アレサ・フランクリンがとうとう逝ってしまった。
体調不良とか、危篤・・とかのニュースはちょっと前から流れていたのだが。
悲しい。
俺がアレサの歌唱に初めて触れたのは1980年代、
恐らく多くの人がそうであったろうと推測するのだが、
映画「ブルース・ブラザーズ」での パワフルな最高の名演、というか名唱、
「THINK!」であった。
後で、アレサは、ベルーシとエイクロイドに深く感謝していた、という話を聞いた。
あの映画の影響力は大きく、
あれで古のブラックミュージックの再評価、というか再ブームが起きて、
アレサたちは「救われた」と感じていたらしい。
映画公開当時の1980年は、R&Bやソウルやブルーズは「時代遅れ」みたいな感じで、相当下火になっていたみたいだ。
確かに・・・1980年前以前くらいの時代って、
「ディスコ全盛」だったかも。クソみたいなディスコミュージック。
まあ、とにかくあの映画は本当に素晴らしい。
ドタバタ・スラップステイック・コメディとしても最高級。
クレイジーなカークラッシュものとしても最高級(今ではあんなのは出来ないらしい)。
そして、古いブラックミュージックへの愛情。
ホンモノの超・大物ミュージシャンが惜しげもなく登場して、演技までする(笑)。
永遠の俺のナンバーワン映画である。何度も何度も何度も観た。
勿論、俺もアレで、ソウルやブルーズの良さに目覚めた。そして彼らのファンになった。
(映画の中の音楽性はブルーズより、だいぶR&B寄り・・だよね。)
今でもそうである。(俺の嗜好性はどちらかというとブルーズ寄りになったが。)
しかし、
今回アレサが逝ってしまったことで、あの映画に出たゲストミュージシャンが
全員、鬼籍に入ってしまったことになる。
むむむ・・・・・時の流れを感じずにはおれない。
アレサよ、安らかに眠って下さい。
昨夜は我々のバンド、「ROCA'66」のスタジオ入りの日、であった。
メンバーと会えるのは、それだけで嬉しい。
ギター赤井は、この盆にまたひとつ苦難を乗り越えてきたらしく、
多少弱った姿で現れたが、ギターは絶品だった。
一緒に演奏しているこちらがゾクゾクしてしまうようなギター。
ベース伊藤も、ドラム飛澤も、
しばらく音あわせしてなかったのに、息ピッタリである。
正確さとラフさを併せ持つリズム隊。
我々四人が「ROCA'66」という名の下に集って、練習して、
ライヴハウスに出演する、というのはとても希少なことだ、と痛感する。
一緒に過ごせるこの僅かな時間は、とても大切なものなのだ。
我々の次のライヴは9月22日、大阪・中津のVI-CODEにて。
演りたい曲、聞いて欲しい歌が、どんどん増えていく。
しかも、研ぎ澄まされていく。
ライヴに、来れたら来て欲しいよ。
と、そのROCA'66のライヴの前に
片山道郎ソロ(アコースティック弾き語り)を、京都、伏見桃山の、中書島のBAR「MICA]で演りマス。
アサオカ01とツーマンで。
2018年9月16日、日曜日。夜7時から。
小さな店での、ほとんどナマ音の、「親密な感じ」のライヴになる、と思うので、
それも来てくれたら嬉しいデス。
さっき、それ用にアコギで一人で練習してたらふっと、
もしかして「WHAT A WONDERFUL WORLD」の日本語詞、俺・・・作れるんじゃね?
と思いついてトライしてみたら、あっさり出来た!
直訳で、しかもちゃんと歌に載せられる歌詞。
我ながらすごくいい訳詞が出来た。それ16日にMICAで演るから、聴きに来て欲しい。
写真は、2018年8月の「ROCA'66」。
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