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終末期医療

2012年01月29日 09時01分11秒 | 国を憂う
前日記で「70歳死亡法案」への思いを書いたが、今朝の新聞で「日本老年医学会」が高齢者の終末期医療の基本原則を修正するとのニュースが出てた。
「胃ろう」や「人工呼吸器の装着」などは慎重に考え、差し控えることも考慮すべきだとするのだそうだ。

正しい方向だと思うのです。単に「延命」だけでしかない治療はやりすぎだと思ってきました。延命したことによって本人と関係者がかえって苦しむことになってる例はたくさん見ます。

ひねって、わざわざ裏から考えることはないけど、「70歳死亡法案」とつながってるところもあるんじゃないかな。「単に生かし過ぎた」「社会保障が膨大になった」との反省もあるんでしょうね。「70歳になったら死んでください」とは言えないから、「生きなくてもいいんですよ」とやんわりと言い出した。
新しい死生観が始まったんじゃないだろうか。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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オランダは? (さくら)
2012-01-31 23:52:10
オランダは安楽死の選択ができると聞いたことがあるのですが?違ったかな?

もしすでにそういう国があるのだとすると
そういう選択もありなのですね。

確かに生きるクオリテイを考えると、延命方法はどこまで有りなのか?費用も気になります。

こういうことにも格差ってでるのかと思うとちょっとウツになりそうですが…
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オランダそうなんですか ()
2012-02-02 10:53:08
さくらさん 興味深い話です。オランダの件は調べてみましょう。
そうだとすると日本でも現実味はありますよ。スピード、質の面で世界最高の少子高齢化に向かってるわけですからね。
延命治療して生きるのと、せずに短命なのとどっちがいいかは解りませんよ。それぞれの考え方じゃないだろうか。自分で選択できるのだから格差だとは思わないんですが。奥万長者なのに延命しない人がでてきますよ。
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