米タイム誌 岸田首相を紹介

「岸田氏は数十年にわたる平和主義を放棄し、日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」と紹介したようですね。（12日朝日朝刊）
これに対して日本政府なのか、官邸がなのか　異論を伝えた（「抗議した」ではなかったような）とNETにあがってたように思います。
いろんな観点から驚きの事実ですよね。アメリカ側からの「揺さぶり、挑発、打診」とも考えられるけど、何がどこまで真なのか。
同じ今朝の誌面で　中央大学の中北教授が「岸田官邸の実像 その４」として「やりたいことの無い、現実主義者」「物足りないが、突き上げられないタイプ」と評価している。僕も以前から「何をどうしたいのか解らん人、おれはここをこうするぞの意欲が全くない人、なれるチャンスが来たのでなった人」と評価してきてるんだが、中北先生とは共通してるようです。
確固たる自分からの発信がないから今回のタイム誌のような誤解（そりゃ岸田さんは「誤解だよ」と言うでしょうが）につながるんでしょうね。あるいは揺さぶられて真のところを確認されるんですよ。何者は解らんが、スキもあってつつき易いんだろうな。
5年間で43兆円もつぎ込んで、アメリカから古くなったトマホーク（相手に打撃を与える兵器）まで買うというんだから、「おっこれは軍事大国にしたいんだな」と思われてもしょうがないのかも。　日本人の我々は今の岸田さんのなさりようが他国からは「軍事大国への道」と見られやすい（見られかねない）という事実はしっかり押さえておくべきなのでしょうね。