2006-11-05 00:13:03 | Weblog


幻のような平穏、

嵐の中の部屋。


どうしても必要なものは

そんな風にしか得られないもので、


俺の心の中には諦念が

まるで青く濁った小さな石みたいに

居座ってしまった。


それは俺自身という小規模なダムに

打ち込まれた小さな楔なのだ。


いつかは水も枯れてしまうのだろうが、

それはまだまだ先の話だ。



溯る魚のために、道を開けておいてくれよ。


           
             
・・・・・・・・・・・・・まだ行けるぜ。


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