天皇のお人柄、今の思いが素直に伝わってくるメッセージだった。
僕は 「『生前退位』を認めていくべき」 と考える。
ヨーロッパの王室が生前退位を当然のように行い、国民も理解してる現実を知ると、むしろ我が国はこの問題を考えてこなかった、サボってきたんだと思う。
天皇が言い出すまで動かなかった国民は国民に想いをかけてこられた天皇に失礼をしてきたのではないだろうか。発言があったから「では早速」というのも政治的には難しいことのようだけど、急ぎ返事をお返しする義務があるのではないだろうか。
僕は 「『生前退位』を認めていくべき」 と考える。
ヨーロッパの王室が生前退位を当然のように行い、国民も理解してる現実を知ると、むしろ我が国はこの問題を考えてこなかった、サボってきたんだと思う。
天皇が言い出すまで動かなかった国民は国民に想いをかけてこられた天皇に失礼をしてきたのではないだろうか。発言があったから「では早速」というのも政治的には難しいことのようだけど、急ぎ返事をお返しする義務があるのではないだろうか。
僕は本文にも書いたけど「国民がさぼってきたのでは」との思いに今日あれを聞いてて至りました。「象徴」の意味を初めて勉強させてもらった気分です。
ちょっと噓でもいいから、あの天皇のこれまでの苦慮に対する敬意があってもいいと思うのですが。
音楽を聴いた仲間として、つい出てしまいます。おっととさんが1人で行ったときは、「来てた?」なんて聞いちゃいます。両陛下とはNHKホールのOPAでもご一緒したことがありまして、そのときはご入場を拍手で迎えました。雅子妃殿下のご両親とも、NHKホールで後ろに並んだことがありまして、それらで思うことは、音楽の趣味という側面からでも、私たちと変わりがない家族の集団で、私たちと同じ日本に生きる人たち、との感であります。
「これまでの苦慮に対する敬意」ついては勿論ありますが、戦後70年を生きてきた苦慮は、形は違えど、大なり小なり、日本国民の全てがそうであり、岳さんのご両親、私やおっととさんの両親も、象徴天皇の下、臣民ではなく、新しい日本国民としての生き方を模索した時代の苦慮はあったと考えます。ですから、特別な存在なのではなく、同じ人間なのです。
ビデオの最初と最後に会釈があってよかったです。欲をかかせてもられば、「皆さん、こんにちは、暑いですね、お元気ですか、昭仁です。では、私の気持ち・・・」災害地で、お膝をついてお話をするお方です、このくらいの親しみもよいかと思いますが、岳さんには「軽い」とまた怒られそう。先に謝っておきます。御免なさい。
天皇の件ではすくなくとも昨日は国民としてまじめに考える日であるべきとの思いが強かったとおもいます。その点はまちがってないはず。
その思いが強すぎてちょっときつい言い方になったかも。
朝刊の論評もまだ読んでない。「国民はさぼってきた」論を聞かないんだが、そういう論もあってほしいものです。
ご本人の直々のお気持ちを聞いた以上、まじめに考えてのコメントでしたが、思い入れの度合いは、人それぞれで
どう受け取るかは、それによるものなのでしょう。
違いを認めて共生するのが民主主義だと思います。スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットも「民主主義とは反対者とともに統治すること」と言っています。
僕は気づいてあげなかった、考えてあげなかった、失礼をしてきた論ですね。
自分の親が動けなくなると介護離職してまで面倒みる文化がありながら、天皇としての公務の大変さ、心労については全く考えてこなかった。少なくとも僕はそうだったし、公務あるいは私的な思いで動かれた時にお姿を見て、「いい方だ」と思うまでだった。
80歳を超えた老人です。もう楽な人生にしてあげたいな。