強かった、これぞ王者

女子レスリングをこんなにしっかり見たのは初めてかも。
日本が世界一というのは知ってたけど、２分間の３ピリオド制という基本的な所も今回知った僕です。

伊調さんはもう「これぞ王者」でした。トトカルチョでも「ボルトの100m １位」の確立より高いと聞いていた。銀以下の選手も強かったが、伊調さんを倒せる風は感じられなかった。戦わずして圧倒してたということですかね。試合も全く不安なし。以前は「守りの伊調」だったんですってね。それがタックルを磨いて「攻めの伊調」に変身して臨んだ大会だったらしい。敵が目標にして追ってきても、さらに高みに行ってる。凄い女です。４年後のリオでも勝てると感じた。

小原さんについては　こういうレスラーがいたのを僕は知らなかった。知ってた人はだいぶマニアですよ。凄いレスリング人生ですね。外国の選手からも「Ｏｂａｒａが理想」と慕われてるらしい。日本人が好む「サクセスストーリー」、僕もついつい貰い泣き。ほんとに「おめでとう」と言ってあげたい。

今日の吉田、浜口にもがんばってもらって、「日本完全勝利」を実現できたらいいな。
だからと言って浜口びびるな。マイペースで自分のレスリングやればいいぞ。

寝ないで３時

女子バレーの中国戦（準々決勝）、女子卓球の中国戦（決勝）、男子サッカーのメキシコ戦（準決勝）と続けば寝てられない。昼寝を予定してたが友人が訪ねてきて１時間ほど話しこんだら寝る時間がなくなってしまった。サッカーの後半は半分寝ながらだった。応援に根性が入ってなくて負けたかな。

勝ち負けそれぞれ結果は違ったけど、みんな全力でいい試合を見せてくれた。
バレー　勝てなかった中国にフルセット＋最終セット延長というこれぞ死闘の戦いで勝った。まだ準々、喜ぶのは早いんだけど、あの涙解るな。
卓球　９９％勝ちはない相手。「失うものがない」日本、決勝までたどり着いたことを喜び、試合を楽しんでいた。勝つことを宿命にされた中国には笑顔がなかった。団体戦で１ゲームもとられてない中国から福原とダブルスで１ゲームをとった。これは快挙ですよ。それほどの相手なんです。りっぱな銀です。
サッカー　僕は勝ちのない相手と見てました。ところが12分の大津のゴールを見た時、「ひょっとしたら」と思いました。ふりかえればああいう出会い頭の超美ゴールが決まるというのは日本にはああいうとり方しかなかったのだろうと思うのです。技術、体力共に相手の方が上だったのだから。でも臆することはありません。もう１試合、日本サッカーのいいところ存分に出し、五輪を楽しんでもらいたいものです。

今日は「ディーン元気」ですね。

日本ではこっそり高校野球が始まった。これも見逃せないが、昼寝も大事。それと国会も見逃せない。

正確さの差かな

なでしこがフランスに勝ち、金or銀を決めた。10時就寝、1時起床でしっかり観戦。
「正確さ」だげがフランスを上回ってて、その差だけで勝った試合だった。ベスト４ともなると紙一重で、自分達の強みをどう出すかで勝敗が決まる。
宮間の正確なキックと守備力を表現しきって、僅差の勝ちでしたね。
僕が見た決勝にむけての不安材料は近賀、鮫島の両サイドバックの攻め上がりが少なかったこと。体力で押されてくるとどうしても守備的になってしまう。攻撃は最大の防御。勇気を出し、リスク覚悟で出ていかないとアメリカに押し潰されるんじゃないか。

ワールドカップの時よりも女子サッカーが進歩したように見た。速くなり、正確になってる。高校男子の優勝校では勝てない強さになったんじゃないですか。

10日朝3:45決勝のキックオフですよ。
その前に明日朝1:00　男子の準決勝メキシコ戦。男女そろって決勝へ行こう。相手が格上には違いないが。

極上のスポーツを堪能

昨夜から今朝にかけて「これぞ五輪」を堪能させてもらった。
フェンシングの太田　なんという根性だろう。「オレだったらあんな場面には立てないな」と思うけど、トップアスリートはそんなレベルを超えた僕らでは解らない世界にいるんだろうと思う。
ゆかの内村　ベストをつくしてもさらに上を行く選手がいる。それを素直に賞賛する。すばらしいな。
ハンマーの室伏　思うようにならない時もあるんだ。年齢的限界なのかな。
「北島先輩を手ぶらでは帰せない」とチームワークをみせた水泳メドレーリレー。
ボルトの9.63、3000障害のケニア勢、女子マラソン　　どれもこれも極上のスポーツだ。
バトミントン女子複　ゴチャゴチャあってめぐってきたチャンス。そんな暗い裏話を忘れさせてくれた。負けたが笑顔は勝った中国ペアより多かった。楽しんでた。
女子卓球は準決勝でシンガポールに勝ったらしい。でも見てない。見なくちゃ。

娘家族が帰った

出産で帰省してた娘家族が帰っていった。２ヶ月の滞在だった。あわただしい生活がやっと終了した。
まずかみさんに「御苦労さんでした」と言ってやりたい。娘のだんながうちから仕事に通った。そうなると四六時中食事のことを考えてる生活だったようだ。それにちょっと手があくと2.5歳の孫が「あちょぼ」とつきまとう。自分の生活を全てうっちゃって２ヶ月面倒みたわけだ。
僕はというと孫を散歩に連れていく、風呂に入れる、「あちょぼ攻撃」を受けてやる、できる範囲で協力したつもりだ。

新生児の1ヶ月の変化を見てた。倍になったんじゃないか。こんなのが娘のお腹にいたのが信じられない位の大きさになった。しかも母乳だけで。顔は三角おにぎりみたいにしもぶくれになった。
お姉ちゃんの方はこの２ヶ月でやたらしゃべるようになった。会話が成立するようになったな。ちょうどそういう時期だったんでしょう。

いざ帰るとなると、うちに持ち込んだ家財の多さにびっくりし、前日に１往復運んでた。１人家族が増えただけで荷物が増えてるんだって。
２ヶ月前３人家族でうちに来たのが４人家族になって帰っていく。これからはわれら爺さん婆さんの助けなしでやっていかにゃね。みんながやってることだ。がんばれ。　
励まして、見送った。

「勝負を楽しむ」

「麻雀はスポーツ」という友人がいる。彼のスポーツの定義は「勝負を楽しむ」行為はみなスポーツなのだそうだ。体をつかって、汗をかいてなんていうのは定義が狭いのだそうだ。
さて「楽しむ」ことを無視した戦いがいくつか報道されてる。「なんとかして勝たない」戦いだ。
見せられる方も、大金を費やしてそういう場を設けた側もたまったものじゃない。
勝つこと、金を手にすることが至上になりすぎた結末なんでしょう。

ここ数回の五輪を振り返ると、だんだんこの傾向が強くなってる。今回の女子バトミントンは「ここまで来たか」と顕著になっただけのこと。

金至上主義と商業主義　そんな力に惑わされてる五輪です。
でも興奮させてくれる競技もあって、寝不足が続いてる僕です。

柔道男子金無し

惨敗でした。本家が金をひとつも取れなかったのは残念というか、寂しいものがある。
友人が「国際化したために、変質した」と評価したが、なるほどと思った。
勝つことが優先された。なんでもいいからポイントをとればいい。相手への指導もポイント。奥襟を頭の上から取って、防御姿勢をとらせる。２分ほど続けると指導が２，３回出て有効、技有りのポイントがとれる。結果勝てる。
身長があって、腕力のある人が勝てる柔道になってないだろうか。

真っすぐにつり手、引き手を取りあい、華麗な技で１本をとりあう　そんな柔道であってほしいと思う。
日本は柔道本家として負けてもこんな柔道をめざし、捨てないでほしいものだ。

新料理に挑戦

昨日会社時代の先輩が１泊で訪ねてきた。今回の白州はこの来訪対応が主目的で帰ってきたのだ。
先輩は会社時代の友人宅を３軒わたり歩き、今日から２泊は大学時代の同好会の集まりとかでその友人宅に泊まるのだそうだ。先輩の人徳ですね。そんな生活できるなんて。僕からしても会社時代たいへんお世話になり、いろいろ教えてもらったわけだから、こんなことで恩返しができるなら喜んで動きたいの気持ちです。

さて昨夜どんな料理をしようと数日前から悩んでた。いちおうお客さんだから努力はしたいですよ。
かみさんから「これ簡単だし、事前に作っておけるから」と教えられた料理に挑戦した。
名前は解かりません。「めんつゆ」と酢を同量であわせただし汁に豚肉の焼いたもの、なすを油で炒めたもの、キャベツ、ニンジン、インゲンは湯がいたもの、タマネギはスライス状態にしたものをしたし、冷蔵庫内で半日位保存したものです。
豚肉はロースの薄切りを塩コショウして「片栗粉」をまぶして炒めるのです。この片栗粉が僕には初挑戦です。メリケン粉、片栗粉、小麦粉と白い粉はいくつかありますが、どれをどう使うのか理解してません。

　　　　　　

なるほど「片栗粉」はこんなふうになるんだ。ひとつえらくなった。
この料理美味しくできたと自分では思うのですが、失敗は野菜が全部ゴチャゴチャにミックスされてしまい、全体で「おいしそうな」感じがないこと　これはまずかったですね。
今度は別々に盛り付けられるよう工夫をしよう。