みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

一二三之式

2015-09-01 23:37:50 | 茶道
久しぶりに国道6号線経由で、愛車を1時間余り駆って茶道の稽古へ行きました。9月になりましたので着物は単衣、帯はやや薄手の名古屋帯にしました。着物も帯も草履も、近所の方から譲って頂いたものです。普段はシミだらけの素顔をさらしている私ですが、着物のときだけは薄化粧します。化粧したり着物を着たりしているうちに、気分が茶道モードになっていきます。



お軸は 白雲自去来 、お筆は前大徳の宗興和尚です。

今日のお稽古は、一二三之式を2順と花月之式でした。一二三之式を稽古するのは、私は初めて。亭主の点前に対して連客が採点をする、というストーリーになっていて、様々な花月の中でも特に変わった印象を受けました。とても小さな木箱の中に採点用の小さな札が12枚入っていて、その札の取り扱いが意外に難しく、苦笑・失笑・微笑し合いながらの稽古となりました。難しく、かつ楽しい、という点では、他の花月と同じですね。