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党首討論

2019年06月19日 16時30分02秒 | 国を憂う
1年ぶりで、かつ「2000万円問題」が出、政府がバタバタしてる最中だけに、しっかり1時間観戦させてもらった。
当然だが、「安倍さんの論旨では国民は決して納得できないだろうな」が感想。

・ システムとしては「百年安心」
 野党は「国民が不安、疑問、政府への不満を思うのは『年金で老後の生活資金は大丈夫?』に回答がないことだ」と生活目線で疑問をぶつけるのに対して、安倍さんは「年金のシステムは『マクロスライド』で百年安心なんです」という。
 もうズレてる。僕だって「システムの安心」をしっかり保証されたって、受け取る年金で生活が立ち行かなくなるんじゃ「安心の年金」とは思えない。
 しかも「年金だけじゃやっていけないだろう」を国民は薄々解ってる。なのに、「システムは安心」と言われたって「何言ってるの?」じゃないですか。

・ 「百年安心」にしたって
 これは玉木さん(国民民主)の理論だったのですが、「百年安心」というが、「36年で資金がなくなるのでは?」と問うた。真偽のほどは解らないが、こんな試算があるとしたら、「システムの百年安心」だって怪しいの?
 この質問への安倍さんの論は聞けなかった。「運用して増やす」みたいな事を言ってたな。

こうなることは解ってたし、期待もしてたが、一つ「良かったな」と思うことは、「国の将来の形」を議論した事。(本質としてつっこんではいないです。その方向があったというだけですが)
せっかくの党首討論なんだから喫緊の時事問題じゃなく、「先々の国の形をどうするの」を語りあって欲しい。そこで一致する事と一致できない所を明確にしていって、不一致な点をさらにつめる討論を期待するのだが。

補足 経済同友会の櫻田代表幹事が真っ当な意見を語られてる。全くその通りだと賛同する。
安倍さんも年金問題はまじめに扱わないと国民はもちろん、頼みの経済界にも反発が広がるよ。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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真面目に年金問題を考える。 (でん)
2019-06-20 17:06:24
年金制度を理解できないが、今後夫婦が100才まで生きた時のシュミレーションを自分流で勝手にやっている。いまさら今後2000万いるのどうのと言われても、打つ手はないのだからと開き直って、自分が良ければと考えていた。
しかし、最近岳さんの意見を読んでいると、とはいっても、少しは政治活動をやって行かないと、孫たちの時代の責任を果たしていないと思い始めた。もう少し、政治に関心を持ってみます。
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次世代、次々世代は? ()
2019-06-20 17:38:03
でんさん そうですよね、後の世代の事も考えないといかんですね。「安倍さんの今流」に不満が一杯あるわけで、そこまでしか考えてない。でも底流には「こんなやり方じゃ今はいいけど、明日はもたんでしょう?」が全てにある。
息子の代では「生活費の足し程度」になって、孫の代では「原資が枯渇」じゃないですかね。これが実感です。とすると玉木さんが言ってることはまじに検証せんといかんのかも。
だいたいが「安倍さんの今流」って、「自分が首相の間だけ体裁がたもてればいい。後は次の首相が」との考えがベースじゃないですか。
亡くなった両親が多額の年金もらってるのを知った時は驚きました。貯金できてましたからね。やはり感心は持ち続けないと。
今日も庭仕事。まだ終わりません。
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