まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

オリックス、BCリーグの主砲カラバイヨを獲得

2010年07月09日 | プロ野球(独立リーグほか)

この前セギノールを獲得したのにと思ったら何ともまあ手の早いことでびっくりした。

オリックス・バファローズが戦力補強のために、独立リーグのBCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサスに所属しているカラバイヨ選手を獲得したという。バファローズファンであり、BCリーグにも注目している私としては、何ともびっくりなニュース。

そのカラバイヨ、前年は高知ファイティングドッグスでも長打でリーグ制覇、独立リーグ日本一にも貢献し、今季は前年度BCリーグチャンピオンの群馬に移籍して、ここでも7月現在37試合出場、打率.364、本塁打15、打点46の成績。本塁打、打点はリーグのダントツトップで、打率も同じ群馬の井野口に次ぐ2位(ちなみに、本塁打のリーグ2位は元ソフトバンクで現在石川に在籍する本間の4本)。先日、「BCリーグにスラッガーがほしい」というリクエストを来場アンケートに書いたのだが、外国人選手ということなればレベルの違う選手が既にいたということだ。

BCリーグの選手といえば1年間のプレーを通して秋のNPBのドラフト指名を待つ・・・というのがスタイルであるが(もっとも、「地域貢献」を第一として、必ずしもNPBに選手を送り込むことを命題とはしていない運営方針を貫いているのだが)、こういう移籍はありなんやなと思った。ドラフトに関する規制だの何だのって、結局日本人選手に適用されることで、今回のようなケースは「空白の一日」ではないが、プロ選手の位置づけの盲点をついたようなものか。

P4260163さすがに今季群馬まで試合を観に行くことはできず、カラバイヨのプレーをこれまでに見たことはないのだが、二つのリーグで好成績を挙げているということは日本野球への適応力は高いのだろう。群馬でも選手として人気のある存在なのだろうか?? オリックスは即戦力というより育成も視野に入れての獲得というが、いよいよ故障で戦力が足りなくなった際には今季の出場もあり得るだろう。

BCリーグも後期が始まったばかりの出来事で、群馬・秦真司監督の「群馬初のNPB選手ということで光栄」とのコメントもあるが、本音のところはどうなのかなと思う。「何もリーグ途中で引き抜くことはないだろう」と思っていたりして。他には移籍金に関する契約というのはあるのだろうか、BCリーグの運営方針として今後同様のケースがあった場合どうするのかというのは気になる。

それでもまあ、選手として期待したいところ。一野球ファンの勝手な思いとして、同じく今年福井から入団した前田が先発に入り、カラバイヨが主軸を打つ・・・・BC出身者がNPBで活躍する光景というのを見てみたいものである・・・・・(ウエスタンリーグでもいい)。

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