友達よ、我々は・・・・生き延びよう。

2024-08-27 20:27:54 | Weblog

「生」というのは本当に不思議。

 

我々の身体は「自動運転」で、

敢えて 生きようとしなくても、身体が勝手に生きていく・・・という側面がある。

例えば

呼吸なんか完全に自動だと思わないか???

あ、心臓の動きとかもね。全然意識しないのに動いてるもの。自動だ。

血流は絶え間なく全身を行き渡る。

もっとミクロなレヴェルで考えると

腸で微生物がそれぞれ勝手に働いてくれてるからこその消化・吸収である。

そして、白血球とか赤血球とかは外からの黴菌・雑菌を駆除してくれてる。

頼んでもないし、報酬もないのに、勝手にやってくれてる。

 

その自動運転(全自動、と言っても過言ではないだろう)の身体に乗っかって、

我々はただ、生きるだけだ。

ただ生きるだけ・・・って言っても、それは そんなに簡単ではなく、

 

とにかく生きづらいし、

世知辛いし、

面倒ごとは多いし、

外に出れば敵ばっかりだし、

みんながみんな僕の陰口を言ってるし、

台風は来るし、

コロナにかかったりするし、

働けど働けど暮らしは楽にならないし、

やりたいことさえ、必ずしもうまくいくとは限らない・・・っていうか、うまくいかないし、

愛する人との関係も簡単にこじれるし、

大事な大事な大事な人は静かに逝ってしまうし、

壊れやすいものは壊れてしまうし、

大事なもの(者)、(物)、(物事)、を大事にしようとすればするほど粗暴に傷つけてしまうし、

政治家は腐敗の限り、悪事やりたい放題だし、

戦疫は拡大する一方だし、

道路に出れば大渋滞だし、道路にごみは散乱するし、

致命的な病魔さえ、我々の身には 降りかかって来る。

 

生きてたってロクなことはない・・・・・と思ってしまったとしても仕様がない。

 

 

 

 

 

 

 

でも友達よ、

明後日か・・しあさってに、大きな台風が来るんだ。

だから僕は、

いい感じで育って、蕾をつけてくれたり、咲いたりしてくれている

花壇の向日葵たちの為に、

支え棒を立てて、麻ひもで茎をそれに結び付けて、

彼等が台風が来ても、生き延びられるように対策したんだ。

 

台風が来る前に帰って来れて良かった。僕は昨晩、広島の高速道路パーキングで夜明かししたのだ。

 

これ(花壇の世話)やってる時が、大変だけど一番楽しい。

「手のかかる子ほど可愛い」って感覚がわかる気が ちょっとだけ、する。

「生きてる」って感じが、濃厚にするのよ。

これやってる時と、バンドやってる時がいちばん「生きてる」って気がする。

スタジオで曲作りのときと、ライヴで演ってる時。

死ぬほど・・・・・、楽しい。

大事なことの全ては逆説的で、相反的なのだ。

 

そしてそれは「自動」の延長ではない。

自発的に、自発的に、自分で考えて、動くのだ・・・・それでしかない。

 

 

だから我々は、

台風の中で生き延びようぜ。

 

 

 

 

そうするしか、そこにしか、突破口はない・・・・・のかもしれない。

 

 

 

 

 

もう一度言うけど、

 

友達よ、我々は生き延びよう。

 

 

 

 

 

画像は、今日の、花壇。

全体は見渡せないが、実は30本近く「支え棒」が立っている。

 

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