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合唱団だけは最後

2013年10月19日 15時54分40秒 | 第九に挑戦
昨日の練習で素人合唱団だけの練習は最後だったようです。渡された「これからの予定表」には本番までの各練習日にやることが列記されてるが、歌だけじゃない。「衣装説明」「楽譜作成」「マエストロ稽古」「入場練習」などなど。当然ですが。
12月7日、8日は時刻入りで行動予定が書かれてる。気持ちは本番モードになる。

もうぶっ通しで歌わされる。良かろうが悪かろうが、とりあえず通して歌う。「体力が必要なこと」「自分でペース配分すること」そういう歌と違う要素を勉強させられてる。これも大いに必要なこと。僕はCDでの通し練習を繰り返してるのでこの練習には着いて行けてると思ってる。詞もメロディーもほぼ完璧になってる。できないのは前にも書いたが「ファ-ミ-ミ-レ」ときた後で「オクターブ低いファ」で新しい詞を歌い出すところ。ここは鬼門。気にすればするほどできない。諦めて、ここだけ周りの音を聞いて出るという手に出るかも。
一通り歌うと、次は頭から順番に「駄目だし」。いままでも注意されてきたことが相変わらず指摘される。しょうがないな。それとここへ来て今まで言われなかった点、つまりより細かい点の指摘がはいる。「この単語は子音をもう少し伸ばして」「流れるように」「この子音はもっと早く出す」。ひとつひとつ楽譜に書きこむと楽譜が注記だらけになる。
こうやって何度も歌い続ける。2時間半もすると疲れを感じる。最後の30分は先生も「もう疲れてるね。でもガンバレ」と言いながら歌わせる。第九は「体力勝負」なところがある。
次回からはセミプロの助っ人が来るらしい。テノールは応募団員が少ないので助っ人が必要なのは最初からわかってた。別のパートも後に助っ人を配置して、素人を強引に押してっちゃおうとの作戦だろう。そうです、素人だけじゃ潰れる可能性がありますからね。そうなったら第九じゃなくなる。興行側もそれだけは絶対に避けますよね。「でも皆さんはサボらないで、しっかり歌って下さい」だって。

いろいろ細かい点の指示が出だしてるが、マエストロの専権事項は全く指示されてない。このあたりマエストロの権限は絶大のようです。興行サイドから「この点どうしましょう?」と聞いても「僕が行った時に」なのだそうです。一番気になる「我々合唱団がいつ入場するか」もわかりません。僕の常識では第2と第3楽章の間でなんだけど、「最初からオケの後に控えてる」という話も出てるらしい。そうなると立ってるのか椅子に座ってるのか? 中高年ばかりの合唱団ですよ。そうか、マエストロも合唱団の歌能力や体力を知った上でいろいろ決めようと考えてるのかもしれない。歌の面 まだまだ細かい点を指摘されるとも聞いてる。

でも12月8日は確実にやってくる。
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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ここまで来ると! (hiromi)
2018-06-23 23:00:54
流石の大作!一曲を短編で歌うのとは訳が違う!たかが合唱、されど合唱!ここまで来ると体力勝負なんですね~、やったことない人間には想像つきません。
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公演2か月前か ()
2018-06-23 23:31:40
hiromiさん 自信と不安とこの時期ゆえにある初体験と 燃えてたね。 でも歌えない箇所もまだあったんだ。これが今どこをさしてるのかは解らん。まっ調べればすぐにわかるどろうけど。今現在はそんな不安な個所はないはずだな。
うん、そうなんだな、「第九の凄さ、魅力」ですよ。「僕第九歌ったよ、歌えるよ」っていえるのが一つの自信になってるんだろうな。
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オペラでなくても! (hiromi)
2018-06-24 23:48:43
第九は合唱だけでしょうに、それでも結構打ち合わせ事項が沢山あるんですね。団体でやることだし、当然ですか…。
そろそろセネガル戦ですね、お休みなさい(笑)。
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時間の中でこなしていく ()
2018-06-25 09:14:41
hiromiさん 確かに1人で歌うのとは違うでしょうね。オペラとなると動きでも人と合わせなきゃだから ややこしくなりますね。 お分かりでしょうが、そこが面白さの元ですよ。ヒロが子供だって「小さい芸術家」と呼ぶんだから。われわれも子供に「こうやったら」と教えるというより「ヒントをあげる」感じ。 こういうやり取りそのものが面白い。子供がヒロに質問するからね。
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わぉ、それは素晴らしい! (hiromi)
2018-06-25 12:47:31
私が子供時分には、思うこと考える事は沢山あったけど、臆病で質問したり前に出ることが出来なかったから。
その子は、と言うか子供達はそんな大人に囲まれた中でも質問出来るなんて素晴らしいですね!それはヒロさんが「子供」扱いせずに、「一人の芸術家」として尊重してくれてるからでしょうね。子供の時にこんな出会いがあって、成長したら!!先が楽しみですね。
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その子は顔なじみ ()
2018-06-25 14:11:36
hiromiさん 暑いな。 たまらん。 あぁ、梅雨があがってもこんな暑い日が来るんだを思い出させる。まいってます。
オペラ公演も毎回子供の出番があり、やはり公募してます。好きな子もいて、毎回参加してるので顔馴染みさんです。ヒロとの付き合いも長く、ヒロの人柄をしってるんだね。
僕の中にも「次回の練習であの子にこういう演技させてやろう」の構想有り。子供が入ると、どうしても親子になる。そうなるとお母さんはこの人ねといわれて、「にわか夫婦」になる。でもどんどん演技も変化していく。毎回ちがっていながら、だんだんある形にきまっていく。そんな創作ですね。
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