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学術会議 核燃サイクル

2023年08月30日 09時28分18秒 | 国を憂う
日本社会で懸案になってる事案は多々ある。(僕は執念深いので特に阿部さん時代からの事に異様に執着してます。忘れちゃいかんと思うからね。)  昨日そんな懸案事項のうちタイトルに書いた2点で動きがあったよう。新聞記事を読んでの思いを。

学術会議問題 菅さんが学者側が新規会員として推薦した105名の内6名を認めず、拒否したことに端を発し、いまだにその理由さえ説明されてない問題だ。学者側は拒否理由の説明を求めつつ、「現状に問題があるというなら、双方で協議して変えるべき点は変えていきましょう」と懐大きく対応してる。
でもこの問題は政府と学者の間で考え方が全く水と油状態だからまとまらないと思いますよ。要は 政府は政治と全く無関係で科学的正論を述べてくる組織が邪魔なわけでしょう。できたら無くしたい。無くせないまでも、政府の意向を汲んで行動してくれる学者の集団にしたいのでしょう。一方学者側が「政治とは全く無関係で、その時の正論を語る公的組織が必要」「最終決定は政府の専権事項」という論理を守らんとしてる。 相容れないでしょう。
我々国民から見て、菅さんが「なぜ6人を拒否したのか」正式な説明聞いてないですよね(想像はしてますが) 。 まずそこをきちんと国民に説明することからですよ。その上で現状がどう悪いのかを国民に解説することです。政府のための学術会議じゃないし、学者のためのものでもない。  国民のための組織なんですから、国民がまずその良し悪しを知らないと。

核燃サイクル 昨日政府と青森県が使用済み核燃料の再処理政策についての意見交換を行ったようです。 とりあえずの方針として、
 青森県を放射性廃棄物の最終処分場にはしない。
 核燃料サイクル技術の研究はこれまで通り進める。
 新しい協議会をつくって検討会を続ける。
そんなことが大まかに決まったようだ。
最終処分場問題はどうするのかね? 新規に処分場が決まらない限り、なぁなぁで「六ヶ所村あたりにすればいいんじゃねぇ」が政府の腹じゃないですか。どうせ自分たちが閣僚でいる時代じゃないし、責任だってとりようがない と考えてますよ。
今真剣に国民が考えないといけないのは「核燃サイクル構想」をどうするかですよ。これまで膨大な金を注ぎ込んできた。しかし光は見えてこない。他国では諦めた国もでてきた。 まだまだ続けていっていいのか? ですよ。
僕は 政府は確固たるロードマップを示すべきだと考えます。そしてチェックポイントを設けて、その時までにその技術が開発されなかった場合は撤退するという英断が必要な時期にきてると見てます。現状は原発利用に関する諸所の問題をこの曖昧な施策の中に閉じ込めて、「大丈夫感」を匂わせてるだけでしょう。
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