まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

2020年は半分終了。せめて残りは前向きに・・

2020年06月30日 | ブログ
2020年も6月が終わり、半分が経過した。

年の始めには、まさかこうした世の中の状況になるとは思ってもみなかった。何事もなければ、東京五輪に向けての話題が多かったことだろう。これでインバウンドの客をたくさん呼んで景気を浮揚させようとの目論見もあったはず。その一方の影響としては、五輪期間中は企業もできるだけ休んで鉄道や道路の混雑緩和に協力するようにとか、プロ野球もその期間は中断するとか、まあ特別な年だから仕方ないかという程度のものだった。

それが、コロナ禍である。それでもまだ最初の頃は中国武漢が大変なことになっているということで、外国の話ととらえられていた。しかし、クルーズ船で集団感染があった頃から国内でも少しずつ騒ぎになり、そして店頭からマスク、さらにはデマが原因でトイレットペーパーがなくなる事態に。

さらには学校の閉鎖要請があり、アベノマスク、緊急事態宣言、休業要請、自粛警察、他県ナンバー狩り・・と世の中が混乱した。経済活動、企業活動も大幅に制限された。

やはり普段の生活の制限を受けたというのは、過去の震災や災害で一部の地域がダメージがあったのとはまた違った、広いダメージを与えている。緊急事態宣言は解除されたが、東京を中心に新たな感染者が絶えないし、世界的に見ればとても終息の見通しがたたない。

私はといえば、周辺に感染した人がいないのはまず幸いである。また仕事のほうは、いわゆるエッセンシャルワーカーに近い業界なので休業することはなかったが、行事や業務の一部が延期、中止、あるいはウェブ形式の移行など、いろいろあった。在宅勤務やリモート会議も経験したり、大学生の採用活動でもウェブ面接に初めて臨んだこともあった。

こうした取り組みがはからずも「働き方改革」を後押しする形になった面もあり、こうした技術と、人同士のアナログな接触が今後融合していけないかを考える機会になったと思う。

その一方で政治といえば・・・まあ、これもさまざまなことが露呈したので、あるべき姿を一人一人が考えるきっかけになったのではないかな。

さて7月。今年の夏はいつもとは違った装いになりそうだ。一つの時代の変わり目、令和という時代はコロナ禍を受けた後の新たな価値観の時代になる、それを作っていくと、気持ちだけでも前向きに取り組もうと思う・・・。
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