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そういう意図だったのか

2021年09月25日 11時05分19秒 | オペラに挑戦
オペラ 来年に向けた活動が始まった話は先日書いた。 来年に向けたソリストのオーディション要領も聞こえてきた。それを知って「そうか、そういう目的、先生夫婦の将来への方向にそんな事も含まれてたか」が理解できたような。
「修道女アンジェリカ」をどうして選んだのかは「?」だったんです。だいたいWS(ワークショップ)参加の合唱団が舞台に出ない演目ですからね。オーディション募集要項を見ると、「女性13人募集。主役級3名は一般公募。他10名はソプラノは30歳まで、メゾソプラノなら35歳まで」と制限してるんです。
解りましたよ、この演目を選んだ理由が。 要するに若い女性ソリストを「育てよう」と目論んでるんですね。これから上手くなろうと燃えてる女性を育てるにはいい演目なのかも。
「オペラ好きなアマチュアに舞台に立つチャンスを設け、オペラ文化を広めよう」というのは一合唱団員としての僕にも簡単に理解できるが、そこまでしか視界に入らない。ところが師達ご夫婦はそこで満足してなかってことですよ。ヒロ先生は障害を受けたということもあり、歌うことは断念し、「演出家」の道を歩き出してるんだが、それで良しじゃなかったんですね。そうか「育てる」か。「ひとつの夢」かもしれない。自分が育てたソリストさんで舞台を作る、大きな夢だろうな。
僕がよく聞きに行く「さわかみ財団」というのも「日本にオペラ文化を」が第一義なんだけど、「育てる」ところから手掛けてる。あそこは「研修生」として抱え、イタリア留学まで支援してるけどね。
椿姫で一緒したヴィオレッタの田中さん、フローラの梨谷さん 2人とも「さわかみ」の研修生だったんです。梨谷さんは研修生1年目に聞いて、それ以来のファンやってますが。
椿姫でも女性合唱の中に音楽学校に通う女性が助っ人として6,7名いました。ああいう若い人を育てたいのか。声楽特にオペラを志した人のひとつの道なのかなと理解できる。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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育てたいお気持ちは理解できますが (オペラファン)
2021-09-25 19:40:18
さわかみ財団とは規模が違いますし,どうでしょうか。
アンジェリカはマイナーな感じですし、座間の小ホール仕様というのも,トーンダウンな感じがします。コロナ開け後の客集めとしては華やかさを欠くかと心配になります。
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いろんな事情で動くでしょう ()
2021-09-26 08:47:01
オペラファンさん おはよう。
活動してる人、組織それぞれに事情があるもんでしょう。受け入れる側にも好みがある。 それが一致するなんてなかなかなこと。一致したところで楽しむ それでしかないですよね。
高齢の団員の1人としてはいろんなタイプを経験できるのは面白い、楽しい経験と思ってますよ。
先生夫婦がどう教え、どう育てるかを拝見するのも興味。僕への注意の仕方と違うんだろうな。
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