火曜日の朝一番、昨日の夜録画しておいた「100分で名著『資本論』第2回」を聞いた。
まだまだ「自分で語る」ところには程遠いが、相当に納得し、させられてる感は強い。
2回目から紹介
フィンランドの現首相 サンナ・マリンさんが(35歳の女性)以下の表明をされてる。
「週休3日、1日6時間勤務」を自分の任期中に実現する事を目標にする。
「そんな事できっこないだろう」と決めつけないで、「そうなったらどうなんだろう、自分はどんな生活設計するどろうか」と考えてみてはどうかな。暗い想像はゼロで明るい思いがいっぱい出てくるんじゃないかな。
だったら「出来ない」じゃなく、「どうやればできるかな」を考えてみてもいいのでは。
今の時点で理解できない、突き当たってる疑問は
「資本は増殖しなければならない宿命下にある」とマルクスは見てるようだが、「人間の欲」をどう理解したのかな。
「資本増殖」も「人間の欲」があるからこそ生まれてきてるんじゃないのかな。ロシアにしたって、中国にしたって結局個人の「欲」で今の社会、発展があるんじゃないの? ロシアも中国も未完成なのか、道を誤ってるのか そんな見方をする人もいるだろうな。
「欲」はなくならない。「よりいい物」を求める性。「発展」は必要条件。「コントロールされた発展」なんてありえない。
マルクスが見る「社会の発展形」がまだまだみえてこないな。
まだまだ「自分で語る」ところには程遠いが、相当に納得し、させられてる感は強い。
2回目から紹介
フィンランドの現首相 サンナ・マリンさんが(35歳の女性)以下の表明をされてる。
「週休3日、1日6時間勤務」を自分の任期中に実現する事を目標にする。
「そんな事できっこないだろう」と決めつけないで、「そうなったらどうなんだろう、自分はどんな生活設計するどろうか」と考えてみてはどうかな。暗い想像はゼロで明るい思いがいっぱい出てくるんじゃないかな。
だったら「出来ない」じゃなく、「どうやればできるかな」を考えてみてもいいのでは。
今の時点で理解できない、突き当たってる疑問は
「資本は増殖しなければならない宿命下にある」とマルクスは見てるようだが、「人間の欲」をどう理解したのかな。
「資本増殖」も「人間の欲」があるからこそ生まれてきてるんじゃないのかな。ロシアにしたって、中国にしたって結局個人の「欲」で今の社会、発展があるんじゃないの? ロシアも中国も未完成なのか、道を誤ってるのか そんな見方をする人もいるだろうな。
「欲」はなくならない。「よりいい物」を求める性。「発展」は必要条件。「コントロールされた発展」なんてありえない。
マルクスが見る「社会の発展形」がまだまだみえてこないな。
難関の「資本論」を読み解いてもらいながら、やはり、最近の不甲斐なさを、反省する日々です!
全部じゃないと思いますが、今の日本に現れてる「悪しき社会現象」もその出どころが「行き過ぎた資本主義」のせいだろうなと思うことが多いですよね。
そこに気づくと手の打ちようもあるだろうと思うのですが、簡単じゃない。これだけカッチリシステム化されてるから壊すに壊せないだろうな。それと本文に書きましたが、「欲があるが」をどう解釈すればいいのか? 社会が作る進歩のスピードで全人類が満足できるだろうか。「早く次を見せて」というのは「文明の味」を一度舐めてしまった人類の本質じゃないのか。
アマゾンのCEOが富を極めながら更に突き進んでいるのは、とどまっていること、下がることへの不安もあるのではないでしょうか。そうなると世の動きは「欲」と言うより、ある意味「惰性」かも。♪もうどうにも止まらない。
赤い靴を履いたバレリーナが踊り続けなければならなくなった、との童話もありましたね。
確かに人類は少し欲望をセーブして立ち止まる必要を感じます。なぜ今、コロナ禍の中、資本論か。混沌とした状況が、マルクスがロンドンに亡命したときに似ているものあります。
マルクスは貧困の中コレラに2度もかかり、自身も苦しんだ上、子供や孫を失いました。大英博物館の図書館の机の上で資本論を執筆したそうです。
話しは飛びますが、P51の図には疑問があります。19世紀には超過勤務手当などなかったので、あの図の通りの資本家の利潤が生じたのでしょう。
時代が動いてゆくにつれて、労働時間も変化するっでしょう。今でこそ週休2日は当たり前のようですが、私が役所に就職した時代は土曜日は半日、それから4週5休、隔週土曜休を経て週休2日になるのに50年掛かりました。
フィンランドの首相が唱える週休3日もいずれ来るでしょう。我々の孫世代、リッキーちゃんが働く時代はそうあってほしい。
P51の図は「絶対的剰余価値」を解りやすくするための方便でしょう。当初はゼロだったとしても、追加労賃は支払われたろうね。それでも剰余価値は生まれたんだろうから。
サービス残業が生まれ、非正規社員が生まれてこざるをえない世の中の流れは100%言いあててると思う。そして今労働者は結集する力もそがれ、ただただ吸血鬼の餌にされてる。しかも「それしかないんだ」「それが正しい姿だ」と思うよう教育されてる。労働は「構想」と「実行」。ところが今や「実行」だけになってる。 ここも見事に言い当ててる。 いい勉強してます。多分何度か読み返すことになりそうです。