リヴ ウィズ ミー

2007-05-12 23:25:21 | Weblog

それにしても人間って、・・・いや、人間だけじゃなくて

生物って、何て精密に出来ているのだろう。

たとえば、脳がものごとを記憶するしくみでさえほとんど何も

わかっていないのだ。

その精密さはもちろん、俺の想像を超えている。


そして、すべての生物には生存本能、というか

自己保存本能がある。

「生きる」ってことをあらかじめプログラムされているのだ。


何のために?

・・・わからない。俺は手当たりしだいの他人に聞いて回ったし

倒れそうなくらいの量の本を読んだ。

自問自答してみたし・・・・

やれるだけのことはやってみたつもりなんだ、

その答えを知るためにね。


でもわからない。


・・・・とか言いながら、でも少しづつ

わかってきたような気にもなってきているんだ。


何のために生きる?と聞かれたら、

「生きるために」生きる、と言うしかないよ。

これは決してくだらないレトリックなんかではない。

禅問答を気取って逃げているわけでもない。


俺達は「生」を、この瞬間を肯定するために生まれてきたのだ。

ただそのことだけのためにこの、

身体という素晴らしく精密な乗り物は あるのだ。


俺達はこの「世界」の一部だ。

俺が強く憧れ、激しく憎んだこともあるこの「世界」。

「WHAT A WONDERFUL WORLD」と、俺の友達は言う。

そのことを通じて 俺も理解する、

この世界とは、そんな所であったことを。


佐治の歌うその曲を、みんなにも聴いて欲しいな。

2007年の6月3日まで、あと少しだ。


コメント (2)
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