この記事のカテゴリーを果たして「四国八十八所」に入れたものかどうかだが、今回は青春18きっぷでの乗り継ぎ旅と四国アイランドリーグ観戦というのが前後にあって、その間に第11番藤井寺の参詣が入る状況で、まあそれでも八十八所めぐりが発端であり、メインということにする。ただ、これまでの2回の四国詣で以上に、紀行文として脱線した内容になることだろう。
さて今回は大阪から岡山回りで瀬戸大橋を渡り、土讃線の阿波池田から徳島線で藤井寺最寄りの鴨島まで行くというのが、初日の10日のルート。青春18きっぷの最終日ということで充当する。これまでに購入費用分の運賃相当額は乗っているはずで、実質往路の運賃はタダみたいなものだ。
プランとしては、大阪まで出た後で、6時25分発の快速で姫路7時56分着。姫路から8時01分発の岡山行きに乗り継ぐというものである。この時季特に混み合うのが姫路~岡山の区間である。青春18きっぷを持った乗客が押し寄せるのに対して、本数も姫路までより少なく、1列車も4両とか3両とかいう短い編成である。姫路から座って行こうと思えば30分前には姫路のホームで並ぶ必要があるが、6分の乗り継ぎというのは接続が良すぎてかえってしんどい。ただ、自宅からのアクセスの関係で、最も早くてこの時間になるのだから仕方がない。運賃・料金を払って相生から岡山までワープをしようかという考えもあるが・・・。
大阪発の快速は、野洲始発ということもあって結構乗った状態で到着。座ることはできたがこの先も乗客が増え、立ち客も多く出た。ただそんな中、加古川を過ぎてからだろうか、「先行列車遅れのためこの列車も遅れて運転している」との放送が入る。途中ウトウトもしていたから気づかなかったが、時計と時刻表を合わせると3分ほど遅れているようだ。ただこの先遅れは5分まで広がった。先に書いたように、姫路での岡山行きの接続は6分である。まあ、遅らせて接続はしてくれるのだろうが、ちょっと心配である。姫路に入る手前でも徐行、信号停止が続く。
姫路到着。岡山行きは接続を取って待っていたが、乗り換えは同じホームではなく、一度階段を下りて、また上った隣のホームである。12両の快速列車の客の半数以上が慌てて階段を下り、隣のホームへと急ぐ。目指す列車は4両編成で、もうすでに結構な乗客がいる。
そして乗り込んだ車内はびっしりである。通勤ラッシュのような光景で、結局乗り換えが完了した時は7分遅れで発車する。青春18とは関係のない地元の通勤通学の人たちにはいい迷惑なのかもしれない。
相生、上郡では少し下車がある。上郡では鳥取方面の智頭急行の列車が接続しているが、遅れのために乗り換え時間がわずかしかない。「急いでください」とのアナウンスが入り、後ろの車両に乗っていた人は走っていた。ただこの間も私はもちろん立ったままで、金剛杖で体を支えている。船坂峠を越えて岡山県に入ると、今度は岡山に向かう地元客が駅ごとに乗ってくる。車内はずっとラッシュ状態で、7分の遅れは途中で5分まで縮まったが、そのまま岡山に到着。
次は岡山9時54分発のマリンライナー19号に乗るために、宇野線、瀬戸大橋線のホームに向かう。もし先ほどの姫路からの列車が定時運行していれば、一本前のマリンライナー17号に乗れたかもしれないところ。もし乗れていればその先の行程が少し違ったものになっていたが、まあこれは「乗れたかもしれない」ということである。
隣の津山線ホームには、クリームと赤に塗り分けられた気動車が停まっている。旧国鉄風に手入れされたこの車両は「ノスタルジー号」というもので、内装も昔風にアレンジされている。津山線、因美線というところはこうした昔懐かしい風情を売りにしている。停まっていた車両はこの日快速「ことぶき」として運転されており、またこういうのに乗って津山にも行ってみたい。津山駅隣接の扇形機関庫もリニューアルされているし。
さてマリンライナーも多くの立ち客を乗せて発車する。新幹線から乗り継いできたと思われる団体客や(なぜ特急ではなく、快速のそれも立ちづめなのかと添乗員にこぼしていた)、青春18で四国へ乗り継ぎの客も多い。私の隣に座った客は紙に行程を書いてきていて、途中に「坪尻」とあるのが目に留まる。秘境駅の日帰り乗り歩きだろうか。
瀬戸大橋を渡る。鉄道で渡るのも久しぶりのことだ。天気も良く、日差しが海面で反射している。バスと比べて、海面をすぐ下に見ることができるのがよい。
坂出に到着。3分の連絡で高松からの琴平行きがあるので乗り換える。琴平から先の阿波池田行きにはもう一本後の列車でも間に合うが、少し先行しておこうと急ぎ乗り換える。
多度津から土讃線に入り、金蔵寺、善通寺と、四国八十八所に近い駅が並ぶ。香川県は札所順番で行けば最後のほうで、これらもいつの日か訪れることになる。この辺りまで来ればまた公共交通機関で回るのにも手頃なエリアとなるが、問題はその間だ。特に高知、愛媛となると交通機関が厳しそうだし、私の縛りである「八十八所めぐりプラス四国アイランドリーグ観戦」を達成するにはスケジュールをどうするか。
琴平に到着。駅舎は耐震補強工事中ということで、仮の改札口から出る。次の11時54分発の阿波池田行きまでは40分あまり。さすがにこの時間では金比羅詣では不可能。ただ待合室でじっとするのはもったいない。ならば昼食にしよう。今回の目的地はあくまで徳島県だが、せっかく香川に来たのだからと・・。
さて今回は大阪から岡山回りで瀬戸大橋を渡り、土讃線の阿波池田から徳島線で藤井寺最寄りの鴨島まで行くというのが、初日の10日のルート。青春18きっぷの最終日ということで充当する。これまでに購入費用分の運賃相当額は乗っているはずで、実質往路の運賃はタダみたいなものだ。
プランとしては、大阪まで出た後で、6時25分発の快速で姫路7時56分着。姫路から8時01分発の岡山行きに乗り継ぐというものである。この時季特に混み合うのが姫路~岡山の区間である。青春18きっぷを持った乗客が押し寄せるのに対して、本数も姫路までより少なく、1列車も4両とか3両とかいう短い編成である。姫路から座って行こうと思えば30分前には姫路のホームで並ぶ必要があるが、6分の乗り継ぎというのは接続が良すぎてかえってしんどい。ただ、自宅からのアクセスの関係で、最も早くてこの時間になるのだから仕方がない。運賃・料金を払って相生から岡山までワープをしようかという考えもあるが・・・。
大阪発の快速は、野洲始発ということもあって結構乗った状態で到着。座ることはできたがこの先も乗客が増え、立ち客も多く出た。ただそんな中、加古川を過ぎてからだろうか、「先行列車遅れのためこの列車も遅れて運転している」との放送が入る。途中ウトウトもしていたから気づかなかったが、時計と時刻表を合わせると3分ほど遅れているようだ。ただこの先遅れは5分まで広がった。先に書いたように、姫路での岡山行きの接続は6分である。まあ、遅らせて接続はしてくれるのだろうが、ちょっと心配である。姫路に入る手前でも徐行、信号停止が続く。
姫路到着。岡山行きは接続を取って待っていたが、乗り換えは同じホームではなく、一度階段を下りて、また上った隣のホームである。12両の快速列車の客の半数以上が慌てて階段を下り、隣のホームへと急ぐ。目指す列車は4両編成で、もうすでに結構な乗客がいる。
そして乗り込んだ車内はびっしりである。通勤ラッシュのような光景で、結局乗り換えが完了した時は7分遅れで発車する。青春18とは関係のない地元の通勤通学の人たちにはいい迷惑なのかもしれない。
相生、上郡では少し下車がある。上郡では鳥取方面の智頭急行の列車が接続しているが、遅れのために乗り換え時間がわずかしかない。「急いでください」とのアナウンスが入り、後ろの車両に乗っていた人は走っていた。ただこの間も私はもちろん立ったままで、金剛杖で体を支えている。船坂峠を越えて岡山県に入ると、今度は岡山に向かう地元客が駅ごとに乗ってくる。車内はずっとラッシュ状態で、7分の遅れは途中で5分まで縮まったが、そのまま岡山に到着。
次は岡山9時54分発のマリンライナー19号に乗るために、宇野線、瀬戸大橋線のホームに向かう。もし先ほどの姫路からの列車が定時運行していれば、一本前のマリンライナー17号に乗れたかもしれないところ。もし乗れていればその先の行程が少し違ったものになっていたが、まあこれは「乗れたかもしれない」ということである。
隣の津山線ホームには、クリームと赤に塗り分けられた気動車が停まっている。旧国鉄風に手入れされたこの車両は「ノスタルジー号」というもので、内装も昔風にアレンジされている。津山線、因美線というところはこうした昔懐かしい風情を売りにしている。停まっていた車両はこの日快速「ことぶき」として運転されており、またこういうのに乗って津山にも行ってみたい。津山駅隣接の扇形機関庫もリニューアルされているし。
さてマリンライナーも多くの立ち客を乗せて発車する。新幹線から乗り継いできたと思われる団体客や(なぜ特急ではなく、快速のそれも立ちづめなのかと添乗員にこぼしていた)、青春18で四国へ乗り継ぎの客も多い。私の隣に座った客は紙に行程を書いてきていて、途中に「坪尻」とあるのが目に留まる。秘境駅の日帰り乗り歩きだろうか。
瀬戸大橋を渡る。鉄道で渡るのも久しぶりのことだ。天気も良く、日差しが海面で反射している。バスと比べて、海面をすぐ下に見ることができるのがよい。
坂出に到着。3分の連絡で高松からの琴平行きがあるので乗り換える。琴平から先の阿波池田行きにはもう一本後の列車でも間に合うが、少し先行しておこうと急ぎ乗り換える。
多度津から土讃線に入り、金蔵寺、善通寺と、四国八十八所に近い駅が並ぶ。香川県は札所順番で行けば最後のほうで、これらもいつの日か訪れることになる。この辺りまで来ればまた公共交通機関で回るのにも手頃なエリアとなるが、問題はその間だ。特に高知、愛媛となると交通機関が厳しそうだし、私の縛りである「八十八所めぐりプラス四国アイランドリーグ観戦」を達成するにはスケジュールをどうするか。
琴平に到着。駅舎は耐震補強工事中ということで、仮の改札口から出る。次の11時54分発の阿波池田行きまでは40分あまり。さすがにこの時間では金比羅詣では不可能。ただ待合室でじっとするのはもったいない。ならば昼食にしよう。今回の目的地はあくまで徳島県だが、せっかく香川に来たのだからと・・。