
墓仕舞いで大事な法要ですわね。 墓の前でお経をあげて頂いて、「この墓を閉じます」を通知し、中にある「魂」に一旦外に出ていて頂く そういう法要ですかね。
これをやらないと墓を壊すわけにいかないし、作業して頂く石屋さんも気持ち悪くて手出しできんでしょう。
昨日の法要が済んで、今うちの墓はただの石の置物と化してるわけです。石屋さんは早速今日明日で更地にしてくださるようでした。
この次は4/14 宙を彷徨ってる「魂」たちをもう一度お墓に入っていただく法要をします。
うちの場合はこのお寺にある「合祀墓」に納まっていただくことにしました。今の墓を壊した際に出てきた遺品、遺物を合祀墓に納め直す儀式もやります。
これで「墓仕舞い」が無事終了となる予定です。 だから昨日慌ただしく日帰りしたことで、半分済んだってとこですね。
ここの墓地も行く度に風景が変化してるように見てます。 あったはずのお墓がなくなってることが多いのですが、昨日は新しい(今流の形をした)お墓が2つありました。様変わりですね。
その辺の事を住職さんに聞いてみると、「減っていきますね」だそうです。うちと同じケースですね。親の代で都会に移住していき、その親が生きてる間はどうにか維持していくんだが、親が亡くなり、子達の生活も都会で定着してしまうと、遠地のお墓がお荷物になってきて、「墓仕舞い」 こんなのばかり とお話しされてました。
「お寺」「菩提寺」という文化も無くなっていく運命でしょうか。あんな大きいお寺どうやって維持していくんだろう? お寺さんも大変だな と見てきたが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます