欠かさず見てるEテレの「100分で名著」、1月はマルクスの「資本論」だ。
コロナがあぶり出してる「現代社会の諸問題」を考える糸口として読んでみてくださいと選んだんでしょうね。すばらしい選択で、ありがたいです。
僕としては「学生の時挫折した本、勉強できなかった本」として頭の何処かに引っ掛かってるし、ここ何年も社会問題を考える中で「あそこに何か答えらしきもの、解を見つけ出す糸口らしきものがありそうな」と横目、遠目でぼんやり気にしてた本です。でも「読んでも解らんしな」も常にあったんです。
そんな折、この本をわかりやすく解説してくれると言う。これに乗らない手はないでしょう。
4日月曜日の第1回をさっき録画で見ました。予想通り、解りやすそうですよ。NHKが出してる教科書はまだ買ってません。これから早速買ってきて、読んでみようとの気になりました。
ついでに吐露しますが、僕の中に「人間にとって労働とは何か?」という根本的な問いが現役社会人の頃からあって、まだ答えられないでいるんです。「自己体現(表現)の手段」から「金もうけの手段」まで、腑に落ちるところがないんです。70にもなって今更ここに確固たる定義を見出したってとは思うのですがね。
コロナがあぶり出してる「現代社会の諸問題」を考える糸口として読んでみてくださいと選んだんでしょうね。すばらしい選択で、ありがたいです。
僕としては「学生の時挫折した本、勉強できなかった本」として頭の何処かに引っ掛かってるし、ここ何年も社会問題を考える中で「あそこに何か答えらしきもの、解を見つけ出す糸口らしきものがありそうな」と横目、遠目でぼんやり気にしてた本です。でも「読んでも解らんしな」も常にあったんです。
そんな折、この本をわかりやすく解説してくれると言う。これに乗らない手はないでしょう。
4日月曜日の第1回をさっき録画で見ました。予想通り、解りやすそうですよ。NHKが出してる教科書はまだ買ってません。これから早速買ってきて、読んでみようとの気になりました。
ついでに吐露しますが、僕の中に「人間にとって労働とは何か?」という根本的な問いが現役社会人の頃からあって、まだ答えられないでいるんです。「自己体現(表現)の手段」から「金もうけの手段」まで、腑に落ちるところがないんです。70にもなって今更ここに確固たる定義を見出したってとは思うのですがね。
昨日駅2階の本屋で買いましたよ。まだ1冊残ってましたがね。
1回目の分を読み解こうと取り組みました。TV放送では解ったように思ったんですが、読んでみると次の疑問が出てきて、進みが悪いですね。
やはり難解です。資本主義社会でどっぷり生きてきたから、その外の経済理念、外から資本主義社会を見る ということに頭が回らないんでしょう。
今の感想(まだ早いだろうけど)
・今地球上にマルクス経済論でまわしてる国は無い。
・やろうとしたけど、徹底できなかった。
・資本主義が「隣の芝生」になって、引っ張られた。
・「人間の欲」がある以上、必然だったのか?
・とすると、「より正しい経済理論」は存在しないのでは。マルクスもケインズも答えではないのでは。
・
20代のはな垂れ小僧(小娘かな)には難しかったので、この講座で勉強して、改めて紐を解いて見たくなった。強風で落ちている枝のように風に飛ばされながら近くの本屋に行ったら、全て売り切れで、お取り寄せでも2週間先だそうでした。やっぱり横浜に行かないとダメかな。
それで思ったのですが、強風の中、本屋に行った行動は自分の目的の為、進んでやったことで、苦痛を感じなかったです。それで、
労働を苦痛に感じることは、資本主義社会の中で労働力を売っているからだろうな。
話しはそれますが、アウシュヴィッツ収容所の入り口に「労働は自由をもたらす」ようなことが書いてあったのを思い出した。収容所の役割、意味は別として、人間の自由をもたらす労働があるのかも知れません。
「はたらく」は、はたの人たちを「楽」にすることなのよ。と中学生の時に先生から教わりました。
このたびの「100分の名著」の情報をありがとうございました。
本屋に行った労働は「商品化されてない、富としての労働」。収容所の入り口は「資本論では語られない、全く別物の労働」。
「はたらく」は中学生に聞かせる道徳話としてはよくできてる話だと感心してます。