館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

山菜が始まった・ある日の晩酌・テースティングノート・その45付き。

2008-04-30 05:49:30 | グルメだ!


4月のT市は、例年なら10日が、山菜の開始である。
今年は、4・5日遅れている。2月3月が寒かったからね。

いよいよ「こごみ」が出てきた。こいつ、出てきたと思うと、食べられる時期は10日程しかない。



タラも、膨らんできたね~



セリは、盛りだね~


「庭のフキ&セリ」

庭には、増えて困るほど(実際毎年、畳2畳ほどは、根を掘って処分する)フキが食べごろの大きさになった。



野には、大好きな「野蒜(ノビル)」が盛りだ。



この子は、好きな山菜は処理を手伝う。
自然のものは、前処理が厄介なのが多い。外皮を剥く・はかまを取る・あくを抜く・乾燥させるなどなど、山菜によって、鍋に入るまでに、一仕事しなければならない。
この辺りが、スーパーに「処理済・洗ってある」パックの食品に馴らされた、先進国の食事事情と、貧困かね?

外皮を剥かれ、真っ白な「のびる」は綺麗で、旨そうだ。




定番・油味噌だね~

炒めて・味噌・砂糖・酒少々・・・シンプルで、皮むき30分・調理は3分!



かつおダシでタケノコ煮・最後に沖縄鰹節を振り掛ける。
新鮮なたけのこは、甘く・ホクホクなのだ。



ふきもね、甘辛の煮物。さけだよな~それ以外にないな~~




お浸し3種・コゴミ・せり・わらびだよな~~


山菜の時期は、食費が浮く。4月・5月・・・合わせて4万は浮く。
浮いたお金は、蔵王が待っている。



小鉢に、少量の「胡麻和え」・コゴミ・セリだんべ。



ちょっと、贅沢を飲むか~~ってんで、良く登場の「浦霞」。
今回は、2008の特別純米なのだ。

相変わらずの、上品・バランスバツグンの純米だわ。
2008は香りが、2007よりいいかも?

しあわせ~



もう1つは「小鼓」!

兵庫県・奥丹波の名酒だ。西山酒造。
含み香の良いさけだ。やや甘め。山菜には合うね。
山菜の香りを壊さない。




山菜の時期を飾る野の花も、やさしい。

スミレ・イヌフグリだわ。




からすのえんどう・たんぽぽのわたぼうしも、よい。



早春の名残は、散り際あさやか!
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F本観光で行く石垣・西表・動植物などなど編。

2008-04-27 04:09:30 | 旅は続く
やっと連休だ~
ちょっくら、北に行って来るぜ!

んで、沖縄記事・これで最終回だす。
よろしく~~




沖縄の県花・歌にも歌われた「デイゴ」。
今年は時期として、花が初めて見られる!と期待していたが、全く見られなかった。

タクシーの運転手氏のその辺を取材した。

もう、ここ数年、開花の遅れや花をつけない異変が起きているらしい。

「去年2つの大きな台風で葉がやられちゃってね」
「それにヒメコバチが発生してどこも咲いてないよ」

実にがっかりだった。

写真「石垣小学校」のデイゴは、まだ葉が付いているほうだったが、街路樹のデイゴは葉がほとんど無いものまであった。

しかし、沖縄の人が「でかい」と言う台風は、本土では、それはそれはデカイ!に違いない。

どうもコバチも新種で、「デイゴコバチ」と仮称をつけて、研究が始まっているらしい・・・

デイゴの花を見たい!



西表のジャングル・・もちろん僕は「キノコ」に興味深々だった!
まあ、ばればれか?

しかしね、大それた図鑑でも「きのこは4000種から5000種・・・」などと書いてある。そのおおざっぱさは、研究が進んでないことや、名前の無いキノコだらけだと、語っているわけだ。

インストラクター・高市氏によれば・・1沖縄では山の物を食べる(山菜ってこと)習慣は余り無い。2きのこを食べる習慣はほとんど無いですね~3研究もあまり行われていないですね~

だった。

僕も、もう数年、沖縄のキノコ関連の、書物や論文など探しているが、全く見つからないもんね。

と、前置き。

こちら、スギヒラタケの仲間だとおもう。実に旨そうな色・肌触りだった。
持ち帰れれば、食べたに違いない。



こちらはウスヒラタケの仲間、叉はヒラタケの地域差だと思う。旨そうだった!



僕らの間で「乾き物」と呼ぶキノコも多かった。こちら、ウチワタケである。



乾き物その2・ベッコウタケだんべ。



この、南方熊楠の愛した世界のキノコになると、どうも僕は覚えない。
まあ、食えるか?がキーワードだからね~
多分、ツノマタタケ科の仲間だわ。



こんなのは、覚えが早い!ツブカラカサまたはナガグロヒメカラカサだ。でも、食べられません!



ご存知・・いやそうでもないか・・キクラゲだよ。採集してもう、食べました。

僕は、西表・・1日「キノコ探し・密林ツアー」でもOKだ!
高市さん!釣り・カヌー以外に、このツアーガイド、お願いします!


「アリアケカズラ」

さて、庭先を飾る花をすこし。
このアリアケカズラなど、南国~って思うのだ。


「オオベニゴウカン」

もう1つ南国~なのだ。





次に道端の花ね~

さてこの3つの花・名前はわかりませんでしたが、道端に美しく咲いておりました。
沖縄は、花の島でもあります。



シナガワハギの黄色だね~



タチアワユキセンダングサって言うみたい。これはね、どこにでの道端に群れて咲いています。


「ノアサガオ」

このノアサガオは、海岸の暴風亜熱帯林を覆うように、蔓を伸ばし花盛りでした。




野いちごもあったのだ。実のなる時期に、食べてみたかったのだ。
「リュウキュウバライチゴ」そして「サクナ(長命草)」です。
良く料理に使われる「野草」サクナです。刺身のつまの乗ってたりします。

庭先にも良く見かけたので、使うために、育てているようです。


「トンボグサ」

野生の花は、小さいが、このゆかしさがよろしい。


「イワタイゲキ」

で、海辺の花の1つ。
トウダイグサ科のこの花は、浜辺のコーラルの岩に、あちらこちらと咲いていました。多分猛毒?




既にアップしたが、「亜熱帯の森の動物達」だ。

「サキシマキノボリトカゲ」そして「タイワンサソリモドキ」です。


「タカサゴシロアリ」

湖上から2箇所・そして歩き出して発見。ちょっと端を崩したら、恐ろしいほどのシロアリが出てきたよ~

まあ、森の貴重な分解者である。きのこと同じだわ。
きのこは、炭素循環を考えれば、動植物や本人たち菌類の死骸を利用し栄養分を吸収する。その栄養分は水・二酸化炭素・アンモニアなど無機物に分解される。この形になって、植物が利用できる姿に成り、地球の有限物質が無限の利用で循環する。(分解中の副産物・抗生物質もすごいね)動物は、太陽エネルギーを植物のように固定できる能力が無いので、動物自身・植物・菌類を捕食することで、生が成り立つが、シロアリは分解しにくい植物を分解するので、菌類と共に、重要な「分解者」と言えるだろう。共に「大地の母」であるな・・・

どちらも、なんとなく、気持ち悪いと思う人も、居るけどね。


「サキシマハブ」

沖縄に来るたびに、ハブを見てみた・・と思っていた。
この日の朝は、西表だぜ!ハブが見たい!と叫んでいたら、なんと!車に轢かれた蛇を発見した。F本観光氏(このとき運転手)「蛇だ~止まって~~」と叫んで、駆け寄ったのだ。
ハブだった!うれしく・気持ち悪かった!沖縄のホンハブやヒメハブに比べ、この「サキシマハブ」はやや毒性は低いらしい。高市氏はかまれたことがあるらしい。


「イリオモテバッタ」

いなご位の大きさでした。



「イリオモテF本」

滝つぼには、大型の哺乳類らしきものが泳いでいたが、良くみると「シュノーケル」を付けていた。





ここからは「マングローブの森の木々」です。

「ヤエヤマヒルギ」「メヒルギ」そして「オヒルギ」です。
再掲載。


「サキシマスオウ」再掲載。


「ヒカゲヘゴ」・またまた再掲載。




ここからは「マングローブの森の花たち」です。

まるで、額アジサイの様な「カラコンペイギ」そして「ヤエヤマツツジ」再掲載だ。




「コウトウシュウカイドウ(紅頭)」は、ベゴニヤの原種だそうである。あちらこちらに花を咲かせて居ました。そして「セイシカ(聖紫花)」再掲載である。


さてさて、動植物編しゅうりょうです。

以下おまけ画像。


「懐かしいセスナ」


BN-2Bアイランダー・イギリスのブリテンノーマンでデザインされ、1200以上もつくられたベストセラーのコミューター機だそうである。

昨年の波照間で乗って石垣まで帰りました。

その時・運行廃止のようであると、聞いた。まあ、採算か?でも島の人にとっては「病人の搬送」など、生活でかなり困るだろうなと思いました。

石垣空港のこの飛行機を見かける。懐かしかった!

別の経営で?存続しているようである。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルーポ アイマラ・僕の育った音楽・Gの仲間達・その10。

2008-04-26 06:15:24 | 僕の育った音楽


サイモン&ガーファンクルがその哀愁を帯びたメロを広めた、フォルクローレ。
フォルクローレの名は知らなくとも、「コンドルは飛んでゆく」の名と、歌を知っている人は多いだろう。

南米のフォーク・それが「フォルクローレ」である。

僕は、結構好きなのだ。ライブラリーもそれなりにある。

フォルクローレも又、チリ・ペルー・ボリビアなどなど、お国によって違いがあり、伝承的音や楽器編成から、ヨーロッパの侵略以降、ヨーロッパ音楽に影響を受けたものまで、奥は深い。

上記S&Gの伴奏をしたのは、ペルーのグループ「ロス インカス」(後に分裂してウルバンバになり、ケーナ吹きのウニャ ラモス氏は独立)。
ボリビアなら「ロス カルカス」が素敵だ。

チリならビクトル・ハラ ・ビオレータ・パラ ・インティ イリマニ ・キラパジュン など、キラ星だ。チリはピノチェットの独裁と、アジェンデの虐殺など、悲しい世情もあって、感深い。インティ イリマニの大河の流れのような、演奏は心が休まりますな。

さて、本編。
この「グルーポ アイマラ」何度か来日公演も行なっているボリビアの有名なフォルクローレ・グループである。

インカ帝国を形成していた主要民族で,主としてボリビアに居住するアイマラ族のグループである。
伝承的民族音楽の土着性と、後に取り入れた、西洋的ポップが、鏡の裏表のように、はっきり分かれ、曲によって(或いはCDによって)どちらかになってるのが面白い。コンサートも1部2部で、伝承とポップが分かれたりする。

フォルクローレ・英語読みでフォーク故、民衆の想いが詩にひしひしと織り込まれている。

コンドルもまた

カタツムリになるならスズメになったほうがいい
そう,スズメになりたい
もしできるなら
もちろんスズメになりたい

遠くへ 遠くへ航海に出たい
去り行く白鳥のように
人は大地に縛られて
この世界で一番悲しい音をたてる
一番悲しい音をたてる

と、侵略で奴隷となった、民族の想いが歌われているのだ。


まあさ、そんなことは気にせず、あの「風の音」のような、音楽は心が休まります。

フォルクローレ・如何ですか?


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

切手も?捨てられない男。

2008-04-25 06:06:05 | 生活雑感


どこぞのブログ(実は、LEさんなのね~~)で、007やハリー・ポッターの切手が紹介され、あれこれコメントを賑わしたのだ。
でね、便乗!

実は、大人になって後、かなり前から(小学校の頃、切手集め流行ったよな~)会社に来る封筒の使用済み切手を、何となく集めているのだ。

理由?

何となく「綺麗」なんだよな~~

新品は、お年玉の当たり・時たま気に入ったやつが出ると、購入位で、かなり厚いストックブックは既に、5冊だが、ほとんど使用済みで、価値はありませんです。



これはね~
お気に入りが一杯入っているので、購入したシート。



ゴジラだよな~「初代ゴジラ」だよな~
七人の侍・力道山もついてるね~



アトムだよな~
その上の、NHKはいらね~~



サザエさんだよな~
これも、国民的漫画だよな~~



これは、友人のお土産。
まあ、俺にはキノコってんで、ありがたいね。
かなりの、お気に入りなのだ~



こちらは、郵政省が出した「ウルトラのハガキ」なのだ。



フラッシュがあたって、まるで、スペシューム光線じゃないの?
で、やはり、ウルトラの永遠のキャラは「バルタン星人」だね。

どうせ人に送るなら、記念切手がキャワイイってんで、買ってある。
封筒出すとき、記念切手を貼ることが多いです。

でもね、お気に入りシリーズは、何となく使えない。

そう思うのに、複数枚買ってないのだ。
買えばいいのにね・・・・

何となくなんだよな・・・・・・・・・

そういえば、このアトムやゴジラ・七人の侍など、使用済みも無いな?
皆、使えないで、持ってるのか?

切手?貴方は如何ですか?

使用済み・・・綺麗だよ?

どうも、捨てられない性分・・・「もったいない」男なのだ・・・
息子も、遺伝したらしい・・・

女房??!

何でもすぐ捨てちゃう!整理が嫌いなので、すぐ捨てちゃうのだ。

いづれは・・俺もか?

準備しないとな・・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある日の晩酌・テースティングノート・その44付き。

2008-04-24 05:44:05 | グルメだ!
一昨日、大学時代の友人からTELがあった。仮称IKちゃん!
まあ、ここ数年僕が蔵王に案内して、「藪こぎの源流域のつり」を指南しているのだ(エライ!)。
といっても、やつの仕事は、ハード且つ休みも余り取れないような仕事だ。
だから、蔵王もね、年に1度・・・
どうも、シーズン到来で、うずうずしているらしい・・・

そのIKちゃん曰く
「お前の、ブログ、時々見るが・・食い物と百姓、そして酒と、おれの知らない音楽ばかりじゃね~~かよ!」「つまんね~~ぞ!」だと。

ほっとけってんだ・・・

まあね、確かに、そんなのばかりだね~~

ブログ・・・俺のための記録よ!人様のお役にはたたね~~な。

本日も、晩酌記事だわ。(このお酒の記録はね、僕の大事なテースティングノートなの!・IKちゃんよ!)




学校給食の「若鶏のマリネ」が旨いらしい!
で、女房は担当の「管理栄養士」さんに、レシピを聞いてきて、これを作った。
子供も好物である。

確かに、旨い!

想像できる調味料の他に「ウスターソース」などが入るらしい・・・・

詳しくは聞かない・・・自分で作れないほうがいいのだ・・・

子供がね「マリネが食べた~い」
僕「そっか!じゃあ、かあさんに作ってもらおうね~」

だろ?



こちらは、僕が「切干大根」から作った、切干大根の煮付けである。
旨いよ。



ブロッコリーとトマトのサラダ。
マヨネーズか出来合いのドレッシングで食べます。

まあよ、庭のブロッコ茹でて、並べただけ。




カキナと言う、この地域独特の菜である。
これが旬を迎えると、コマツナやホウレンソウは見向きもされなくなる。

茹でる・1つは胡麻和え。もう1つは鰹節醤油なのだ。

酒に合うんだな、これが。



G県O市って、ばればれに最近なってきた。群馬県太田市の島岡酒造の群馬泉「初しぼり」である。

本醸造では、群馬泉・なかなかの味わいの酒を造る。

これは、新酒の出荷間近の時期、かなり期間と場所が限定されて販売のブツ。

なんせ、醗酵が止めてなく、器に注ぐと、発泡なのだ。

その飲み口・さわやか!甘いが、待っていた春にふさわしい香りを放つ。

もう、酒屋さんの冷蔵庫には無いかも?

来春・近在の皆さんは、お試しを!



京都府でも北に位置する日本海側の野田川町・香田地区

『酒呑童子「香田 特別純米」』

どこまでも、飲み続くような、飲みやすさがある。
しかし、水に重さを感じる酒だ。

どうも、京都・伏見と重ねる自分がいて、風味に欠け・鮮麗さを感じないですね。
良い酒だと思うけど。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする