館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

「フツウのコトバたち」・今月の僕の新譜・その2(10・7)。

2010-07-31 07:14:24 | お勧めCD/LPなど


お馴染み(このブログでは・・・)のよしだよしこさんの新譜である。

多くの曲はライブで体験しているので、かえって書きづらかったりする。

ライブで初めて聞いた「She said NO!」は圧巻であった。
歌われる内容は、アメリカの公民権運動に火をつけた実話。
その公民権運動と、ベトナム戦争は両輪のように、アメリカのフォークソングを育て、フォークの価値を高めるのだが、そのフォークに学び・まねた、僕らやよしだよしこが、21世紀の今、その当時の題材を歌うすごさが、圧巻の表(一面)であった。

そしてその裏は(もう1面は)、そんな古い題材を歌いながら、発信するメッセージが、ちっとも古くなく、今のものであるってことだった。

初めてこの曲を聞いたライブに記事がある。

ライブ記事にいってみっか?GO!



力まず・しっかり歌い続ける、中間報告のようなアルバムだ。

10月3日には館林で僕らロストは、彼女の3度目のコンサートを主催する。

楽しみである。

是非10月3日は空けて置いてくださいまし。

本番はたぶん午後2時頃・場所はいつもの保育園です。

夜は、これまた楽しいでしょう!

アルバムは彼女のホームから入手が手っ取り早い。

彼女のホームを紹介しておきます。

よしだよしこのホームへGO!!なのだ。
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「奪われる日本の森」・読書の記録。

2010-07-30 06:16:49 | 読書の記録


読んで、背筋が寒くなる思いがした。

この本の示す、日本の「水」や「林業」の事情など、少しは知って居るつもりだったが、僕の知識などをはるかに凌駕する状態であることが分かった。




タダのような日本の水事情。

世界ではガソリンのほうがはるかに水より安い国が沢山あって、水メジャーの企業が水を求め、世界を暗躍してこと。

そして、日本では「林業」が産業として益々力を失い、山が荒廃していること。
それがまた、山村の経済力を失わせ、集落は若者を失い、集落そのものが成り立たなくなって、限界集落として、ますます荒廃させていること。

などが、僕の知識のすべてに近いのだが、その追体験どころではない深刻な状態になっているのだった。



行き場を失った世界の投機マネーや、近くの大国のお金が、巧妙な仕掛けで、日本の山林や島を買い、水源を押さえられているのだ。

そして、この本が力説するのは、そうした事態に日本の法整備が決定的に遅れていること。

言外にだが、グローバルスタンダードの名の下にあの歴代自民党が進めた「自由化」がこうした事態の後押しを進めたこと。

時の為政者達は、こうした事態を追認したことなど、詳細に検証しているのだ。

主食・水・これは、作り手・守り手の補償をして守るべきものではないのか?

改めて、林業(森を育むに、豊かな気候の懐を持っているのだ!わが国!)の大切さも読み取れた。

やや、難しい記述・章立てがやや緩慢であったりの読みにくさはあるが、大事な本であると思った。
多くの人に、読むべきと進めたい。
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佐野ラーメン「きらく」で食す。

2010-07-29 06:18:41 | グルメだ!


北関東では、有名な麺処は「佐野ラーメン」である。

結構人気で、関東近県から、訪れる人が多いと聞く。

さっぱり系の醤油ラーメンだ。

観光協会や、店の組合など宣伝に力を入れて、盛況なようである。



本日は、ここ「きらく」にやってきた。




佐野ラーメンの店は「餃子」にも力を入れた店が多いようである。

400円はちと高い気がしたが、現物がやって来て納得した。
見事なボリュームであった。

連れはベーベーが二人。

ベーベーは1つだけ食べたい・・と言っていた。

ベーベーが1つずつ食べ、残り3つが僕のであったが、普通の餃子の5個分はたっぷりあった。

皮は厚くしっとり・具沢山であった。

旨い!



僕は、佐野ラーメンで、これはすごい!ってのに、まだ出あっていない。

みな水準だな~~と、思うのだが、「これは一押し」ってのは無い。

さて、そのラーメン。

麺は縮れ麺。

ナルトは好感!

チャーシューは、柔らかく上品だ。

スープはあっさり系だが、塩加減は見た目より、はるかに濃い。

まあ、美味しいラーメンであったが、我がご近所の「やまや」や「成味」も佐野ラーメンの系譜なのだが、そちらに軍配があがる。

佐野・・・少し、食べ歩いてみようかな?

暑い夏・・不思議と、ラーメンが食欲をそそるのであった・・・・
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初採り枝豆・うめぼし2010など、拾遺物語。

2010-07-28 06:20:21 | 僕の菜園


梅雨が明けて、いよいよ、塩漬けした梅を干し・梅干の完成近し!
この記事がアップされる頃は、瓶に詰められているだろう。



完成間近のまだ身がほんのり黄色の頃・・若い梅干が大好き!

毎日・朝晩つまんでるのだ。



梅雨の間、雨水など色んな器やバケツに溜め込んでいた。

時折乾く、鉢植えなどは、この水を利用。

この10リッタージョウロにも、当然溜めておいた。

さて、撒こうかと・・何と!小さなオタマジャクシが泳いでいるではないか!
しかも、佃煮にするほど!

卵生むったってな、ジョウロに産まなくても良くないか?
え~~アマガエル君よ~~~



その現物。



仕方ないので、発泡の箱に移したぜ。
毎日、餌(めだかのやつ)あげてるのな。
早く、足を生やすべし!
そうすりゃ、餌やらないですむのだ。



7月18日・・・枝豆の初採り。
虫も入らず、極上であった。



旨い豆乳・・・・不味い豆乳は不味いが、旨いのは、ミルクの様な旨味。

採りたての枝豆は、旨い!

旨いったら旨い。

まるで、極上の豆乳のなめらかさ・甘さ・・・なり。
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島田次郎先生を囲んで・2010。

2010-07-27 06:39:16 | 生活雑感


7月17日・梅雨の明けた猛暑の中、東京の都下の出来事だ。

我が「師」を囲んでの第二回の集まりがあったのだ。

昨年およそ30年ぶりに、僕の年代と、その下の年代が中心の集まりが開かれ、2年続けての嬉しい集まりだった。

先生の持っておられた名簿を元に、僕らを中心に置けば、10年前の先輩から、10年後の後輩までと、世代横断の「島田ゼミで学んだ」という限りの、考えるとすごい集まりであった。

遠くは福岡・愛知・群馬・青森とまあ・・たった一夜に集まる「想い」は21世紀に今、すごいことのようにも思えた。



とうに日本人の平均寿命は超えられたか・・しかし、未だに研究心衰えず、「君たち~学びなさい~」と、舌鋒鋭い「島田節」は顕在であった。

「竹橋事件」という、軍の反乱の顛末を、「前近代の民衆運動」から紐解いた、今先生が研究しておられる本が、もうすぐ上梓されるという・・・かくしゃくたる、今もってのお姿に、叱咤もされ、嬉しくもなった。

何より、元気なお姿と、熱い語り口は、側に居るだけで、豊かになった気がした。

僕の賀状の返事にいつも「初心忘れるべからず」と、世阿弥の言葉が直筆で書かれてある。

日々に悩殺され、学びの少ない僕への、叱咤があらためて、身に沁みた・・・・

又会えて嬉しかった!ほんとうに、嬉しかった!



仕掛け人はこの男・・・同学年のK氏である。

昔から色男であったが、今もいい男だ。

「島田ゼミ」とくくった、何世代もの、見知らぬ人たちへ消息を尋ね、参加などの確認や、場所の手配と、頭がさがる思いだ。

感謝だ!!!



昨年来たかったが、都合がつかなかった・・
今年は、参加できた!
と、そんな方も居るだろう。

そして、今年は・・・と、無念の人も居たであろう。

総勢20余人・・・よくまあ、集まったと思う。




面影ある者・僕のように、醜く質量を溜め、やや面影を失った者、そしてお毛毛など、薄くなってな。

30年前を手繰り寄せ、思い出話をしたり、近況を語り合ったりと、話は付きないから不思議。

「体のあそこが痛い・ここが痛い」なんて話が出なかったのは、すんばらしい・・・



「同じ釜の飯」を食った、そんな気安さは、やはり、「自分の今」を内省する厳しさも突きつける。それが、ありがたいなぁ・・と思った。

2年連続会えた者・30年ぶりに会えた者・・・・
先生が、ご健勝で、K氏が健在であれば、来年があるのか!

頼んだよ~~K氏!

満たされた一夜であった。
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