昨日今年最後の練習をやってきた。振り返ってみれば、コロナで思うように行かなかった歌活動だったが、僕にはいくつかの進歩があった年だったんじゃないかな。 まっ そんなことも書きながら。
・初耳の話 (へぇー物 の話)
椿姫で合唱が歌う最後の場面は三幕、主人公たちはめちゃくちゃ不幸な事態に悲しんでる時に外では社交界の酔っ払いどもがお祭り気分で楽しく騒いでる場面の演出。舞台は室内ですから、合唱は舞台に出ない、「裏歌」です。
もう一つ、この合唱の歌い出しとっても難しいのです。この前にヴィオレッタが悲しいアリアを独唱します。それが終わって、客席からの拍手が多分ある。それを適当に聞いたあとで、突然合唱が「酔っ払い気分」の歌を歌い出すんです。
歌う側にすると、出だしの音の高さを決める手掛かりが全くありません、かつ指揮者が見えない。いえいえ、裏にサブ指揮がいて、モニターで見るマエストロの指揮棒にあわせて棒振ってはくれるんですが、絶対に不安。
さらにこの歌、短いんですがやたら早い。もう早口言葉をメロディーに乗せて歌えといわれてるような歌。ずーっと自主練で覚えてきた僕ですが、「ここは無理」と覚えることを先延ばししてきた部分なんです。
昨日ここの歌い方を初めて教わりました。でもますます「歌える自信」がなくなりました。
一通り教わったあとで先生から「初耳の話」。「ここは難しいよね。そこでね、最近は『録音で流す』という手段を使うことが多いんだよ。」というのです。今回も先月マエストロが来た時に先生が「どうしましょうか? 録音でいきましょうか。」と持ち掛けたそうです。一旦はマエストロも了解したようなんです。ところが「ヒロ、あそこ生歌にトライしようよ」と言ってイタリアに帰って行ったそうなんです。我々には歌える「力」があるとマエストロが判断したのかな? ならば自信持つけど・・・。そうじゃないよな。 ともかく歌うことになった。使命、責任が大きくなったわけです。
失敗しても、成功しても先々「あそこ歌ったよな。あぁだったよな。」と話題ができるじゃないですか。やるからには挑戦しなくちゃです。
・最初っから一通り通して歌った
最後の合唱部まで教わった後、今年のおさらいで最初っから通して歌った。それぞれが自分の問題点を見付ければいい、全体としてこういう点気にして練習しよう。まっいろんな意味で今年の集大成でしょうかね。みんなこれが今年最後と思ったんだろうな、力入れて歌い切った。
今回初めて合唱団に参加された女性が練習後のLINEで、「皆さんの迫力凄いですね」と書いてきました。この人も「ノヴェッラ合唱団の、先生夫婦の虜になったな」を思う。自分も7年前そうだったんだよな。
そして、4月以降の練習日程が発表され、6月から「立ち稽古」の指令もでた。また一つ現実味がでてきたぞ。僕も今では舞台で動いて、からんで歌うのが好きで好きでのタイプになってる。 面白くなるのが見えてきた。
・大きな欠点、どうやって直そうか
さてさて、椿姫の方は順調と言っておこう。問題は「唱法での大問題」。前回も書いたと思うが、「艶歌風抑揚を付けてしまう癖」 これが直りません。いや、直す前にどこでそんな自己流唱法を使ってるのかが解らない(それくらい自分そのものなんです)。 昨日は独唱で歌う時その癖が出たら先生に「手を挙げて」と依頼までしたほど。「こういう状況だと癖でるね」まではなんとなく解ってきたけど、やろうと思ってやってることじゃないから直しようがない というのが今のところ。
年末年始はここの分析と癖の解消に励まないと。好きなアリアを歌えない。自分でも「これではもったいない」「これが直れば・・・・」という思いがあるんです。こう思えるようになったところが僕の今年の前進なんです。
・初耳の話 (へぇー物 の話)
椿姫で合唱が歌う最後の場面は三幕、主人公たちはめちゃくちゃ不幸な事態に悲しんでる時に外では社交界の酔っ払いどもがお祭り気分で楽しく騒いでる場面の演出。舞台は室内ですから、合唱は舞台に出ない、「裏歌」です。
もう一つ、この合唱の歌い出しとっても難しいのです。この前にヴィオレッタが悲しいアリアを独唱します。それが終わって、客席からの拍手が多分ある。それを適当に聞いたあとで、突然合唱が「酔っ払い気分」の歌を歌い出すんです。
歌う側にすると、出だしの音の高さを決める手掛かりが全くありません、かつ指揮者が見えない。いえいえ、裏にサブ指揮がいて、モニターで見るマエストロの指揮棒にあわせて棒振ってはくれるんですが、絶対に不安。
さらにこの歌、短いんですがやたら早い。もう早口言葉をメロディーに乗せて歌えといわれてるような歌。ずーっと自主練で覚えてきた僕ですが、「ここは無理」と覚えることを先延ばししてきた部分なんです。
昨日ここの歌い方を初めて教わりました。でもますます「歌える自信」がなくなりました。
一通り教わったあとで先生から「初耳の話」。「ここは難しいよね。そこでね、最近は『録音で流す』という手段を使うことが多いんだよ。」というのです。今回も先月マエストロが来た時に先生が「どうしましょうか? 録音でいきましょうか。」と持ち掛けたそうです。一旦はマエストロも了解したようなんです。ところが「ヒロ、あそこ生歌にトライしようよ」と言ってイタリアに帰って行ったそうなんです。我々には歌える「力」があるとマエストロが判断したのかな? ならば自信持つけど・・・。そうじゃないよな。 ともかく歌うことになった。使命、責任が大きくなったわけです。
失敗しても、成功しても先々「あそこ歌ったよな。あぁだったよな。」と話題ができるじゃないですか。やるからには挑戦しなくちゃです。
・最初っから一通り通して歌った
最後の合唱部まで教わった後、今年のおさらいで最初っから通して歌った。それぞれが自分の問題点を見付ければいい、全体としてこういう点気にして練習しよう。まっいろんな意味で今年の集大成でしょうかね。みんなこれが今年最後と思ったんだろうな、力入れて歌い切った。
今回初めて合唱団に参加された女性が練習後のLINEで、「皆さんの迫力凄いですね」と書いてきました。この人も「ノヴェッラ合唱団の、先生夫婦の虜になったな」を思う。自分も7年前そうだったんだよな。
そして、4月以降の練習日程が発表され、6月から「立ち稽古」の指令もでた。また一つ現実味がでてきたぞ。僕も今では舞台で動いて、からんで歌うのが好きで好きでのタイプになってる。 面白くなるのが見えてきた。
・大きな欠点、どうやって直そうか
さてさて、椿姫の方は順調と言っておこう。問題は「唱法での大問題」。前回も書いたと思うが、「艶歌風抑揚を付けてしまう癖」 これが直りません。いや、直す前にどこでそんな自己流唱法を使ってるのかが解らない(それくらい自分そのものなんです)。 昨日は独唱で歌う時その癖が出たら先生に「手を挙げて」と依頼までしたほど。「こういう状況だと癖でるね」まではなんとなく解ってきたけど、やろうと思ってやってることじゃないから直しようがない というのが今のところ。
年末年始はここの分析と癖の解消に励まないと。好きなアリアを歌えない。自分でも「これではもったいない」「これが直れば・・・・」という思いがあるんです。こう思えるようになったところが僕の今年の前進なんです。
新年を迎えて、歌練も更に緊迫しそうだけれど、体調を整えられて、本番に臨まれることを祈っております。
前にも言ったとは思いますが、「やるんなら一歩でも前で」「歌うんなら我流じゃなく、本流で」の思いだけは持ってます。
次に、じゃどうすっか? には理系発想が動き出すのはしかたありません。
今回も同じマエストロなので流石によい企画を出してくれました。マエストロの心意気に答えて頑張ってください。
歌い出すタイミングはサブ指揮まかせでいけるだろう。問題は音のキー。「レ」の音と「#ファ」の2つで歌い出す。何か道具が準備されるんだろうな。どうやるんだろうか? そこがまた楽しみ。自分で小さいハーモニカ持ち込んでもいい。おもしろいものです。