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ディープインパクト

2005年07月05日 08時42分22秒 | 国を憂う
7月4日 米国が彗星に銅の塊を打ち込み、宇宙のなぞ、銀河系誕生の秘密を探るべく、実験を行なった。
僕は「科学の勝利」とか「すごい技術」などと単純に賞賛できない、不気味な感じでこの報道を聞いた。
銅塊を打ち込まれる直前の彗星が大写しになったとき、数十年前初めてみた地球の像を思い出した。あの映像では陸と海は認識できたが、そこに生きる50億の人は全く認識できなかった。今回の彗星も何もない、ただの鉱物の塊のように見える。しかし、生物がいないといいきれるのか。いるとしたら、空から悪魔が落ちてきた、この世の終り事件になってるだろう。
地球上の科学者の横暴ではないのか?「科学の進歩のため」と称して、好き勝手をやってるといえないか?自然の摂理を逸脱した行為ではないのか?
かりに、あの彗星には生物は生存せず、迷惑をかける実験ではないとしよう。では今の地球上で今回の実験は必要十分なことだったのだろうか? 必要な実験だったというのはほんの一部のすぐれた科学者だけでしょう。一般の人にとってはどうでもいいこと、つまり、やらなくてもいいことだったはず。
一方時期を同じくして、英国でサミットが開催され、今年のテーマは「アフリカの経済的危機をいかに救済するか」だそうだ。NHKは中部アフリカの悲惨な現状を報道してた。今の我々地球は今回の実験をやれるほど十分に安定してないのだ。
今回の米国の実験報道を見て、一部の大国、科学者の傲慢と横暴を見た僕です。
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