8月のあれこれ、そして9月へ。

2018-08-19 14:22:00 | Weblog

アレサ・フランクリンがとうとう逝ってしまった。

体調不良とか、危篤・・とかのニュースはちょっと前から流れていたのだが。

悲しい。

俺がアレサの歌唱に初めて触れたのは1980年代、

恐らく多くの人がそうであったろうと推測するのだが、

映画「ブルース・ブラザーズ」での パワフルな最高の名演、というか名唱、

「THINK!」であった。

後で、アレサは、ベルーシとエイクロイドに深く感謝していた、という話を聞いた。

あの映画の影響力は大きく、

あれで古のブラックミュージックの再評価、というか再ブームが起きて、

アレサたちは「救われた」と感じていたらしい。

映画公開当時の1980年は、R&Bやソウルやブルーズは「時代遅れ」みたいな感じで、相当下火になっていたみたいだ。

確かに・・・1980年前以前くらいの時代って、

「ディスコ全盛」だったかも。クソみたいなディスコミュージック。


まあ、とにかくあの映画は本当に素晴らしい。

ドタバタ・スラップステイック・コメディとしても最高級。

クレイジーなカークラッシュものとしても最高級(今ではあんなのは出来ないらしい)。

そして、古いブラックミュージックへの愛情。

ホンモノの超・大物ミュージシャンが惜しげもなく登場して、演技までする(笑)。

永遠の俺のナンバーワン映画である。何度も何度も何度も観た。

勿論、俺もアレで、ソウルやブルーズの良さに目覚めた。そして彼らのファンになった。

(映画の中の音楽性はブルーズより、だいぶR&B寄り・・だよね。)

今でもそうである。(俺の嗜好性はどちらかというとブルーズ寄りになったが。)


しかし、

今回アレサが逝ってしまったことで、あの映画に出たゲストミュージシャンが

全員、鬼籍に入ってしまったことになる。

むむむ・・・・・時の流れを感じずにはおれない。

アレサよ、安らかに眠って下さい。



昨夜は我々のバンド、「ROCA'66」のスタジオ入りの日、であった。

メンバーと会えるのは、それだけで嬉しい。

ギター赤井は、この盆にまたひとつ苦難を乗り越えてきたらしく、

多少弱った姿で現れたが、ギターは絶品だった。

一緒に演奏しているこちらがゾクゾクしてしまうようなギター。

ベース伊藤も、ドラム飛澤も、

しばらく音あわせしてなかったのに、息ピッタリである。

正確さとラフさを併せ持つリズム隊。

我々四人が「ROCA'66」という名の下に集って、練習して、

ライヴハウスに出演する、というのはとても希少なことだ、と痛感する。

一緒に過ごせるこの僅かな時間は、とても大切なものなのだ。


我々の次のライヴは9月22日、大阪・中津のVI-CODEにて。

演りたい曲、聞いて欲しい歌が、どんどん増えていく。

しかも、研ぎ澄まされていく。

ライヴに、来れたら来て欲しいよ。


と、そのROCA'66のライヴの前に

片山道郎ソロ(アコースティック弾き語り)を、京都、伏見桃山の、中書島のBAR「MICA]で演りマス。

アサオカ01とツーマンで。

2018年9月16日、日曜日。夜7時から。

小さな店での、ほとんどナマ音の、「親密な感じ」のライヴになる、と思うので、

それも来てくれたら嬉しいデス。

さっき、それ用にアコギで一人で練習してたらふっと、

もしかして「WHAT A WONDERFUL WORLD」の日本語詞、俺・・・作れるんじゃね?

と思いついてトライしてみたら、あっさり出来た!

直訳で、しかもちゃんと歌に載せられる歌詞。

我ながらすごくいい訳詞が出来た。それ16日にMICAで演るから、聴きに来て欲しい。






写真は、2018年8月の「ROCA'66」。



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