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平均寿命のウソ

2006年07月25日 20時04分30秒 | 国を憂う
昨日今日神奈川に帰って、療養型施設に転院いた母を初めて見舞った。母の状況としては今までの急性期の病院を「出なさい」と言われれば、この形が今はベストなので「入れてもらえてよかった」というのが本心。
その印象より、改めて驚いて納得した事実をUPしますね。
それは「日本人平均寿命の実態」です。
母が入った病院は外来の診察もやる病院ですが、実態は母のような「いわゆる病院は出されるが、家には帰れない」人を入院させて経営してる病院です。外来で精算を待つ人なんてほとんどいません。外来診療も2日に1回です。
さてさてそういう病院、入院者は母のような人で、4フロアー、20室、1部屋4人で計算すると、300人ほどの老人が入院してます。
僕がこの病院を訪れて最初の感想は「平均寿命を上げてるのはこういう人達の存在じゃないか」、「こういう人を除外したら15歳位平均寿命が若くなるんだろうな」です。
僕は単純なのでしょう、「だまされて」ました。この実態を考えに入れてませんでしたから。
日本の実態を理解するのにこれは大きな誤解でしたね。平均寿命を15歳も引揚げてる要介護人、この人達をだれが食べさせていくの。この実態を見せつけられて、今の日本がかかえてる問題(高齢化社会)が簡単ではないと実感させられたのですよ。
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