートの打ち上げでの話・・・お互いの年の話になって・・・・
それまで、彼は僕に「君」とか「さん」とかつけていたのだが・・・
「何~~俺より1つ下なの~~」と驚き、それ以降呼び捨てになってしまったのだが、さらに親しくなって、そんな彼らしさが、素敵だった。
彼(と、その仲間の)主催のコンサートなどゆくと、あの、大きな声で、目ざとく見つけた僕に「OH!つぶく~~」とやってきて、誰かれなく、「遠くからきたんだよ、館林のつぶくな~」なんて、まわりを巻き込むのは彼の属性であった。
まったく、そんな彼の、人懐こさと、人間の大きさに、みんな彼が大好きだったように思う。
まったく、しんじまいやがって・・・・・だ。
彼の仲間たちが、彼の誕生日に合わせて行った「追悼コンサート」が始まった。
しめやかにならず、彼の人柄のような、コンサートが繰り広げられた。
一都二府九県・・・・みな、彼とたくさんの「音楽を中心に据えた」交流を行ってきた人たちなのだと分かった。
歌いませんか?
と、事前に誘われたが、遠慮深い我であった・・・ロストで歌いたかったと、ちと、思った。
とわいえ、僕以外のメンバーは、彼と忘年会で知り合ったばかり・・・・もう少し彼が生きて、そうしたら、彼とロストは毎年のように会ったに違いないので、彼のフィールドで歌うってこともあったかもな・・・
いいやつだったなぁ・・・・ほんと。
もう少し、一緒に遊びたかったな。
このコンサートを企画し、実現させた、彼の仲間たちも素晴らしかった。
いいコンサートだったなぁ・・・・
供えた柚子・・・・香は彼のところに、届いただろうか・・・・・・