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立ち稽古に突入

2019年07月22日 21時07分00秒 | オペラに挑戦
21日の練習から立ち稽古が始まった。「えっ? もう1.5カ月前だよ?」と思う方がいるかも知れない。僕自身もそう考えてた。でもそこが「トスカ」の「トスカ」たるところだとやっと理解できてきた。
トスカ いままでこなしてきた演目と全く異質な作品です。合唱団は「演技」で表現するんじゃなく、まさに「合唱」で表現できなきゃいけない作品なんです。出演時間も「これだけかよ」って物足りなく思うほどしか舞台にいません。その代わりなんです、合唱には一字一句一音まで神経を使い、緩みを一切許さない高品質を要求されてる作品なんです。先生曰く「それぞれがまさに1800年の動乱のローマに生きてる庶民に成りきって歌わないと、茶番劇になっちゃって、お客さんに興醒め感を与えることになっちゃうぞ」。 うん少しその辺が解ってきた。
だから「演技」の前に「合唱」なんですよ。先生はそう考えてるから「合唱」があるレベルまでいかないと「演技」に移れんとしてたんでしょう。

     昨日は小ホールを大空間にして練習でした。
まだ「バミリ」はしてません。そんなレベルじゃないですよ。今回初めてオペラやる方もいらっしゃるので、オペラの基本の基本を遊びの中で体験する練習でした。  役者に成りきる。自由に動く。でもピアノ伴奏を聞き、指揮者を見てる。歌う時が来たら動きを止め、ポーズを決める。しっかり息を吸い、止めて待つ。何故その台詞をここでこのメロディーで歌うかを意識する。その気分で歌い出す。歌い終ったらまた動く。 これを何回も繰り返しました。 叫び系の歌 5台詞なんですが、5つちゃんと歌うのは難しいです。どれかが抜けるのが宿命。 う~ん 難しいわ。
でもね、高い高い要求にもどうにか対応していく合唱団です。その気になって(させられて)歌えば、より高品質になっていくのが聞けました。「そうか、こういう合唱にしたいと先生(演出)は考えてんだ」が見えてきました。 自分の理解と全く違う合唱が聞こえてきました。 そしてまた「より突っ込んでいく」自分を感じてるんです。
 
この日の練習に対する先生の想い(先生のBLOG)です。読んでみてください。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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先生の想いも読みました! (でん)
2019-07-23 09:23:02
増々期待が高まるなー!
岳さん!あんまり煽りすぎないでよ!
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周りを煽ってない ()
2019-07-23 10:07:11
でんさん 煽ってないよ。自分で自分のテンション上げる為に書いてるようなところはある。復習であり、まとめですね。書いてみれば、解ってる事ばかり。でも出来てないから自分を煽らんと、いつまでもできないで終わりそう。
でんさんは煽られてるんじゃなく、感動して、テンション上げてるってことでしょう。それでいいんじゃないでしょうか。
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