昨日の練習雑感

2021年06月20日 09時56分25秒 | オペラに挑戦
長い文になりそう。
僕のパートナーを務めてくれたKさんが悪いような言い回しになるかもしれない。そんなことないから。

師から「今日の練習の目標」を聞かされ、ペアを作り、絡みながら動き、歌いの練習が始まった。僕の思いは「毅然とした立ち姿、高貴な動き」これだけはやり切ろうと臨んだ。まずは「毅然と立ってた」つもり。
伴奏が始まる。Kさんが絡んできた。絡んでこられて無視しちゃだめだと思うから、「何とか対応を」と思い、体を動かした瞬間、自分でも「これはまずい」と解る体の線が出たはず。腰の緊張感が抜けちゃった。
前で座ってみんなを見てた師が立ち上がる。「今注意しておかなくちゃ」の思いを持って誰かに注意に向かう動き。「うん、オレじゃないか?」。 当たった。 歩が明かに僕を指してる。 「そんなにひどかったか?」。
これには前段があります。練習が始まる前、前回のプロによる「姿勢、動きの講義」について師と反省会談義をしたんです。僕が学んだこと、どうしようと考えてるかを話し、実際に歩いて見てもらったんです。その時は「うん、良くなってる」の評ももらったんです。ちょっと自信にもなったんですがね。
そこで続き。僕のところに来た師が僕の腰に手をやり、「腰、腰!」と言うんです。まだ歌続いてる最中にですよ。「やっぱりな」でした。一機に自信がなくなりました。「ダメだ、思考の中にない動き(とっさの対応)をやりにいったとたん、実力が出ちゃう」。
どうするかで出した結論は「絡み無しにして、独自の動き作りに専念せにゃ。まずそこから。」「Kさんには『絡むの止めて』をお願いするか」でした。Kさんへのお願いは言わずでしたが、敢えて距離を置くようにして、その後の練習を続けた次第。そんな僕の動揺、Kさんは気づいたと思うけど。

70年生きてきた過程で良いも悪いもなく自分の物にしてきた姿勢、動き(特に腰です)ですから、無意識ならそれが出て当然でしょう。
でもそれじゃ舞台に立てない。そうだよな、解ってるさ。でも、できんものはできんのです。
今(翌朝)改めて反省してる。なんとかせにゃならんのだけど、僕にはハードル高いな。そんなに沢山神経使えないよ。
 ・姿勢、動きをきめて
 ・伴奏聞いて、歌い出しを見つけて、指揮見て
 ・止まって、歌い出し準備して
 ・しっかり正しく歌って
 ・また動いて、周りと絡んで(当然高貴に)

やるしかないので、自分なりに努力しよう。そこで合唱団の皆さんにお願い。
 「当分の間、僕に絡んでこないで。僕の方から自分の意識下で絡んでいきますから。」
絡み無しでポツンと立ってるんじゃこれも舞台にならんのは解ってる。
立ち止まって、動いて、挨拶して、短い話して そこまでが第一歩かな。
2か月で「対応力」つけるからさ。   よろしくお願いします。
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