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参院選の争点

2016年06月22日 19時09分50秒 | 国を憂う
参院選が公示された。僕が思う今回の争点は「安倍さんの政治手法」そのものを「よし」とするか「否」と判断するかだと考える。個々の政策それももちろん重要だ。でも政策を決めていく上での倫理が今「民主主義」から大きくずれてしまったとみてる。この根本をもう一度取り戻すべきだと考えるからだ。

僕がおかしいと思う「安倍さんの政治手法」。

・人事権を最大限使った安倍独裁の構築
  自民党議員は小選挙制で当選するために党(安倍さん)に小さい意見さえ言えなくなってる。
  社会的重要ポストに自分のお友達を就任させて、我が意を通してきた。
    籾井NHK会長、小松内閣法制局長、黒田日銀総裁 等 百田さんのNHK経営委員もあった。

・恐怖をあおって民意を誘導
  国民が「嫌がる」「怖いと思う」事実を誇張して誘導しようとする。
    「4年前の民主党政治に戻していいのか」 (大きい間違いをしたと思ってないが。)
    「中国、北朝鮮は怖い。武力行使するぞ」 (あっちもそんなばかじゃないと思うが)
    「新しい経済危機。よって増税先送り。」
  これらが事実としても我が国として「別の対応」も考えないと。

・「これしかない」と自分本位。中間もいるんですが
  必ず「二者択一」にもっていって説明する。「AですかBですか?」という論法。
  中間が多いのが世の中。それら全てを考えに入れ、A派、B派を説得するのが国策の道では。

・過半数があれば何やってもいい
  「そんなことはない」というだろうけど、「選挙で勝って過半数とれば・・・・」を今までやってきたよね。
  「過半数=全て貴方におまかせ」 じゃないぞ。

要約すればこの4つだろう。その上で安倍さんに聞いてみたい。

 僕はアベノミクスは成功すると思わない。3年やってきてプラスの財産よりマイナスの負債(国の借金)が大きくなってるではないですか。これからプラスが増えるんだと言ってるが、マイナスがそれ以上に増えるんじゃないの? 失敗の負債が大きくなる前に新しい手を打つべきではないか。

 そこで安倍さんが考える「成功の尺度」を明示すべきと思います。「何年後にはこういう状態にする(客観的数値を持って)」これが絶対必要です。
 そして「そうならなかった時の責任の取り方」も表明しておくべきです。「退路を断って」の覚悟をもって臨んでもらいたいからです。

これから2週間安倍さんが「責任を取り方」を語るかどうかを注視していきたい。
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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改憲か護憲か (sky)
2016-07-02 17:38:51
争点はいろいろあっても、究極はこれでしょう。
我々はだまされてはいけません。去年の9月の毎日を思い出しましょう、叫びたいです。
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