2024年の向日葵・・・最初の一輪、そして蜘蛛。

2024-08-08 20:50:52 | Weblog

 

今年の一発目が咲いたのは今日、8月8日だった。

咲いてくれて嬉しい。感無量。

そしてまた、美しい。

中の方の、フィボナッチ数列で並んだ花粉まではっきり見える。

小さな自然界の驚異。

花。

これが咲く、ということは今は真っ盛りの夏なのだ。

ただ歩いてるだけで茹で上がりそうな夏。

この写真は朝、撮ったのだが、花の後ろに小さな青い、蜘蛛がいた。

バッタなら花や葉を食い荒らすから、情け容赦なく瞬殺するのだが

蜘蛛??と一瞬、考えた。

蜘蛛は・・・・・・純粋に肉食のはず。そういう昆虫であった。

花に来る小さな虫を狙っているのかもしれない。

向日葵を喰わないんだったらいいや、そこでゆっくりしていきなよ

と蜘蛛に声をかけて、仕事に出かけた。

さっき帰って来たのだけれど、花を確認したら何と、

朝の蜘蛛(だと思う)は、まだいた。あら、本当にゆっくりしてたのね。

気の長いヤツ。一日中ここに居たのかよ。

花を子細に見たが、やはり食われてはいない。

ふむ。

向日葵と蜘蛛。

何だか、宮沢賢治の童話っぽい、と言えなくもない。

今年最初の一輪を、気に入ってくれてありがとう蜘蛛よ。

でも間違って、花を喰うなよ。

花粉はちょっと齧ってもいいけどさ。

花は喰うものじゃなくて、観て、

その美しさを讃えるためのものなのだ。

 

 

 

フィボナッチ数列が何か?って?????????

あの、説明できないからググって調べてみてくれ。

 

 

 

付記

当初、タイトルが間違えて2014年の向日葵・・・・になっていた。

俺の頭の中は10年前から止まってるのだろうか?

ただの阿呆なのだろうか?

この画像(と本文の内容)は間違いなく、2024年(今年)の向日葵である。

 

もう何か・・・・何でもいい気もするけど。

コメント (2)
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極東のブルース、極東のソウル。

2024-08-07 21:55:20 | Weblog

今日の夕方、トラックでFMココロを聴いていたら

マーキーの番組に突然、有山じゅんじと清水コウが出て来た。

 

僕は日本のブルースやソウルの人達が嫌いだった。

 

高校生の頃観た映画「ブルースブラザーズ」に衝撃を受けて、

古いアメリカ黒人たちのブルースやソウルが大好きになって、

それなりに、自分なりにいろいろ聴いて、

ブラックミュージック愛好者、のつもりだった。古いもの限定の。

 

でも日本の人がやってるブルースやソウルって・・・・・全然違うっていうか。

 

憂歌団だけは別格に感じて、すごく好きだった。

特に初期の憂歌団の作品は「本物」としか言いようがない・・・・と思っている。

 

でも他のひとのは、全然好きじゃなかった。

 

でも今日、ラジオに有山さんと清水コウさんが出てきて、

柔らかい関西弁で、年季の入ったハスキー声で、

「ブルースはみんな好きやからなあ」とか喋ってると、

いい感じだった。

「梅田から難波まで」という曲もかかったのだが、

昔の物ではなく、多分、再録している。これも、良かった。

ユルい。

そのユルさがもしかしたら昔は、鼻についたのかもしれないが、

ユルいのは、いい。

 

日本のブルースやソウルには、それなりの面白さがある。

本場の物とは、雰囲気が随分違うけど、それがまたいいのだ。

 

 

今さらかもしれないが・・・・・

何か、そう思えて自分で嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、アメリカという存在は、良くも悪くも・・・・大きい。

我々はアメリカにコテンパンにされた国の人間だ。

尊厳も何も叩きつぶされた国の人間だ。

 

昨日は原爆投下の忌むべき日だった。

先週の「WEEKEND SUNSHINE」ではブラジルの

ジョアン・ジルベルト(ではない、ジルベルト・ジルだった)の特集をやっていたのだが、

彼の歌の中にも対アメリカ・・・のようなものがあった。

クラッシュも歌っている、「アメリカにはもううんざりだ!」と。

 

当然なのかもしれないが、世界中の国が、アメリカを意識している。

 

 

アメリカに左右されてしまう。

 

 

トランプ再選????????いや・・・・やめてほしい。

 

 

 

ここは極東だ。

 

 

日米関係が現状のままでいい・・・・とは思わない。

 

 

少なくとも、「日米地位協定」は、見直されなければならない・・・・と思う。

 

 

誰がどう見たって、不平等条約 だから。

 

 

そして日米安保。

 

広大な米軍基地。

 

 

対米の追従のような政治は根本から考え直さなくてはならない。

 

 

 

平和憲法を維持したまま、我々は我々のとるべき道を選ぶ。

 

 

 

 

我々にだって、ブルースも、ソウルも、あるのだ。

 

 

 

EAST  END ’S   BLUES&SOUL   LIVE  MATTER!!!!!(変な英語かな)


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2024年8月は2週連続ライヴ!!!!!!

2024-08-04 17:36:03 | Weblog

 

 

 

バンドは切ない。

我々はせーの、で一緒に音を出す。

そしてひとつの「楽曲」という、夢みたいな、幻みたいな、短編映画みたいな、

歌みたいな・・・・・・形のないものを創り出す。

そのためだけに集まり、そのためだけに心を通わせる。

そういうことを何年も繰り返していくうちに少しずつ我々は

親密になっていく。

もしも、バンドが無くなったらこんな風に彼らと頻繁に

会えることもないのかもしれない。

そう思うとさらに切ない。

いやもちろん、続けれるところまで続けるつもりなんだけどさ。

 

今週土曜はライヴだ。8月10日 土曜日、京都祇園シルバーウィングス。

がらんどう、らんちゅう、ザ・マンガンズ、バイバイガール、そして我々ROCA’66。

いいブッキング、音も雰囲気も良い、好きなハコ。いい夜になる事、必至。

その次の土曜日も、何とライヴだ。

我々にしては珍しい、2週連続ライヴ。

8月17日 土曜日は大阪・大正区にある 田中屋酒店。

今までに2回出演させてもらっている。いい店だ。

ここは本来は酒屋・・・兼、立ち飲み屋なのだが、

本格的な機材が入っていて、音も良い、酒もうまい。入場料は投げ銭。いくらでもオッケーよ。

ザ・マンガンズ、カミナリボルト、地下道を往く、そして我々ROCA’66。

またまた良いブッキング。

 

2週連続でいい夜になる。

 

あの・・・・・かの「憂歌団」の初期の楽曲の歌詞に、

「いつまでも、あると思うな親とカネ~」というのがあった。

 

我々は親でもカネでもないのだが、いつまでも存在し得ない、という点は同じだ。

我々が我々として存在し得ているうちに、

観に来ておいてください。っていうか、毎回来てください。


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「ホテル・ニューハンプシャー」読了。

2024-08-04 17:09:13 | Weblog

「ホテル・ニューハンプシャー」を読了した。

壮絶であった。

しかし・・・・・・・・・・・・・・思ってたより「切ない」要素が希薄だった。

以前読んだときは酔っ払っていたのか俺?ちゃんと読んだか俺????

大体いつだったんだ以前読んだのって?30年近く前?そりゃ覚えてないかな。

熊とバイクの2要素のせいで、

アーヴィングのデヴュー作「熊を放つ」と自分の中で混同していたフシがある。

この2作は少し似ている・・・と思っていたのだが、

熊とバイク以外、ほとんど似てないし。あ、あとウィーンが舞台になるところも重なるけど。

切ないのは「熊を放つ」のほうだった。あっちは圧倒的に、全編、切ない。はずだ。

感傷的な要素が強いハズ。

こちらは、この「ホテル・ニューハンプシャー」は躍動的で精神的で、現実的で、それでいて夢想的で、

残酷で下品で、ぶっ飛んでて、

・・・全編、性的だった。エロくは感じないのだが。

あまり感傷的ではない。

でもやっぱ、面白かった。没入的読書体験。

読後は、自分の生きる現実が 小説、もしくは映画のように見える。

きっと、誰にとっても「人生はおとぎ話」なのだ。

こうなると必然的に、次に読むのは「熊を放つ」だ。それしかない。

 

いやしかしそれにしても、

フラニーは終始最高なのだが、それ以外にも、革命家たちと売春婦たちが良かったな。

 

 

登場するバイクがインディアン・モーターサイクルだったのも驚きだった。

伝説の(近年、復活したけど)戦前のバイクメーカー、インディアン。

 

 

 

 


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8月10日は祇園シルバーウィングスにROCA’66出演!!

2024-08-01 20:29:51 | Weblog

灼熱の季節の最中でも我々は生き延びている。

向日葵の花は、今年最初の一輪目が開花直前。

アーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」の下巻は、

まだ読まずに置いてある。次の土日に一気に読むのだ。

そしてちょっと前が、ミック・ジャガーの誕生日だったそうだ。

81歳になると言う。むむむ。たぶん、僕の母親と同い年だ。

それはいいとして・・・

次の土曜日、8月10日は我々ROCA’66の、ライヴ出演。

京都の祇園というところにあるシルバーウィングスという渋いライヴハウス。

この日は、シルバーウィングス16周年アニヴァーサリーの一環なのだ。お目出度い。

10日の出演バンドは

BYE BYE GIRL

ザ・マンガンズ

がらんどう

らんちゅう

そして我々、ROCA’66。

ほとんど全員、知り合い、もしくは友達のバンド。

自作の楽曲を演っている連中だ。

個性的で、活動的で、騒々しい、良いバンドばかりである。来て損はない。

 

そして灼熱の季節の中、

AMラジオでは「夏休みことも電話科学相談」をやっている。

面白いので・・・ときどき、トラック運転しながら ついつい聞き入ってしまう。

それで昨日言っていたのだけれど・・・動物は、犬とか猫でも

鏡に映った自分の姿を、自分だと認識できないのだ、という。

チンパンジーくらい高等にならないとそれは無理なのだそうだ。

ところが、あの大きな、鼻の長い ゾウ は、鏡像を自己だと認識可能であるらしい。

恐らくはどこかの科学者が、実験を繰り返したのであろう。

でもそんな大きな鏡・・・・・いや、ビルの壁面とかにあるよな大きな鏡。

実験用に巨大鏡を作ったのか、どこかの鏡面ビルまでゾウを連れて行ったのか。

どっちなんだろう。子供のふりして電話して聞いてみるか・・・・・・・?

ああ話がそれた、大事なのはライヴの話だ。

我々はもう若くない。人生後半戦突入間近、である。いやもう、終盤か?

それでも演奏は今でも新鮮である。

人前に出るのは今でも度胸が要るし、ドキドキする。

昆虫が孵化するみたいに我々も羽根をはやして飛んで行くような錯覚に陥ることもある。

昆虫と言えば・・・・・・・・

いや、もう「子供電話科学相談」の話は止めよう、

そのことはライヴが終わったらまた書くよ。

昆虫も大事だが、ライヴの方が今の我々にとっては大事だ。

気合。

気合とセンスがすべてである。

ほんの一瞬でも、宇宙が爆発するような感動を伝えられたら、僕は嬉しい。

演奏中に、そういう瞬間が、あるのです本当に。嘘じゃなく。

 

どこか遠くの土地に住んでる人も・・・・夏だし、京都までおいでなさい。

シルバーウィングスは、京阪電車なら「祇園四条」駅、

阪急電車なら「河原町」駅から

歩いて10分くらい・・・いや15分くらいかな。

本当に、生きてると人生、色々あり過ぎて(冗談抜きで毎日試練の連続である)、大変だが

ライヴがある、ということを生き甲斐に僕は生きている。

 

2024年の8月10日は京都・祇園で会おう。

灼熱の京都で。


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