goo blog サービス終了のお知らせ 

まるでファッションショーのモデルさん

2021年06月14日 06時25分37秒 | オペラに挑戦
昨日のオペラ練習 歌は最後の20分だけ、あとはただただ姿勢と歩き方の練習だった。全く違う疲れがたまった。
師が今度の椿姫 いかに舞台上の品位を大事に考えてるかが解る練習だった。多分今度の公演でも踊られるだろうフラメンコ舞踊の先生を招いてまでの講義。
まず立ち姿から。この点はこの1週間中にLINEの中で合唱団のオペラセミプロの女性が「胸を張るのは正しいが、そっくり返るのは違う。まっすぐ立って、肩を後ろに引く感じ。」と教えてくれたが、ここは全く同じことを言われた。肩が前に出て、前かがみになる癖が日本人にはあると舞踊先生は言う。どうしてかね、やってみると確かにそうだ。自分でも大きく立ってる感じ、品が上がったような感じがする。日本人とヨーロッパ人の生活習慣から来る差じゃなく、19世紀と21世紀の生活様式の差なんじゃないかな。
姿勢がそれぞれ取れるようになったら、「じゃ歩いて見ましょう」で本ステージの上を下手から上手へ、上手から下手へと繰り返す。さらにそれぞれが歩いてる意味をイメージして、ということはスピードも方向もバラバラに歩き回る練習。歌なんて何も歌わない。ただ歩く。演出と舞踊の先生達は大いに喜んでる。よっぽどこれまでと雰囲気変わったんだろう。自分が歩きながら周りをみても、「うんそれぞれ雰囲気出して歩いてるな」を思ったからね。
それからターンの仕方とお辞儀の仕方を教わった。ターンはスマートにやろうとすればするほどぎこちなくなるんです。僕だけかもな。教えてもらって要点は掴んだつもりだけど、絶対品持ってできる自信はまだない。
要するにだ、動く場合左右の足への体重移動を意識すること(いーや、これは練習時で、本番ではそれが当たり前でないとダメ)、体重移動と上体の動きが一つになること(胸を張ってる状態で)、重心の位置が滑るように移動すること これなんだと解釈はできた。
男のお辞儀は難しくなさそう。あくまでも高貴な(そう思ってる)中年、腰を曲げないで、品を持って首だけちょっと曲げれば合格点じゃないか。女性のお辞儀はなかなかむずかしそうでした。バランス崩す人いましたよ。中腰で静止、足腰の力いるかも。
そんな動き方(立ち止まる、歩く、振り向く、回る、お辞儀する)を各自が周りとからんでやりながら冒頭2分程の合唱を2回やって終了。歌う時はしっかり立ち止まって歌うが基本。
先生が近い場所から動画撮ってた。それが今日公開されるだろう。自分を見るのが楽しみのような怖いような。 いやいや勉強、勉強。   普段では感じない「疲れ」を感じました。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本人 | トップ | 2回目の草刈りだ »
最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご苦労様でした、おきばりやっしゃ (オペラファン)
2021-06-14 11:07:03
ところで,昨晩のNHKBS3の、ラ・ボエーム良かったですね。ネトレプコの若いときで、映画仕立てだったけれども楽しめました。体操の選手だったので、腕などは筋骨隆々、死にそうなミミではなかったけれど,オペラとはそんな物でしょう。
返信する
録画してある ()
2021-06-14 14:57:41
オペラファンさん 録画はしましたが、見る時間無しで、見てません、来週ゆっくりみますよ。ボエームの中だとちょっとジミですが、最後にコッリ-ネだったとおもうけど、自分のコートと別れる思いを歌うね あの歌が好きだな。バリトンだし。
まっ座間はショーモデルも又楽しですよ。動画が公開されました。白州でゆっくり反省、研究です。
返信する
外套の歌ですね (オペラファン)
2021-06-14 19:26:36
あの歌であの幕が締まってるというか絵になるというか私も好きで楽しみにしています。
レパートリーに加えるべし。
返信する
あれですか ()
2021-06-14 23:23:35
オペラファンさん あれは「プロバンス」より難しいが実感。簡単には歌えません。
今ご近所の呑み会から帰って来たところで。もう寝ます。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

オペラに挑戦」カテゴリの最新記事