みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

初心者の躓き

2015-09-10 07:32:35 | 暮らし
ブログなどやっているけれど、私は所詮パソコン初心者だ。初心者の域を脱したいとも思わないし、その必要もほとんど感じないし、その能力もないと思う。しかし、ちょっとした操作の躓きで手こずってイライラしてしまうのは初心者ゆえの哀しさだろう。

先日、Windows7だったのをWindows10にアップした。立ち上げ等の動きが速くなったのは有難かったけれど、操作手順がちょっとばかり違っていて、その「ちょっと」に初心者の私は躓いて、暫し不安に苛まれてしまう。分かってしまえば「何だ、こんなことだったのか!」となるのだけれど。

インターネット情報をプリンターで印刷しようとしたときも躓いた。ああやってもこうやっても印刷モードにならない。雨が続いて昼なお薄暗い中、イライラが募り世の中が余計に暗く感じられた。canonMP600 のプリンターではWindows10に対応できない、ということに気付いたのは随分時間を経てからだった。

4年ほど前に買ったcanonMP600は、まだ新品のように綺麗で好調だったし馴染んでもいた。インクの予備も買い置きしていた。これを廃棄しなければならない経済社会なんて、地球環境を食い潰しているようなものだ! と憤ってみたところで致し方ない。石岡のケーズデンキでPIXUSシリーズのMG7730を買った。応対の女性店員は明るくテキパキとして素敵だった。その店員がふと表情を陰らせて「セットアップ大丈夫かな・・?」と呟いた。初心者の私を心配しての呟きだ。「脳トレのつもりで試してみます。」と私。

脳トレどころではなかった。セットアップでこんなにイライラするとは! 分かってしまえばやはり「何だ、こんなことだったのか!」なのだけれど。
マニュアルの指示に100パーセント従属して操作していると、インターネットに魂を売り渡しているような感覚がした。文明の利器とは怖ろしい。